完走証到着 [2011ノリクラ参戦記 まとめ]
10/7にノリクラの完走証が届いた。記録自体はすでにわかっていることではあるが、今年もこれで完全にノリクラが終わったという気分になる。
同時に届いた娘の完走証と比べると、距離等を書いていないので、まるで私が無茶苦茶遅いみたい(^^;。
この機に、今年のノリクラ参戦記をまとめ、フォト掲載サイトや、友人知人のノリクラレポートも加えて一覧にしてみた。ネット上には、これ以外にも多数のノリクラ情報があふれているので、興味のあるある方は検索してみてください。
■参加レポート■
■フォト掲載サイト■
・フォト蔵 『2011ノリクラ』参戦記 [8/27・受付日]
~ 私が撮影した受付日の画像です。今回もフォト蔵を使用してます。
・フォト蔵 『2011ノリクラ』参戦記 [8/28・本番]
~ 私が撮影した走行日の画像です。今回もフォト蔵を使用してます。
・Cycling Photo Service (掲載期限:2011年11月30日まで)
~ 大会公認。正式に閲覧するためにはイベントIDが必要です。以下、私と娘の掲載分のみピックアップ。
・信州ふぉとふぉと館 (掲載期限:不明ですが、1年以上?)
~販売サイトではありませんが、毎年たくさん撮影されてます。私も掲載していただきました。
■『乗鞍』公式記録■
・第25回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 大会リザルト 公式記録
~私は「男子E(41~50歳)」ゼッケンNo.2249でした。
■お友達のノリクラ報告■
・年間300日くらいスポクラ通い人の日記☆
~ほぼ毎日ジム通いを続けている、東京理科大サイクリング部OBのハッスルHK改め、「ハスタ」さんのトレーニング日記。同じ寿家さんに宿泊する、お仲間です。
・坂を駆け登ること、風の如く
~山梨在住と言う環境を活かして、ヒルクライムのトレーニングを続ける日大農獣医学部サイクリング部OB「norikura1059」くんのブログ。同じ寿家さんに宿泊する、お仲間です。再度の入賞を目指してがんばって。
・自転車たまRUNブログ
~私と同じ日大経済サイクリング部の後輩、hiroshi-yさんのブログ。今回2回目のチャレンジは「目標達成ならず」とのことですが、10分近いタイム短縮は充分すごいことです。さぞ、トレーニングに励まれたのでしょう。同じ寿家さんに宿泊する、お仲間です。
・むらよし裏日記
~筑波大サイクリング部のOBむらよし氏のブログ。ランドナーで1時間20分のタイムをたたき出す健脚。ヒルクライムレースやその他の有名コースを、車載ビデオカメラで撮影して公開されています。今回のノリクラの映像はyoutubeに公開されています。この画像にシンクロして走れば、1時間20分ペース。
・High rate climb!
~毎年のように私の姿をビデオ撮影してくださるkinottyさん。今年も私の雄姿(?)を掲載してくれました。後日、「第26回マウンテンメイドさんin乗鞍」も掲載(^_^;。
・信州ふぉとふぉと館Blog
~長野県近辺の自転車イベントの画像を公開されている「信州ふぉとふぉと館」を運営されているjoojtvさんのブログ。何と、今年は競技中にクマがコース近くまで来ていたとのこと。無事にノリクラを終えることができたのは、joojtvがクマをけん制してくれたおかげかもしれません。感謝。
・和泉葛城山を登る!
~和泉葛城山でトレーニングを積んで、各地のイベントに参加されている河合さん。何と、今年は逆送してくる参加者と正面衝突して不本意な結果に終わったとのこと。参加者に危険を周知するために、リンクさせていただきました。まだご面識はありませんが、お近くなので峠でお会いすることもあるかもしれません。
・自転車(ロードバイク)どうでしょう!?
