吉野山花見ライド2012 [千早峠(金剛トンネル)-吉野口-水越峠]

昨日土曜は天候が回復次第走りだすつもりで準備を整えていたが、結局昼近くまで雨が止まず、その後も曇っていた。山間の天気が落ち着くまで待っていると帰路は暗くなりそうなので、出走は断念。本当は舞洲クリテリウムを観戦に行きたかったのだが、週に一度は自転車にも乗っておきたいので今日に持ち越した。
朝、目が覚めると、時計は5時近い。やばい、寝過ごした。目覚まし時計をセットし忘れていた。慌てて出走準備を整えるが、故障だらけの身体のウォームアップを疎かにするわけにもいかない。6時過ぎには何とか出走したが、予定より30分以上の遅れだ。今日は吉野山に足を伸ばすつもりだったが、時間が厳しくなってきた。
今週に入ってからの高温と雨で、近所の桜の盛りは週の半ばに一気に過ぎた。吉野山まで足を伸ばせば、今が盛りの桜を拝めるのではないかという目論見がすでに破綻しつつある。思い起こせば昨年も同じ目論見で吉野山まで足を伸ばしたが、標高の低いところはすでにかなり散っており、もうひとつだった。
往路の府県境越えはR310の千早峠(金剛トンネル)を越えることにした。観心寺の桜も散りつつある。
ほぼ8時ちょうどに千早峠(金剛トンネル)に到着。石川を渡る諸越橋からのタイムは53分36秒。観心寺で写真を撮っていたので、実走タイムは50分を切っているだろう。この時期にしてはまずまずのタイムを達成できたのは、登る途中でロードバイクを追い抜いてしまったから。抜き返されると恥ずかしいのでついつい頑張ってしまった。しかし、かなり疲れた。
奈良側に下る道は毎度のごとく絶景。今日は少し霞んでいるが青空で、吉野地方の山々から吉野川沿いの街並みまではっきり見える。
五條駅付近まで降りた時点ですでに8:30近い。昼までに帰宅するためには9時頃には引き返さないと間に合わない。あと30分で吉野山に到達するのはかなり厳しい。ともかく急ぎ足でR24に入り、さらに県道39号線に入って吉野川沿いにひたすら遡る。県道39号線は平坦で交通量が少なく、非常に走りやすい道。景観も良いのだが、何度も停車するわけにはいかないので、この写真一枚だけ。
久々に平地で必死で走ったが、吉野町に入った辺りで9時になってしまった。しかし、ここまできて引き返すのもシャクなので、15分リミットを伸ばし、ちょうど9:15頃に吉野山下千本を見上げる近鉄吉野駅に到着した。
桜の名所だけあって、すごい人出。とは言え、下千本の桜はかなり散っており、走ってきた甲斐がある風景には出会えなかった。標高の高い中千本、上千本、奥千本にまで足を伸ばす余裕はもちろんなく、すごすごと引き返した。昨年に続き、吉野の花見はもう一つだった。
帰路の府県境越えは最短コースである水越峠を越えることにして、下市口駅付近を抜けてR309に入った。河岸段丘を登る車坂峠は、標高差こそ少ないが急傾斜で、往路で消耗した身体にコタえる。
吉野口駅付近までダウンヒル。一気に下って、今度は大口峠。標高差は少ないし傾斜も緩いのだが、こんな峠でもツラい。
そして帰路の難関、水越峠への上りは予想通りボロボロ。フルインナーでヒイヒイ言いながら上る。途中の「祈りの滝」付近で、今日一番の桜を見かけて停車。日の当たりにくい山間に植えられているせいか、それとも品種が違うのか、まだつぼみもある7~8分咲き。自転車のすぐそばにまで枝が垂れて、写真映えもする。
桜に元気付けられ、残りの上りも何とかクリア。しかし、水越峠に11:30頃到着では昼までに帰宅は不可能。まだ帰宅までには小さな上りが3つほどあるが、すでにペースを上げる体力もなく、ダラダラとクリアして12:40頃、何とか帰宅。
寝過ごしたこともあるが、そもそも午前中ライドで吉野山まで往復するのはムリがあった。良いトレーニングにはなったが、やはり一日使うつもりでないと、肝心の吉野山が楽しめない。2年連続で今ひとつの結果だったので、来年こそは満開の桜を拝んでやろう。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/04/15 6:14:05
完了: 2012/04/15 12:41:03
バイクタイム: 5:00:33
停止時間: 1:26:17
距離: 108.50 km
平均スピード: 時速 21.66 km
最高スピード: 時速 55.22 km
登り: 1447 メートル
