時迫り好敵手(ライバル)多き峠道 [千早峠(金剛トンネル)-竹内峠]

いよいよ来週末はノリクラ本番。トレーニングも総仕上げ・・・であるべきなのだが、今年は体調が思わしくない状態がいまだに続いている。水曜の暗峠アタックの翌日は外出もせず完全休養日にして回復に努めたが、3日後の今日になっても、身体がだるく調子は上がらない。
とは言え、直前のハードトレーニングは逆効果なので、この週末がまともにトレーニングできるラストチャンス。だるいのも、ほぼこれがデフォルト化してきた。無理矢理でもできる限りは走っておく。
なかなか寝床から身を起こせず、自宅出走はやや遅れ5:45頃。恐らく次の水曜に鍋谷峠に上るし、3日前に暗峠に登ってきたばかりなので、ダンシング主体の急傾斜は避け、シッティング主体の緩傾斜である千早峠(金剛トンネル)に上ることにした。
6:40頃、河内長野駅で小休止。駅裏の諸越橋から上りはじめたが、今日は心拍も上げられずポタリングペース。
朝から汗が流れる暑さだったが、観心寺前でも25度とやはり気温が高い。
ゆっくりしたペースで上っていたが、前方にSakataniさんのジャージを来た方がさらにゆっくりと走っている。挨拶をして追い抜いたが、お御足を拝見するにかなりの脚力をお持ちのようだ。今日は長丁場なのでセーブしているのか、それともアウター縛りなどのトレーニング中か?
後ろから見られていると思うと気合が入り、少しペースが上がったが、終盤の石見川からの急傾斜で再び失速。今度は後ろから来た別のローディーに気持よく追いぬかれた。
心拍も最高で167までしか上げられずに、7:40頃千早峠(金剛トンネル)に到着。タイムは52分26秒とやはり振るわない。絶不調の8/4の記録よりは4分半ほど早いのでまだマシだが、せめて50分は切りたいところだ。
小休止する間に、先ほどのsakataniジャージの方を始め、次々自転車が上がってくる。
暑い中、早朝から随分と自転車人口が多い。来週末には私のように全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に出場する人や、シマノ鈴鹿ロードに出る人もいるのだろう。
午後は不安定な天気との予報だったが、今のところは晴れ過ぎなほど晴れて、峠の上でも暑い。奈良側に下る途中の定点観測地点でもやや霞みながらもキレイな風景を見ることができた。
今日はどうせトレーニングと言えるようなペースでは走れそうにないし、このところ同じルートばかりで飽きていたので、久々に別ルート。下る途中のヘアピンカーブでR310を離れ、山沿いの間道を通って県道261号線に入った。
そのまま延長線上の県道30号線を進んだ。眺望は悪くないのだが、相変わらずアップダウンが厳しく、大型車の通行が多い。加えて、日陰の気配もなく、とにかく暑い。
普段はこの名柄交差点を通るR309(の旧道)で帰阪することが多いが、調子の上がらない身体で水越峠の急傾斜を上るのが億劫。いっそ、大和川沿いに峠なしで帰阪するプランも頭をよぎる。
R309を素通りして、県道30号線をダラダラ進み続けたが、大型車に何度もあおられる。しまいにダンプカーにクラクションを鳴らされて、もうイヤになった。今日は車と張り合う元気もない。
停車してiPhoneの地図を見て、さらに山沿いに進もうと、(大和)葛城山ロープウェイ乗り場に向かう県道213号線に入った。そこから間道を抜けて、前から気になっていた県道254号線に入ろうと思ったのだ。
いきなり、このルートを取ったことを後悔する上りが現れたが、戻るのもイヤなのでフルインナーでダラダラと上り、途中で右折して間道を山沿いに進む。アップダウンは厳しかったが、交通量がほとんど無く、山側も奈良盆地側も眺望の良いルート。
馬の鳴き声に、えっ? と思ったら、道沿いには乗馬クラブもあった。
県道254号線も交通量が少なく走りやすいルートだったが、ほどなく県道30号線と合流。また交通量の多い道を進むのがイヤで、合流点にある南阪奈道路の側道を竹内峠方面に進んで見ることにした。
半ば予想はしていたが、側道は単に上るだけでなく、かなり急なアップダウンを繰り返す。日陰もなく、9時を過ぎて気温も上がっているのでかなりツラい。
県道704号線との交差地点にあった「平石峠」の道標。車向けの標識のようで気になったが、帰宅して調べるとやはり舗装路ではなく、ナロータイヤの自転車で乗車して上れる峠ではないようだ(担いで越えた人はいるようだ)
しばらくして、ようやく勝手知ったる竹内街道(R309旧道)に合流し、谷筋の日陰の峠道にホッとする。人気のない旧道をダラダラ上っていると、まもなく竹内峠という地点でクロスバイクにぶち抜かれた。