~「OHxH(オーバイエイチ)というアスリート(サイクリスト)向け新ブランドを育成する迷爆走中の自転車コミュニティページ」とのことですが、管理人の綿貫さんのイベント参加レポートは爆笑モノです。乗鞍レポートも秀逸。facebook友達。
・mixi日記(みわっちさん)
~日大工学部サイクリングOBみわっちさん。学生時代から主将会でつるんでいた旧友。ノリクラ初参加の11年前に偶然再会して、以降は彼の常宿だった寿家さんの仲間に加えていただきました。日記の閲覧は、mixi会員登録が必要です。
・mixi日記(サムさん)
~みわっちさんの先輩になる日大工学部サイクリングOB。名古屋に引っ越してからは呑み会や自転車ライドの機会が増えました。日記の閲覧は、mixi会員登録が必要です。
・mixi日記(iwaさん)
~サムさんとのご縁で今年から寿家に宿泊するノリクラ仲間に加わったiwaさん。奥様のご実家が滋賀とのことで、これからご一緒する機会もありそうです。日記の閲覧は、mixi会員登録が必要です。
■雑誌掲載■
・サイクルスポーツ
~「取材(インタビュー)」は受けなかったんですが、下山後の姿を撮られていたようです。声を掛けて頂ければいくらでもポーズを取ったんですが(^^;。
・ファンライド
こちらも、走行中の姿を撮影されたため、取材はありませんでした。2誌も掲載いただけるとは予想外でした。今年のコミックエントリーは大成功です。
■コースマップ■
POLAR CS200cad スピードセンサーの位置調整
9/10の150kmロングライド [名張往復]の途中から調子が悪くなったPOLAR CS200cadのスピードセンサー。スピードを検知せず、当然距離も記録されなくなった。iPhoneで記録が取れるとはいえ、バッテリー消耗を考えると画面を表示したままで長時間走ることはできないし、レスポンスや精度も今ひとつ。
やはり、バッテリー残量を気にせずに使用できるスピードメーターと距離計は必要だ。心拍センサーとケイデンスセンサーの情報はちゃんと検知しているので、本体の故障ではなさそう。
検知しなくなったスピードセンサーを8月に再購入したばかりなのに、2ヶ月も経たずにまた不調なので頭が痛い。幸い(?)、先日の残暑の奈良ポタリング [大和高原・木津川・東大寺]の際に本体を近づけるとスピードを検知することを発見した。この短期間で電池消耗とも考えにくいが、使い始めたばかりの時にはちゃんと検知していたので、何らかの原因で電波の出力が落ちたのだろうか?
修理に出すのも手間だし、海外購入品の保証が有効なのかもわからない。そのうちPOLARに聞いてみようと思うが、とりあえずセンサーをできる限り本体に近づけることにした。
ホイールマグネットをニップルに当たるまで一番外側に動かし、スピードセンサーも上に動かした。そうするとブレーキに干渉するので、フォークの後ろ側にセンサーを移動。
再セットを終えてテストしてみたら、ちゃんとスピードを検知するようになった。購入当初からスピードが低速(10km/h未満)に落ちると検知しないことが多かったが、今回は5~6km/hでもちゃんと表示されている。一時的な現象かもしれないが、低速での検知不良に悩んでいる方は試してみる価値があるかも。
こうなるとさらなる検知性能向上のために、センサーとメーター本体をもっと近づけられないか、とも思ってしまう。スピードセンサーの位置は限界なので、ハンドルバーサイズのパイプを増設するマウントなどを利用して本体をセンサーに近づけるとか、いっその事フォークに本体を装着するなんてことも考えたが、見にくいし重量増になるので本末転倒だろう。
心拍計(ハートレートモニター)は高額なものだし、なまじかなパーツ購入ができるので、ひとつのパーツが壊れたくらいではなかなか買い換えられない。2006年11月の購入以来、心拍センサー、本体2回(うち1回は無償修理)、ケイデンスセンサー、そしてスピードセンサーを交換(または修理)しており、5年近く使用するうちに主要部品は全て入れ替わった。