カロリー: 3149 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: –.-km
消費カロリー:3717kcal
計測時間:6:26:35
平均心拍数:131
最大心拍数:171
平均速度:–.-km/h
最高速度:–.-km/h
平均ケイデンス: 83
最大ケイデンス:118
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:2:51:58
ターゲットゾーン内時間:2:47:32
ターゲットゾーン以上時間:0:47:05
走行時間:-:–:–
累計走行距離:3370.7km(2010年12月10日より)
※スピードセンサー不調
■本日のフォトアルバム
大阪府境峠ライド、淀川以南ほぼ完了 [府道736号線-第二京阪-府道71号線-阪奈道路]

昨日土曜日にトレーニングに出られなかったので、今日日曜日に出かけることにした。さてどこに行くかだが、昨日mixiの友人であるサトさんが、キャノンボールの試走で東京から静岡の島田まで走られた。「キャノンボール」とは自転車乗りの一部で盛り上がっているロングライドで、狭義では東京-大阪間を24時間以内に走り切ること指す。そんなことに影響を受けて、今日はロングライド。
と言っても、明日は仕事なので今日は午前中に済ませたい。そこで、大阪府境ライドの続きをすることにした。淀川以南の峠はほとんど走破し、残る主な峠は府道71号線と阪奈道路のみとなった。
5:50に自宅を出走し、北上。白鷺駅そばの長池のほとりでは、桜もかなり開いているが、まだ五分咲きくらいだろうか? 花の盛りは今週半ばから週末にかけてとなりそうだ。
今日は内環状線(R309-R479)を通ってみた。追い風気味でもあり快調。途中いくつかスロープやトンネルを迂回させられる箇所はあるが、比較的大型車が少なく路肩が広めなので走りやすい。北上ルートのひとつとして頭に入れておこう。
延長にある第二京阪に入り、側道を走る。分かっていたことではあるが、寝屋川に入るとアップダウンが激しく、かなり走りづらい。実家のすぐばなので、近辺は勝手知ったるもの。実家や友人宅もあるが、今日は素通り。
交野に入り、天野川を渡る。奈良盆地から流れだす川は天野川、大和川、そして木津川の3つだろう。他2つは大河だが、こちらは可愛らしい流れだ。
今日の主要目標は府道71号線と阪奈道路の府境だったが、枚方付近には峠と言えないような標高の低い府境がたくさんある。第二京阪を外れて、気になった府道736号線の府境に寄り道してみたが、ちょっとした乗り越え道で峠と言えるようなところではなかった、iPhoneのGPSによると標高70メートルとのこと。この程度の府境まで対象に含めていくと、キリがない。走破対象を標高100メートル以上に限定しようか?
府境でUターンするのも味気ないので、京都側(京田辺市)に降りて第二京阪で折り返した。ここも標高は低いのだろうが、一応記録撮影。側道には府境の表示は何も無いので、本線上の表示を望遠で撮影。
本来の目標に戻り、R307に入り、さらに府道71号線に入って、軽くひと上りで府境の峠に到達。峠の直前の分岐に入るともうひとつ府境があるが、そこは以前に走破済み。まあ50メートルくらいしか離れていないので、同じ峠と考えてもいいだろう。この峠の名称を梅ノ木峠と思っていたのだが、本当の梅ノ木峠はもうひとつ先の峠のようだ。この峠の名称は不明。
京都側に下って府道65号線に入り、気持ちのいい田舎道を走っていく。
ピークを乗り越えると、すぐに府道72号線に突き当たるので右折。するとすぐに奈良県入り。この辺りは府県境が入り組んでおり。ちょっと移動するだけで次々と府県境を越える。
交通量の多いR163を避けて一つ北側の道を通り、R168に入って南進。南田原で右折すると富雄川が府境になっており、大阪府四條畷市に入る。同市の田原地区は生駒山系を越えて奈良盆地側まで大阪府になっている珍しい地域。実は清滝峠(走破済み)は府境からかなり離れた四條畷市の中の峠でしかないが、地形上はそれが自然なので府境の峠として数えている。
ここから阪奈道路の峠への近道になる、府道701号線に入った。まだ傾斜のゆるい地点に四條畷市の観光案内看板があり、この道が古来(本来?)の峠道である古堤街道に沿っていることがわかった。阪奈道路峠の名称がわからなかったのだが、この看板と帰宅してからネットで調べて、竜間越または中垣内越と呼ばれていることも判明した。私はより峠に近い地名に基づく竜間越と呼ぶことにする。