峠で合流したR309にも、次々と自転車が上がってくる。今日はその後の道中でも、いつもよりたくさんの自転車乗りに行き会った。この暑い中、みんな頑張っている。やっぱり、来週のイベントに備えて走り込んでいる人が多いのかもしれない。
今日も調子が上がらず午前中ポタリングになってしまったが、加えてそれ以外にも不安材料がある。先週末の親族旅行で腰痛を悪化させてしまったのだ。腰にサポーターをしていれば暗峠にも上れたので、痛くて走れないようなものではないが、サポーターを巻いていると腹部を圧迫して普段より息が苦しいのだ。
できればサポーターなしでノリクラ本番に臨みたいところだが、一週間経過した今日もサポーターがないとツラい。来週までに劇的に改善するとも思えないし、今年はなかなか上手く行かない。暗峠に無着陸登頂したことを、ことさらに大騒ぎするのも何とか自分のテンションを上げようとしているのだ。直前で今日のような体たらくでは、不安もつのる。
まあ私の場合は、タイムだけか目標ではなく、「目立つこと」も大きな目的なので、それほど悲壮な思いでいる訳ではないが(^_^;)。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/08/18 5:43:09
完了: 2012/08/18 10:52:21
バイクタイム: 3:42:55
停止時間: 1:26:04
距離: 71.72 km
平均スピード: 時速 19.30 km
登り: 1578 メートル
カロリー: 1739 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: 71.4km
消費カロリー:2477cal
計測時間:5:09:02
平均心拍数:119
最大心拍数:167
平均速度:17.6km/h
平均ケイデンス: 71
最大ケイデンス:108
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:3:28:20
ターゲットゾーン内時間:1:23:14
ターゲットゾーン以上時間:0:17:28
走行時間:4:03:24
累計走行距離:4627.6km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
坂で今 汗が下しる 葉月かな [暗峠-榁木峠-斑鳩]

同行者を募って暗(くらがり)峠ライドを予定していた8/14は、大阪や京都で浸水や道路の通行止め、鉄道も止まるという大豪雨。前回の激坂トレライドといい、いくら雨男の私が主催するからといって、雨の確率が高すぎる(^_^;)。
順延して翌日8/15開催としたが、順延のために参加できなくなった方もおり、申し訳ないことになった。
仕切り直しの8/15。集合地のJR住道駅に向けて、堺の自宅を6時前に出走。今日も雨の可能性は残り、空は雲が多くどんよりとしている。今日上る暗峠は、アンテナの立ち並ぶ生駒山頂の右側の窪みだ。
途中で渡った大和川はさほどの水量ではなく、昨日の水も一段落したようだ。
7:25頃、JR住道駅に到着。集合時間の7:45まではまだ時間があるが、すでに自転車処ぽたりんぐぅの當眞店長が愛用の小径車を携えて待っていた。仕事を通じてお世話になっている當眞さんだが、今日は参加者として同行してくれた。
滋賀から輪行してきてくれたみわっちさんとメロー=イエローさんも、別の場所で自転車を組み上げていた。
もう一人、日程がずれたお陰で参加できるようになったnorikura1059さんもこちらに向かっているが、集合時間に間に合わないので先に出発することにした。集合写真を撮って、予定通り8:00に出走。
まずは恩智川に沿って南下する。恩智川も水は引いているが、最近大量の水が流れた痕跡がある。
暗峠前の観光。石切神社に立ち寄る。朝から人出が多く、お百度を踏んでいる人が何人も。
普段は寺社に立ち寄っても「家内安全」を祈願するのみだが、今日は「暗峠を無事に上れますように」というお願いも加えた。
事前に散々脅したので、メロー=イエローさんは押し歩き用のスニーカーまで持参していた。とは言え、ご本人は半分ネタのつもりだったらしいが・・・。
石切神社の本殿から、上之宮へと続く参道は乗って上れる「普通」の急坂(これから異常な急坂に行くので・・・)。土産物屋だけでなく、七福神、不動、大仏と神仏ごっちゃ混ぜの、ありがたそうなものが次々現れる。
近鉄を越え商店が途切れると石切神社上之宮が見えてくる。