度々の故障に加え、普段から検知不良や誤動作にも悩まされているが、他のメーカーもこんなものなのだろうか? 試しに乗り換えてみたいところだが、なかなかそちらに回せる余裕ができない。
■本日のフォトアルバム
posted by (C)猛虎参號
初アワイチ [淡路島一周]
前々からアワイチ(淡路島一周)をしたいと思っていたが、「淡路島サイクリングマップ」を入手したり、サイクルスポーツ誌のウェブページで2011淡路島ロングライドの紹介記事を見たりで気持ちが一気に高まった。
数日前まで天気予報が良くなかったこともあり、今週の実施は見送りかと思っていたが、いい具合に天候が回復してきた。
03:30過ぎに起床。なかもず駅から朝5:09発の地下鉄御堂筋線に乗車。
梅田駅に05:39着。JR大阪駅で6:00発の東海道・山陽本線快速に乗車。
淡路島に渡る淡路ジェノバラインの乗り場まで徒歩10分とのことだったので、輪行袋を担いで走れば1本早い便に乗れたかもしれない。とは言え腰痛持ちの私は無理が利かない。エスカレーターやエレベーターを使うので、大阪駅でも乗り換えにずいぶん掛かった。駅前で輪行を解いて自転車を組み立てるが、取りあえず走れるようにだけして、出航5分前にジェノバライン乗り場に到着。
初めての乗るので勝手がわからず、あたふたと切符を買い(大人450円、自転車200円)乗船。自転車は乗車状態のまま載せられるが、デッキに固定されたので海水を被るのではと不安。私より先に来た自転車は船室内に固定していたので、運がよければその心配もないのだろう。
7:20明石港を出航。高速船なので、かなりのスピードで海を疾走していく。
船上でヨメさんからメールが届いた。
「淡路島サイクリングマップ、テーブルの下に落ちてましたよ」
しまった! 肝心なモノを漏ってこなかったようだ。
わずか13分で淡路島の岩屋港に到着。運航中は近寄れなかった自転車を確認してみたが、目に見えて濡れている所はない。ホッとしたが、海が荒れている日や雨の日は、塩水に濡れることを覚悟しないといけないだろう。
岩屋港でドリンクを準備して、ストレッチ。幸い、サイクリングマップは岩屋港にも置いてあった。やれやれだ。
7:45いよいよ一周約150kmのアワイチがスタート。右回りのルートは島一周の基本通り。道路の海に近い側を走るので、より景色が楽しめるし、陸側に比べて横断する道路が少ないのでスムーズに走れる。
景観のよい小島があったので、出走して数十メートルで停止。国生み神話のオノコロ島とも言われる絵島だ。じっくり見たいところだったが、先が長いことを思い出して撮影だけで再出走。
5分ほどでコンビニを発見して、また停止。停止して実感したが、今日は北風が強い。天気予報で知ってはいたが、帰路が向かい風になるので不安。
携行食にミニチョコパンを購入。ホントはあんパンが良かったのだが、見当たらなかった。
ようやく安心して走れる装備が整った。ミニチョコパンを早速1個口に放り込んで、再々出走。
気温は20度くらいで、自転車に乗るには最適な気温。追い風に乗って、足も快調に回る。30km/h超のペースで海沿いの平坦路を、一路南下する。キラキラ輝く海原の向こうには、大阪が見えるので不思議な感じだ。
なぜか(当然?)観光ガイドには全く載っていない「世界平和大観音」。地元出身の金持ちが立てたモノらしいが、周辺にも不釣り合いな造形物がいくつも立っている。現在は閉鎖されて荒廃しており、地元でも問題化しているそうだ。倒壊したらエラい事ですからね。
海沿いの県道76号線を進もうとしたら、大浜公園の脇でガードマンに遮られた。この先が災害復旧工事で通行止めとのこと。
仕方無しに案内された迂回路を進んだら。いきなり急坂。今日初めての本格的な上り坂が予定より早くやって来た。
峠らしき所で、やれやれ。日も陰ってきたので下りに備えてアームウォーマーを付ける。「迂回して山越えしてもらっているんです」って言ってたけど、大したことなかったな。