この看板を過ぎた辺りから、田原台の新興住宅地の中の急坂を上っていく。意外とハードな上りだったが、かつての峠道の風情はまったくない(^_^;)。
上り切ると阪奈道路(府道8号線)と合流。最後にふさわしいというような眺望も風情も何もないが、ともあれ竜間越に到着。枚方市の低標高道を除けば、これで淀川以南の大阪府境の主要峠は恐らく制覇したはずだ。そのうち地図の見落としがないかじっくりとチェックしてみよう。
阪奈道路は車では何度も走っているが、交通量が多く、車がスピードを出している危険な道。自転車で通ろうと思わなかったので、最後まで残っていたのだ。大東市に入って本格的な下りが始まると、高速ヘアピンカーブが連続して一気に大阪平野へ降りていく。
車に追われて停車する場所を探すのも至難の業で、眺望がよい所で止まることができなかった。ようやく停車した大阪稲荷山神社付近からは、もうひとつの展望。
平地に降りてきた後は家路を急ぐ。すでに11時近くなってしまい、どう考えても昼までに帰宅できない。ペースの上がる中央環状線に出て南進するが、弱い向かい風でスピードが乗らない。
大和川を越えたのが11:45頃。朝は寒かったが、昼近くなるとすっかり春の風情。
途中、近道を狙ったが、細道を右往左往してタイムロス。結局帰宅は12:40頃となった。
大阪府境の峠走破を完成させるために、今後は淀川以北に足を延ばす必要がある。とは言え南大阪の峠と違って午前中ライドでは厳しいし、春夏はノリクラのためのヒルクライムトレーニングを主体にしていく。本格的には、ノリクラが終わった秋冬からになるだろう。
◆淀川以南の大阪府境の峠(自転車走行可)
・走破済み:洞ヶ峠(R1)、河内峠(R307)、交野峠(府道7号線)、名称不明(R168)、清滝峠(R163)、暗峠(R308)、信貴山(通称ぶどう坂)、信貴山(高井田ルート)、信貴山(府道183号線)、穴虫峠(R703)、竹内峠(R166)、水越峠(R309)、千早峠(R310)、紀(伊)見峠(R371)、蔵王峠(府道61号線)、七越峠、鍋谷峠(R480)、和泉葛城山(牛滝ルート)、和泉葛城山(塔原ルート)、和泉葛城山(蕎原ルート)、和泉葛城山(粉河ルート)、和泉葛城山(中尾ルート)、和泉葛城山(犬鳴ルート) 、和泉葛城山(神通ルート) 、通称犬鳴峠(府道62号線)、風吹峠(府道63号線)、雄ノ山峠(府道64号線)、孝子峠(R26)、大川峠(府道65号線)、木ノ本峠(府道751号線)、猿坂峠(府道751号線)、【新】名称不明(府道736号線)、【新】名称不明(第二京阪)、【新】名称不明(府道71号線)、【新】竜間越(府道8号線/阪奈道路)
・未走破:枚方市の低標高道、その他見落としチェック中
・番外:高安山(信貴生駒スカイライン) ※信貴生駒スカイラインは自転車走行不可。ゲートを通らずに誤進入してしまい、気付かずにここまで上ってしまった。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/04/08 5:50:04
完了: 2012/04/08 12:39:00
バイクタイム: 4:34:52
停止時間: 2:13:47
距離: 105.69 km
平均スピード: 時速 23.07 km
最高スピード: 時速 61.11 km
登り: 807 メートル
カロリー: 2396 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: –.-km
消費カロリー:4092kcal
計測時間:6:49:04
平均心拍数:132
最大心拍数:—(異常値)
平均速度:–.-km/h
最高速度:–.-km/h
平均ケイデンス: 89
最大ケイデンス:120
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:2:52:49
ターゲットゾーン内時間:2:56:04
ターゲットゾーン以上時間:1:00:11
走行時間:-:–:–
累計走行距離:3367.0km(2010年12月10日より)
※スピードセンサー不調
■本日のフォトアルバム
スマホルダー改造 [iPhoneに最適化]

実走レポートが精一杯でなかなか更新できなかったが、久々の自転車いじりネタ。今日はトレーニングに出られなかったので、勤務先の商品であるスマートフォンホルダーを改造してみた。