上之宮は本殿に比べると人が少ない。歩いても結構ハードな坂道だし、多くの人は参道を上之宮へのお参りのためでなく、近鉄に乗り降りするために利用しているのかもしれない。
norikura1059さんが住道駅に着いたとの連絡が入り、追いつくまでの時間つぶしにさらに奥にある摂社、末社等を徒歩で散策。
願いが叶った御礼に生きている亀を奉納する「御礼池」は本殿にもあったが、こちらは焼き物の亀を納めているようだ。生きた亀は見当たらなかったが、巨大な鯉が豪快に跳ね、ビックリさせられた。周辺を一巡りして上之宮に戻り、急がずのんびり再出発。
R308に向かって横滑りしていくと、大阪平野を見下ろす絶景が現れた。しかしこの道は相当の急坂。水平になっている住宅の壁や縁石との角度を見て欲しい。景色はいいだろうが、住むのはかなり苦労するだろう。
あまりの急坂にメロー=イエローさんは半分(?)ネタ作りのためとは言え、スニーカーで押して下っていく。
近鉄沿いまで降りてくれば、傾斜は一段落。額田駅を過ぎてR308に出てくれば、ここが国道では日本一の急坂として知られる暗峠の大阪側入り口。
いきなりリング上の滑り止めがつけられたコンクリ舗装が待ち構えている。
ここでしばしの待機の後、norikura1059さんと合流。彼はわざわざ東京からの参加。順延により急遽参加できることになったので、移動手段も急遽手配。
最初は夜行快速ムーライトながらを利用するつもりだったが満席。夜行バスのチケットまで買って乗り込もうとしたら自転車積載を断られ、結局羽田空港で一夜を明かして朝一番の飛行機で駆けつけてくれた。いやはや全く、ありがたい話だ。
挑戦開始前に、簡単に暗峠の解説をしておこう。国道308号線の大阪府と奈良県の境、暗峠は標高こそ455mと大したことはないが、特に大阪側の勾配は近鉄奈良線との交差地点からわずか2.5kmで標高差400m以上を駆け上がり、平均勾配17.5%。終盤の緩傾斜を除いた1.5kmは、平均勾配20%という規格外の激坂。
さらに、最も傾斜の厳しい中盤のヘアピンカーブにはイン側37%という「壁」が待ち構え、国土交通省により国道で日本一の傾斜と認定されているとのこと(画像は昨年奈良側から上った際のもの)。傾斜だけではなく、狭い道幅と、意外に多い通行車両、木々に覆われ湿りがち(滑りやすい)の路面もあって、なまじの自転車乗りの挑戦をはね退ける、近くて遠い峠だ。
私自身は過去何度も上っているが、ほとんどは傾斜の緩い奈良側からのもの。大阪側からも数回挑戦したが、未だ足をつかずにクリアしたことがない。腰痛を患った2007年以降は完全に挑戦を諦めていたので、5年以上開いた久々の挑戦だ。
さあ、いよいよというところで、数人の少年たちが坂を降りてきた。ズノウのレーサーに乗った一人が、人懐こく話しかけてきて、聞いてみると埼玉県春日部市から仲間たちと(国道)1号を走ってきたとのこと。
噂に聞く伝説の坂に挑戦して、案の定厳しい道程だったようだが、目をキラキラさせて実に楽しげ。クラシックな装備や奇抜な格好に違和感もあるが、全力で自転車を楽しんでいる様子に心が暖かくなった。彼はこれから何十年も自転車に乗っていくに違いない。仕切り直してアタック開始。序盤から住宅の間を抜けて行く、かなりの急坂が立ちふさがる。初挑戦の仲間たちからは、「ホントかよー」なんて声も聞こえてくるが、まだまだほんの序の口ですよ~( ̄ー ̄)ニヤリ。
この辺りはまだ路面も乾いているし、砂やコケもない。車が来ても、一時避難できる駐車場や広場も多い。とは言え、ロードバイクのギア比ではツライ傾斜に、初挑戦の仲間たちは次第に足をついて止まり、後ろに見えなくなっていった。
残るは前26×後24Tという反則ギアをつけた私と、ノリクラで入賞したこともある剛脚のnorikura1059さんが足をつかずに上り続ける。彼は3年前にもこの坂に挑んでいるが、インナー39Tのノーマルクランクではさすがに太刀打ちできなかったとのこと。今回は34Tのコンパクトクランクで再挑戦だが、それでもリアコグは25T(だったかな?)と最軽と言うわけではない。
枚岡公園内に入ってくると、傾斜がさらに増し、しかも路肩は湿って滑りやすい。考えなしにダンシング(立ち漕ぎ)すれば後輪がスリップし、シッティングだと今度は前輪が浮いてウィリーしてしまう。前回挑戦した時には、限界まで頑張った挙句、ウィリーしてそのまま後ろにひっくり返り、ゴロゴロと坂を転げ落ちた。ヘルメットが初めて役立ったのが、ここの上りだったという凄まじい傾斜だ。