と思ったら大間違い。標識に従って左折した先は、まだまだ上りが続いていた。
結局、洲本城址のある三熊山を越えて、通行止め区間の反対側のバリケードに到達したのが9:43。海沿いを走れば6~7分で越えたであろう区間に、30分近くかかってしまった。
海沿いの南下を再開したが、交通量は激減し、相変わらずの追い風で走りやすい。とは言え、由良の手前辺りの海岸では風が強いせいか、波しぶきが道路にまで飛んできて路面を濡らしている場所がいくつもあった。クロモリ製フレームの自転車に乗っている者には気が重い事態。その度に徐行したり、道路の反対側に寄ったりしていたが、たまたま車がいると左端を走り続けるしかないときもある。
「サビる~!」と叫びながら、危険地帯をいくつか突破しているうちに左手に成ヶ島が現れ、この島が防波堤になって落ち着いた。
由良の集落(約45km地点)を越えるとやや内陸に入り、細い山道になる。激坂と言うほどではないが、思ったよりペースは上がらない。ノリクラから一ヶ月余、すっかり登坂能力が衰えてしまった。
ムリせずだらだら上っていると、「ナゾのパラダイス」という看板が現れた。板が打ちつけられた右半分に何か書いてあるのかもしれないが、詳細はわからない。
結局、そんな看板を5~6個も過ぎた辺りでひとつ目のピークを過ぎ、下っていく途中で・・・でかっ! 巨大な「ナゾのパラダイス」のゲートが現れた。「探偵ナイトスクープ紹介」との文字も踊っている。うさん臭さ全開だ。
閉鎖されたこのゲートに「入口はドライブイン」と書かれているが、ドライブインも閉まっていた。ドライブインの脇に、はるか下の方に続く道があるが先の長い今日は寄り道するつもりはない。地図では「立川水仙郷」のある辺りだが、一体どんなパラダイスが待っているだろうか?
後で調べたら、やはり立川水仙郷「でも」あったようだ。公式ウェブページは意外とまともな作りだが、「でも」と書いたのには理由がある。公式ウェブページの「パラダイス」はさらっとしか書いていないが、少し検索すればどんなところかわかるだろう。
もうひとつのピークを越えて、海岸沿いに降りてくると中津川組の集落。この辺りで50kmを過ぎ、ようやく三分の一を突破。時刻は10:30頃。ここからは淡路島の南東岸を進むが、平坦で海沿いの道が飽きるほど延々続く。空も海も青く、交通量は寂しいほど少ない。実に気持ちのよいロケーションだ。ただし、追い風はやや弱くなり、コンクリート舗装の区間が多いので、スピードを上げきれない。
10:42、約57km地点。南あわじ市に入る。この辺りからはアスファルト舗装になり、振動が減ってスピードが一段上がる。
ずうっと沼島が沖に見えていたが、渡船がある灘の集落で真横に並んだ。
11;07、約65km地点。渡船乗り場のそばにあった灘ターミナルセンターに立ち寄り、ひと休憩。
約15km続いたまっ平らな道はここで終了。ほどなく、やや急な坂が現れ、内陸に入りながら標高を上げていく。
峠を越えて下っていくと、阿万の集落が近づいてくる。ふと目についたのが田んぼの稲垣が井桁状に組まれていたこと。初めて見る形で、淡路島でもこの辺りでだけ見かけた。
県道25号線に入って、針路を北向きに転じると、先ほどから見えていた風力発電の風車が針路と同じ方向を向いている。ついに、向かい風だ。平らな道でもスピードを上げられずもどかしい。巨大な風車は、遠くからでも強い存在感。
阿万塩屋町の長い直線路の先に急坂が現れた。大きなカーブを描く道を上っていくと、さっき通ってきた直線路が見下ろせる。
11:52、約77km地点。峠を越えると、これから降りる福良の街が見える。約30km、コンビニ一つなかったが、福良はかなり大きな街のようだ。
造船所などが立ち並ぶ福良の街は、アワイチのほぼ中間地点とのこと。もっと先に知人が営んでいるレストランがあるのだが、まだまだたどり着けそうにない。朝食も早かったのでこれ以上遅らせるとハンガーノックが怖い。やむなく、福良で昼食にした。