もちろん、商品の改造行為は発売元の保証範囲外となり、本来受けられる不具合に対するサポートがなくなってしまう。不具合が起きても、責任はすべて自分で帰することになるので覚悟が必要だ。その旨はご理解いただき、気軽にマネはされないように願いたい。とは言え、この商品自体が安価なので、気軽に試すことができるのはありがたい。
この「B.free スマホルダー」はラバーバンドでプレート上に装着するという構造から汎用性が高く、恐らく現行のスマートフォンで装着できないものはないだろう。しかし、iPhone専用で使用することを前提にすると、ちょっと物足りない箇所があった。
モニター試用品として貸し出された製品を改造するわけにもいかないので、自分で新たにスマホルダーを購入し、改造作業開始。
まずは走行しながら充電できるように、iコネクタを装着できる切掛けを作った。コネクタ等のサイズを測って鉛筆で下書き。
切欠き予定部分の両端に縦にスリットを入れたら、今度はドリルで横にいくつか穴を開けていく。
最初はずっと一列に穴を開けていくつもりだったが、タイミング悪く電動ドリルがバッテリー切れ。すでに穴が開いていた部分をニッパーで強引に折り取った。短気を起こしたのが失敗で、折り取らない部分にまで白い筋がついてしまった。
失敗のせいで強度的にちょっと不安があるが、作業続行。今度は糸鋸で横向きにスリットを入れて切り取る。
ちょっと斜めになってしまったが、売り物にするわけではないし、これでいいだろう。
コネクターを差したiPhoneをセットして、問題のない事を確認。
これはiPhoneのマイクとスピーカーを塞がないためのものだ。これだけでもかなりスピーカーの音が大きくなった。理想を言えば穴をもっと大きくしたいところだが、ただでさで大きな切り欠きを作って強度が不安なので、この程度にしておいた。
そしてプレートの上部にも切り欠きを作る。購入状態のままだとプレートの上部がiPhoneのカメラレンズを隠してしまうので、撮影の度にiPhoneを少しずらしていた。ラバーバンド固定なので、さほど苦になるわけではないが、ないに越したことはない作業だ。走行中の動画を撮る際にはiPhoneの下部にスペーサーになるものを挟んで持ち上げた状態で固定したりしたが、レンズを露出する切欠きを作ってしまうのが一番機能的だろう。
糸鋸でスリットを2本入れ、角の丸みを残すために完全にスリットを繋げない状態でニッパーで折り取る。
iPhoneを当てて確認。想定通りレンズとその横のLEDを露出させることができる。
削りクズを掃除して、ラバーバンドを装着して最終確認。下部のiコネクタも、カメラレンズの露出具合も、マズマズだ。カメラの操作がスムーズにできるようになったので、自転車ライド中の撮影も増えるだろう。
■本日のフォトアルバム
和歌山市周辺の未踏峠ライド [猿坂峠-木ノ本峠-加太砲台跡-大川峠]

以前より計画していた和歌山市方面峠ライド。一緒に走りたいと言ってくれた方がいたので、仲間と共に走ることにした。ところが、当初予定していた昨日3/31は春の嵐。参加者の都合が良かったので一日延ばして4/1決行とした。
集合場所をJR和泉砂川駅としていたので、まずは近所の友人と二人で集合地点に向けて6:00過ぎに出走。R26に出て一路南下を開始したが、天気予報通り向かい風。先頭交代しながら走れば、集合時間には余裕だろうと思っていたのだが・・・。
出発から30分ほど前を引いて、友人と先頭を交代したら、あれっ! 友人の自転車の後輪がかなり振れている。アジャスターを一杯に緩めてもブレーキシューに接触する状態で、残念ながらリタイヤ。組んだばかりの後輪の初期振れが出てしまったようだ。出走間もないのが不幸中の幸いだった。
泣く泣く引き返す友人と別れ、一人旅で南下。あまり風が強ければ、海から遠く建物の多い(=風の弱い)府道30号線にずれようかと思ったが、朝のうちはまだ風がマシでペースが若干落ちるくらい。府道30号線に移っても大差ないと思われたので、道が広く、信号が少ないR26を走り続けた。
予定通り、約2時間で集合地点のJR和泉砂川駅付近に到着。不測の事態に備えて30分の余裕を持っていたので、こちらから同行者のデポ予定の駐車場に向かった。ほどなく車で現れたお二人、旧知のノリクラ仲間のみわっちさんと、初めてお会いするパワードSさん。お二人とも滋賀在住でmixi上で知り合って、何度か滋賀方面一緒に走っているそうだ。今回はわざわざ滋賀から遠征してくれた。