iPhoneで検索して、手打ちうどん鼓亭に入店。12:06、約80km地点。
鶏うどんを頂いたが、麺は腰があってうまい。タマネギが入っているのが淡路島らしいと言えるかもしれない。
昼食後は福良の海沿いを走って、街の外れで県道25号線に合流。食後にいきなりひと上りさせられたが、鳥取海岸の景色は最高。遠くに先ほどの風車も見える。
「鳴戸岬3.0km」の小さな矢印が分岐にあり、地図を見ると県道より海沿いを走る道があるようだ。一度標高ゼロ付近まで降りるようなので悩んだが、そちらの道に入ってみた。途中の集落を過ぎると道は細い山道になり、かなり荒れている。
ちょっと心配になったが、無事に県道25号線の先にある237号線に合流した。
合流点にあった廃墟。料金所らしきゲートなどもあり、もともとなにか公共の施設があったように思える。今は駐車場だけが開放されているようだ。
13:19、約89km地点。ちょっとしたアップダウンを1kmちょい走ると、大鳴戸橋が間近に見える鳴戸岬の先端、道の駅うずしおに到着。ここからは本格的に北上コース。そろそろ疲れも出てきた身体で向かい風の中を走ると思うと少し気が重い。できれば無風か南風の時に走りたいものだ。
なんて事を考えていたら、ノリクラ仲間のみわっちさんから電話がかかってきた。仲間内のメーリングニュースに報告を入れていたりしたので、激励の連絡をくれたのだ。折しも、関東のノリクラ仲間の一部も日光方面を走っている最中。そちらにも連絡したそうだ。今日は、自転車ツーリング日和だ。
さあ、先はまだ長いので、のんびりはしていられない。鳴戸岬付近のアップダウンを終えればあとはほぼ平坦のはずだが、県道25号線に戻って北上するうちに、徐々に向かい風が強くなってきた。遮る山陰から出てきたからだろうが、もろにくらうと、20km/hを切る有り様。
丸山の集落で知人のレストランを探しウロウロ。結局、ネット上に掲載されていた住所が誤っており、どうやら海沿いの集落ではなく、山の上に見える別荘地にあるようだと判明。すでに20分ほどロスしており、先の見えない向かい風の中ではさらに寄り道するのも不安だ。残念ながら、今回は立ち寄らずに失礼することにした。近いうちにリベンジしたいものだ。
丸山漁港付近から見えた小島と、それを繋ぐ橋(?)。こちらも、今回は立ち寄らずに素通り。
丸山を過ぎると先ほど見えた風車群の真下を通る。その後も所々に風車が立っていた。
14:50、約110km地点。ようやく道のりの三分の二を過ぎた。湊の集落で県道31号線に入る。湊は瓦の生産地らしく、瓦の博物館なども見かけたが、橋にも鬼瓦(?)が埋め込まれていた。
そろそろ夕方の気配を見せる海岸、五色浜。15:02、約114km地点。海沿いは相変わらずの向かい風がツラい。
15:30、約121km地点。向かい風との格闘に疲れきって、都志のコンビニで大休止。豚まんを頬張り、ストレッチ。
再スタートして、高田屋嘉兵衛翁記念館を通過。司馬遼太郎 の『菜の花の沖』で知られた回船問屋、次の機会には寄ってみたい。その先のトイレに寄ったら、そこが生誕地だった。
北淡路では、あちらこちらで秋祭りを見かけた。話しには聞いていたが、淡路島は地車(だんじり)ではなく、ふとん太鼓のようだ。
16:46、約142km地点。浅野付近。明石、加古川辺りの海岸が、ようやく近付いてきた。もう、疲れきって首や肩も痛い。ロングライドをするなら、少しステムを上げておけば良かった。
淡路島の最北端付近。明石大橋の全景が見え、風が向かい風から追い風に変わってきた。あと少しだ。
17:45、約157km。ちょうど10時間で、スタートした岩屋港に戻ってきた。向かい風の後半はかなりツラかったが、ともあれ、無事にアワイチ完了だ。
18:00発のジェノバラインに乗り込んだが、行きよりも船が大きい。今回も船の後部のデッキに自転車を固定した。
出航すると、また明石大橋の下をくぐる。ライトアップが始まり、キレイだが、デッキにいると寒い。つい先々週は暑さに苦しんでいたのに、一気に季節が進んでしまった。