パワードSさんの愛車は古典的なランドナー。デッドストックだった旧車を最近入手されたとのことで、年式にもかかわらずキレイな状態。マファッククリテリウムやサンプレの前後メカなど、懐かしいパーツが満載だ。同じスチールバイク乗りとして、早速話が弾んだ。
8:30過ぎに3人であらためて出走し、今回の主要目標である猿坂峠、木ノ本峠に向かう。大阪府最南端近辺のR26旧道は、緩いアップダウンを繰り返し、交通量が多いので走りやすいとは言えないが、しばしのガマン。向かい風でもあるが、恐れていたほどではない。
深日交差点で右折して府道65号線に入ると徐々に交通量が減り、ひなびた雰囲気になってくる。
木ノ本峠へ向かう1本目の府道751号線を通過して、猿坂峠へ向かう2本目の751号線へ入る。分岐の橋で小休止。
猿坂峠へ向かう府道751号線は交通量が非常に少なく、序盤は傾斜も非常にゆるく走りやすいルート。
多奈川谷川の集落を過ぎたあとは道の狭い箇所もあり、少し傾斜が増したが、あっという間に猿坂峠に到着。
峠道を覚悟(期待?)していたので拍子抜けだが、ともあれまたひとつ大阪府境の峠に到達した。
道路から少し入った石碑のそばからは、和歌山市街地を見下ろす絶景。標高が低いとはいえ和歌山側は急峻で、見晴らしがいい。
来た道を200メートルほど引き返して、ダム湖の堰堤を渡る木ノ本峠への道へ入る。これも府道751号線になるらしい。五万分の一地形図には記載のない道だったので、状態がわからず心配だったが、幸い1~1.5車線の舗装路。ただし、甲山山頂近くまで上るので、傾斜はかなりキツイ。
四叉路すべてが府道751号線という分岐を右折すると、わずかな上りですぐに木ノ本峠。本日2本目の峠もさほど難易度は高くなかった。木ノ本峠には峠名を示す表示は何もなく、味気ない。ともあれ、これまたひとつ大阪府境の峠に到達。
木ノ本峠から和歌山側に下るとすぐに新興住宅街に入り、ひなびた大阪側との対比が不思議。平地に降りて、西ノ庄駅近くの「やぐらラーメン」へ入り、少し早めの昼食。
今回は和歌山ラーメンの賞味も目的のひとつ。和歌山市中心部の有名店に向かうことも考えていたが、明日は全員仕事でもあり、少しでも早めに動けるこの店を選んだ。私は基本の「中華そば」を注文。私はさほどラーメンに詳しくないが、醤油豚骨のスープで見かけの脂っぽさに反して意外とさっぱり。私好みだ。みわっちさん、パワードSさんと子育て談義などをしながら、しばしノンビリ。
昼食後は加太に向かったて西進したが、そろそろ強さを増してきた風が正面から吹きつける。先頭を引いているとそれなりにツラいが、加太までの距離は短く、ほどなく加太港の端にある淡嶋神社に到着。
梅や桜のほころぶ境内で、まずは本殿にお参り。それほど大きくない神社だが、観光客も多い。
人形供養の神社と聞いていたが、噂の通り人形がいっぱい! かわいらしいところにだけカメラを向けたが、実は心霊スポットとしても有名な所。大きめの人形がずらっと並んでいると、かなりの威圧感を感じる。夜に来るのはちょっと遠慮したい所だ。「写ってはいけないもの」が写ってはまずいので、やばそうな方向にはカメラを向けなかった(^_^;)。
人形供養だけでなく、針供養、安産、婦人病、歯痛、金運などの祠がたくさんあり、それぞれに色々なものが奉納されていたが、これまたブログで掲載するのをはばかるものが多い。興味の有る方は実際に訪れることをお勧めします。まあ、ネット上を検索すれば、色々出てくるとは思いますが・・・。
淡嶋神社付近からの眺望もなかなかのものだが、これからもっといい場所(?)に参加者お二人をお連れする。加太の集落を離れ、県道65号線を北上。
ここだ! 見よこの急傾斜。(国民)休暇村紀州加太のホテルに向かう寄り道は、距離は1kmもないが、15%以上の急坂。
坂の途中の駐車場付近に自転車を駐め、遊歩道を数百メートル歩いて行くと展望台がある。友ヶ島の向こうに淡路島を見下ろす紀淡海峡の絶景は、晴れているならぜひ訪れて欲しい眺望だ。
付近ではバードウォッチャーの集団や、なぜかモデル撮影会も(後ろに写っています)。
展望台のそばには旧日本軍の砲台跡がある。風光明媚な紀淡海峡だが、飛行機のない時代は敵船の侵入を防ぐ重要な防衛ポイントだったのだ。火薬庫に降りていくと真っ暗なので、ライトの持参がおすすめ。