日が沈み、西の空には残照が残っている。今日のがんばりのごほうびになる、きれいな景色だ。
行き以上にスピードを出しているのか、波しぶきが上のデッキにまで飛んでくる。海面に近い自転車を積んだデッキはもっとひどいだろう。面倒だが、明日は塩をふき取る掃除をしなければ。
明石に上陸して、18:20頃明石駅に到着。輪行して駅で夕食を摂り、帰路についた。自宅についたのは21時頃。長い一日だったが、関西の自転車乗りのお約束のひとつであるアワイチを無事終了できたことに大満足。
意外と上陸が簡単な事もわかったので、そのうち再訪してみるつもりだ。次はもう少し寄り道して、観光もしてみたい。仲間を連れていくのもいいだろう。ただ、大人数だと一日で完全一周するのは難しいかな?
■コースマップ
(序盤約4km未記録)
■本日の走行記録(自転車)
・Cyclemeterの記録
スタート: 2011/10/01 7:45:52
完了: 2011/10/01 17:46:50
バイクタイム: 7:11:59
停止時間: 2:49:00
距離: 153.62km
平均スピード: 時速 21.34 km
最高スピード: 時速 53.15 km
登り:782 メートル
カロリー: 3297 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: 155.1km
消費カロリー:4714kcal
計測時間:9:59:59
平均心拍数:124
最大心拍数:164
平均速度:21.3km/h
最高速度:53.7km/h
平均ケイデンス: 82
最大ケイデンス:120
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:6:47:14
ターゲットゾーン内時間:2:54:21
ターゲットゾーン以上時間:0:18:24
走行時間:7:17:55
累計走行距離:2601.3km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
オフトレ、家族で奇勝探検 [どんづる峯]
この3連休は色々行事が多く、今日9/25しか身体を動かす日がなかった。オフトレ宣言をしておきながらこのところ自転車ライドばかりだったので、今日は家族サービスを兼ねて山歩きをすることにした。
とは言え、連休最終日に疲れを残すのもまずいので、長距離や標高の高い山は避け、屯鶴峯(どんずるぼう)に行ってみることにした。とは言え、県道にある駐車場からさほど距離があるわけでもないようなので、さすがに短すぎる。周辺のハイキングコースを探してみたが、ネットで下調べしても、なかなか情報がない。しかも、戦時中に作られた防空壕の跡があり、どちらかというと心霊スポットとして有名らしい。
ちょっとヤバい気もしたが、ようやくこんなサイトを見つけ、関屋駅方面に抜けるルートがあることがわかった。
県道703号線沿いの駐車場に車を停め、階段を上っていく。入口の説明看板には凝灰岩層が露出した学術的に貴重なものである旨は記載されているが、名前の由来やどんな風に奇勝なのかはわからない。屯鶴峯とは「鶴が屯(たむろ)している峰」という意味で、遠目に見ると白い岩の露出がそう見えるかららしい。
階段を上るとすぐに山道になり、先を行く息子が「お父さん、すごいで!」と叫びだした。木々の向こうが開けており、灰白色の岩が見える。
息子の後を追っていくと、木々が途絶え、景色が一変した。辺り一面、見事に真っ白だ。
かなり不思議な光景に、家族はみんな「すごい」を連発。うわさには聞いていたが、自宅からさほど遠くない大阪府県境に、こんな自然があるとは驚きだ。
ちょっとした東屋はあるが、施設らしい施設はなく、ただ白い岩肌が広がっているだけ。そんな異境にカマキリがたたずんでいた。今日はこの後もカマキリを何匹も見かけた。秋の産卵シーズンだからだろうか?
しばし風景を楽しんだあと、岩肌が開けた場所の西側にあった山道を進んでみることにした。情報不足でルートに確信はなかったが、きちんとした踏み跡もあるし、やがて向こうからやって来た若者たちとすれ違ったので、どこかに通じていることは間違いないと、先に進んでみる。
景色が開ける尾根筋から、やがて谷筋へ降りていき、また数人の山歩きの人たちに出会った。その一人に「防空壕にヘビがいるから気をつけて」と声を掛けられ、この先に例の防空壕があることがわかった。
防空壕の入口は目につくところに3つあり、それぞれ中を覗いてみたが(このために持ってきた)強力なライトで照らしても中を見通すのが難しい。うち2つの入口からは奥に光が見えたので、反対側にも開口部があるのだろう。底に水がたまっているので、中に入るのは断念。もっとも、たとえ底が乾いていても、心霊スポットと知って入れたかどうか・・・。
道中、公的な標識は何もなく、木々に巻きつけられた目印(ビニールテープ)を頼りに進んできた。県道のすぐそば以外は、自治体も推奨していないルートのようだ。この人気のない廃墟にも何の標識も、立入禁止の柵や標識もない。
秋だな、と思うのがキノコがやたらと目につくこと。専門知識がないので、採って帰ることはしない。
防空壕を過ぎると、道は平坦になったが藪が深く、歩きにくい。ルートの目印(ビニールテープ)も見当たらなくなった。ちょっと不安になったが、iPhoneのGPSのお陰で、少なくとも方向が間違っていないことはわかる。
ススキの葉でいくつか傷を作りながらも、ようやく車が通れる道に出てホッとする。標識も何もないので、逆から来たら入口はわかりにくいだろう。なぜか、道端の大岩に、供養塔のように石が積み重ねてある。
ダートの車道を進んでいくと、R165に突き当たったが、道の出口がフェンスで封鎖されていた。フェンスの脇からR165に出ることができたが、このルートはやっぱり 非公式なものなのだろうか? 逆から来ると、どこにも立ち入りを禁止するような標識はなかったが・・・。
そろそろお昼時なので、R165を少し進んだところにある香芝総合公園に向かった。ところが、R165は交通量が多いのに歩道がなかったり、あっても狭く、路肩の茂みが張り出して歩きづらい。序盤は張り切って先頭を進んでいた息子が、疲労と空腹でフラフラになっており、かなり危険を感じた。
なんとか無事に香芝総合公園に到着。ところが、この公園はプールがメインなようで、トイレもベンチも見当たらない。適当な日陰で弁当を広げようとしたが、蚊がたかってくる。場所を変えようにも、もう子供らは空腹の限界。仕方無しに隣接する住宅街の道端で弁当を広げた。
通行人に奇異の目で見られながら昼食を終え、R165と県道703号線で駐車場まで戻り、本日の山歩き終了。今日は湿度が低く、身体を動かすと汗が出るが日陰でじっとしていると涼しく、とても心地よい気候だった。ようやく秋を肌で実感したが、昆虫や植物にも秋を感じた。
サイクルスポーツ誌にも掲載していただきました [2011ノリクラ]
funride誌だけでなく、サイクルスポーツ10月号にも、私の姿が掲載されていましたヽ(^o^)丿。
下山後の様子を後ろから撮影されたようで、本人は気付いていませんでした。取材を受けたわけではないんですが、なぜか「10年連続出場」の情報が? 以前にも取材されたライターさんだったんでしょうか?
ノリクラへの出場は11年目だったんですが、確かにタイガースルックでの出場は10年目です。
自転車雑誌2誌に掲載となれば、今年のコミックエントリーは大成功です。また、来年に向けての励みになります。