寄り道を終えて県道65号線に戻ると、すぐに大川トンネル。その直前に自動車通行止めの旧道、大川峠への分岐がある。私自身は数年前に峠を越えたことがあるが、標高は大したことなく、傾斜もさほどではない。しかし、その時は落石や倒木が散乱してかなり荒れていた。最近はさらに荒れているとのうわさも聞き、峠からの眺望が開けなかったこともあってトンネルで通過することを考えていた。
しかし、道路標識には通行止めのマークの下に「自転車通行可」の表示。これを見てパスハンター パワードSさんが燃えた。時間的もまだ余裕があり、せっかくなので旧道に突入。
ゲートの脇を抜けて旧道に入ると、以前より格段に路面がきれいになっている。どうやら最近整備されたようだ。
ほどほどの傾斜をものの5~6分で大川峠に到着。ただ、ここには何の標識もなく、少々味気ない(ポールが立っているので、かつては標識があったのかもしれない)。展望もないのが残念だが、車の全く来ない道は、自転車パラダイスだ。ただし我々も数台の自転車と行きあった。音がしないだけ接近に気付きにくいので、右車線を通るのはやめた方が良い。
ひと下りして県道65号線に戻り、府県境を越えて大阪府へ戻るあたりからは風も追い風気味になり、海沿いを気持ちよく飛ばす。しかし、程なく前輪に違和感が・・・恐れていた事態の再発、パンクだ。普段一人で走っている時には、せいぜい年に1~2回程度しかパンクしない。しかし、ここ数年みわっちさんが一緒の時になぜかパンクが多発する。
一昨年のビワイチでは2回、昨年のしまなみ海道では4回もパンクが続き、冷や汗をかいた。そこで私が提唱しているのが触媒理論。「私が悪いのではなく、誰か私のパンクを招く「触媒」になっている」という責任逃れのための苦し紛れの理論だったが、いずれも同行者の中にみわっちさんがいた。今回パワードSは初めてご一緒するので、消去法でいくとみわっちさんが触媒ということになる。
冷や汗をかきながらのパンク修理を終えて、再出発。深日交差点でR26に帰ってきたが、往路の通り楽しい道でない。そこで、新ルートを探しに海に向かってみた。実は先日、得意先のショップさんに「海沿いに自転車向きの道がある」と聞いていたのだ。
集落内の細道を抜けると、みさき公園のある半島の海沿いにいい感じの道が続いていた。途中、ややわかりにくいところはあるが、iPhoneのマップソフトが活躍した。箱作海水浴場あたりまでは、自転車向きの道が続いているといってよいだろう。少なくともR26とは雲泥の差だ。
気持ちのいい道が続くせんなん里海公園付近で、今度はパワードSさんがパンク。今度は見守る方なので気は楽。聞くと、昨年2回しかパンクしていないが、そのいずれもみわっちさんと一緒だったとのこと。みわっちさん本人も、パワードSさんと一緒のツーリングでバーストしている。私以外のパンクまでみわっちさんが結びつくと、苦し紛れの触媒理論も信ぴょう性が出てきた。
少々引きつった顔のみわっちさんに、ニヤニヤしながら「ここまでくると、もうタタリやね」と話しかけると「お祓いしてもらわないと」と返された。GW明けの伊勢志摩ライドで、伊勢神宮に寄る予定なので、そこでお祓いしてもらおうという結論になった。
箱作海水浴場の端まで来るとiPhoneでも道が見当たらず、一旦南海本線を越えて内陸に入り、また海岸沿いに出た。ここからも海岸沿いの道は続いているが、狭い歩道。道の状態が悪いところもあり、ついには階段まであらわれた。海に向けて伸びた小屋のひさしの下を走るような場所もあり、ほとんど人の庭を走っている気分。面白かったが、箱作付近の道は自転車向けとはとても言えない(^_^;)。
貝掛辺りまでくると、再び車も走れる道になったが、路面状況は悪くスムーズには走れない。まだもう少し先まで道は続きそうだったが、そろそろ内陸に向かわないと遠回りになる。鳥取ノ荘駅付近で内陸に入り、R26を越えて15:30前に集合地点に戻った。
みわっちさんとパワードSさんとはここでお別れ。今度は滋賀方面へのお誘いもいただいているので、ご一緒することもあるだろう。車に自転車を載せて帰路に着くお二人を見送りつつ、私は自宅へもうひと頑張り。
帰路もR26を北上すること約30km。多少の疲れはあるが、帰路は追い風で快調に飛ばし17時過ぎには帰宅した。
友人のリタイヤに私とパワードSさんのパンクと深刻でないトラブルは続いたが、風も大きな悪影響はなく、天気に恵まれた一日になった。一日の順延は結果としては正解だった。私の拙いホストでは色々至らぬこともあっただろうが、ご一緒いただいたお二人には楽しんでいただけただろうか?
今日のライドで大阪府境の峠をまた2つ走破。淀川以南の峠が残り少なくなり、未走は恐らくあと2つ。近いうちに完全走破するつもりだ。それが終われば、淀川以北の府境にも足を伸ばしていこう。
◆淀川以南の大阪府境の峠(自転車走行可)
・走破済み:洞ヶ峠(R1)、河内峠(R307)、交野峠(府道7号線)、名称不明(R168)、清滝峠(R163)、暗峠(R308)、信貴山(通称ぶどう坂)、信貴山(高井田ルート)、信貴山(府道183号線)、穴虫峠(R703)、竹内峠(R166)、水越峠(R309)、千早峠(R310)、紀(伊)見峠(R371)、蔵王峠(府道61号線)、七越峠、鍋谷峠(R480)、和泉葛城山(牛滝ルート)、和泉葛城山(塔原ルート)、和泉葛城山(蕎原ルート)、和泉葛城山(粉河ルート)、和泉葛城山(中尾ルート)、和泉葛城山(犬鳴ルート) 、和泉葛城山(神通ルート) 、通称犬鳴峠(府道62号線)、風吹峠(府道63号線)、雄ノ山峠(府道64号線)、孝子峠(R26)、大川峠(府道65号線)、【新】木ノ本峠(府道751号線)、【新】猿坂峠(府道751号線)
・未走破:梅ノ木峠(府道71号線)、名称不明(府道8号線/阪奈道路)
・番外:高安山(信貴生駒スカイライン) ※信貴生駒スカイラインは自転車走行不可。ゲートを通らずに誤進入してしまい、気付かずにここまで上ってしまった。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/04/01 6:07:04
完了: 2012/04/01 17:13:10
バイクタイム: 6:01:50
停止時間: 5:04:09
距離: 130.07 km
平均スピード: 時速 21.57 km
最高スピード: 時速 53.59 km
登り: 493 メートル
カロリー: 3160 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: –.-km
消費カロリー:4527kcal
計測時間:11:10:24
平均心拍数:117
最大心拍数:171
平均速度:–.-km/h
最高速度:–.-km/h
平均ケイデンス: 85
最大ケイデンス:113
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:8:29:15
ターゲットゾーン内時間:2:24:15
ターゲットゾーン以上時間:0:16:53
走行時間:-:–:–
累計走行距離:3366.5km(2010年12月10日より)
※スピードセンサー不調
■本日のフォトアルバム
エミコ&スティーブ壮行会

本日は、大阪難波の居酒屋奴で、エミコ&スティーブ(シール夫妻)の壮行会が行われました。
シール夫妻は12年間に渡って自転車で世界一周旅行は続けてきたが、2001年にエミコさんのガン発病で中断して日本に帰国。しかしお二人の不屈の頑張りでガンを克服し、断続的に世界一周を再開。度々のガン再発で世界一周は中断しているが、今も前向きにガンと戦っておられます。日本では受けられない治療に取り組むため、この度スティーブの母国であるオーストラリアに旅立つことになった。お二人を見送るために、多くの友人や応援者たちが集まりました。
私はサイクルスポーツの連載当初から20年以上エミコさんの軌跡を追い続けているが、直接の接点はイベントで立ち話をさせて頂いたり、facebookで友達になって頂いたくらい。はっきり言って、一ファンに過ぎないのだが、自転車業界に棲んでいるお陰でお誘いを受けることができた。
私が存じ上げない方のほうが多いのだが、自転車関係者だけでなく、エミコさんが最初にオートバイで世界に飛び出した頃から縁のある方も集まっていたそうだ。
まずはエミコさんが登場し、会場は拍手。一見すると元気そうで、あの笑顔をそのまま。苦しいこともあるのかもしれませんが、皆の前では明るく振舞っておられます。
司会の松坂さん。今回の壮行会の発起人の一人で、数々の自転車イベントに関わる仕掛け人。現在はモトクロスインターナショナルに勤務されている。今は商売敵でもあるが、同じ日大出身で大学時代からご縁がある頼りになる先輩だ。この場に出席できるのも松坂さんのお陰だ。
テレビ大阪の田上さん。サイクルモードを立ち上げ、発展させてこられた功労者。この度の異動でサイクルモードの運営からは離れられるとのこと。残念だが、これからは私人として自転車を楽しんでいくとのことだった。
自身もエミコさんとご縁がある、居酒屋奴のオーナーの音頭で乾杯。続いてご縁のある方のスピーチが続く。
連載当時にサイクルスポーツ編集長だった宮内さん。連載当時は、手書きの原稿用紙でやり取り。写真はポジフィルムなので、一度日本に送って現像し、プリントした写真をエミコとスティーブの行く先に送り返す。そこでようやく撮った写真を確認できるので、個別の写真にコメントができる。といった、デジカメやインターネットの普及していない時代の、苦労について裏話を披露していただいた。
タイヤ等のサポートをしていたパナレーサー(パナソニックポリテクノロジー)の宮路さん。
今回、お隣の席に座ることができた、元自転車選手の上阪卓郎さん。20年ほど前、ニューサイクリングに連載されていた頃から軽妙な文章のファンで、直にお話できて感激だった。現在は玉出でダイニングバー タクリーノを経営されながら、「たくりーの」ブランドのケミカル用品などもプロデュースされている。
1時間近く遅れてもう一人の主賓、スティーブさん登場。引越しの準備が手間取ったそうだ。英語と日本語を交えた挨拶に、場も盛り上がる。
エミコさんもスティーブも笑顔で会場内を歩きまわり、いろんな方々とお話をされる。
前のお席に座った、すうらいさん。お二人とお話したり写真を撮ったりされていた。
私もスティーブさんとツーショット。直接お会いしたのは昨年の「みんなの輪チャリティーライドin奈良」だけなので、憶えてはおられないだろうが気さくに撮影に応じていただいた。
ロンドンパラリンピックセーリング日本代表選手の西山克哉氏。ビルの7階からの転落事故で障害を負ったが、諦めずに力を取り戻した方だ。
両親が奄美大島の南にある加計呂麻島出身のシンガー、シーガン山下さん。「例え1%の可能性があるなら前に進んでいく」とエミコさんの生き方を歌い上げ、参加者の感動を誘った。
壮行スピーチのトリは英語落語の大安吉日ことダイアン吉日さん。最も遠方であるイギリスからの参加者と紹介されたが、今日は大阪市内(天六?)からお越しとのこと。
そして時間はあっという間に過ぎ、エミコとスティーブの締めの挨拶。シーガン山下さんの歌の通り、可能性は決して高くないのかもしれないが、お二人は諦めることなく前に進み続けて奇跡を起こしてきた。これから向かうメルボルンにはスティーブの家族がいる訳でもなく、病院が決まっているわけでも、住む家や仕事が決まっている訳でもないそうだ。ゼロからのスタートですと決意を語るエミコさんには、それでもずっと笑顔。
スティーブは「私たちのウェディングパーティーをありがとう」とジョークを飛ばし、挨拶を明るく締めくくった。
エミコさんは周囲の応援に感謝していたが、お二人の頑張りが私に力を与えてくれている。感謝したいのは私の方だ。お二人の進んできた、そしてこれから進んでいく歩んでいく道を考えると、小さなことに悩んでいる自分が情けなくなる。お二人の真似はとてもできそうにないが、その何十分の一でも小さな奇跡を起こせればと思う。
一人一人、エミコさんに朝顔の種をもらって会はお開き。図々しいことだが、退出の際に2002年に発売されてすぐに入手していたエミコさんの本「ガンを越え、めざせ地平線!!」に、サインをしていただいた。今までも苦しい時に時々読み返していたが、「ずっと走り続けます」と一筆入れていただいた本は、これからも私の人生の道標になるだろう
嬉しいことに私の名前を憶えておられ、「これからもよろしくお願いします」と声を掛けていただいた。そう、これからまだまだ二人の戦いは続く。下世話な話だが、治療には多額の費用も必要になる。今回の壮行会の会費の一部もお二人への支援金としてお渡したが、まだまだ支援は必要だ。
お二人を支援するお気持ちのある方にはぜひ、モンベルさんの実施しているシール・エミコ支援基金にご協力をお願いします。そして二人を応援するメッセージや、「気」を送ることもよろしくおねがいします。
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