過去の教訓を活かし、前後輪への重量配分を慎重に調整しながら、必死で上り続けるがこれはかなり苦しい。もはや片手を離して撮影する余裕はないし、スマホやサイコンに目をやる隙さえなくなってくる。足つき無しでのクリアを目標にしているだけに、車が来ると本当に厳しい。細道で足をつかずにすれ違うのは至難の業だし、例え足をついて車をやり過ごしても再度走りだすのは、これまた至難の業。幸い、交通量はまだ少なく、車が来た時に一時退避できる駐車場がたまたまあったりで、何とか足をつかずにやり過ごす。
枚岡公園を抜けても厳しい傾斜は続き、時折り排水用の溝が横切る荒れた路面に何度もヒヤッとさせられたが、何とか転倒せずに上り続けた。リアコグに27Tを入れてないことや、3時間しか寝ていないハンデが堪えたか、norikura1059さんの姿も後ろに見えなくなった。これまでにないほど汗が吹き出し、激坂に落ちていく。息も心臓も苦しい。もう諦めて足をつこうか、というところで前述の日本一の傾斜のヘアピンカーブが現れた。
とにかくこのヘアピンに挑戦してから、と思い直し、覚悟を決めて突入! したが、アウト側に張り付くようなラインを取ったら、意外に楽にクリアできた。37%はイン側の傾斜なので、アウト側はこれまで上ってきた傾斜と比べればさほどでもなかったようだ。
このヘアピンの上にも急傾斜は続くが、一時退避できる脇道を見つけ、しばしグルグル回りながら休憩。ここまできたら、何としても足をつかずに上り切ってやる。
息が落ち着いたところで、残る急坂を上り、傾斜がやや緩くなったのが湧水「弘法の水」の近辺。ようやく再びカメラを取り出す余裕が出た。ここまで来れば終盤だ。
その後も断続的に急坂は出現するが、短く、傾斜もそれほどではない。やがて、ポカッと空が開け、集落や田んぼが広がる緩傾斜になる。
最後は石畳が現れ、暗峠の道標が出迎えてくれる。ついに無着陸登頂を達成! MTB並みのギア比と、途中の駐車場や脇道での一時退避がなければ絶対に達成できなかった反則気味の記録ではあるが、ともかく初めて足つき無しで大阪側から上ることができた。
今年は体調が悪く、不甲斐ないトレーニングが続いていたが、ノリクラ直前になってちょっとしたお土産をもらった気分だ。こんなキツすぎる急傾斜を上っても、ノリクラのトレーニングにはならないかもしれないが、それでも登坂の目標のひとつを達成したことは素直にうれしい。
停車して自転車を降りると、頭がクラクラする。上っている最中は心拍数をチェックすることも難しかったが、何度かのチラ見で180を超える数値が表示されていたので、今までにない厳しい負荷が身体にかかっていたのだろう。しばらくへたり込んで、休憩。
少し回復した頃にnorikura1059さんも到着。残念ながら足つきなしとはいかなかったようだが、高ギア比のロードバイクと寝不足では厳しかったのだろう。
と、その向こうに傾いた車が・・・。へたり込んでいて気が付かなかったが、脱輪だ。私は腰が悪いし、疲労困憊しているところではあるが、猫の手にくらいにはなればと駆けつけた。通行できなくなった対向車や後続車のドライバーをはじめ、通りすがりのハイカー、トレイルランナー、近所の住人まで、結構な人数が集まった。まだまだ人情は捨てたものじゃない。
やがて、残る仲間も3人も上がってきて、こちらも疲れているところだろうが、協力。その甲斐もあってか、脱輪車は無事に道路に復帰した。幸か不幸か、この脱輪のおかげで対向車が途切れて、後続の仲間たちは走り(押し?)やすかったかもしれない。
ひと仕事終え、後続の仲間たちはあらためて暗峠へ。峠の茶屋すえひろさんでかき氷などの冷たいものを頂いて大休止。
初挑戦の方々の共通した暗峠の感想は「予想以上」とのこと。そう、この峠の凄さを語っている人やブログは数あれど、写真や言葉には限界があり、実際に走ると想像をはるかに上回る凄まじさなんです。一度走ったこの方々も、当分この峠をネタにできるでしょう。
當眞さんは、かなり大変だったとのこと。一般的に上りに関しては決して不利ではない小径車だが、あれだけの急傾斜ではホイールベースが短い分、前後輪の体重配分がよりシビアになるらしい。 ポジションの自由度の少ないブルホーンバーも、この上りでは不利になったそうだ。荒れた路面も小径車には過酷だっただろう。
このすえひろさんには、自転車乗り向けのノートもあり、プロロードレーサーの辻貴光さんのサインも飾ってあった。
奈良側は大阪側よりマシな傾斜とはいえ、特に序盤はかなりの傾斜。その後も時折りコンクリ舗装が現れる。
振り返ると、山の上にはちょっと怪しげな雲が流れている。ちょっと不安。
南生駒駅前付近まで下り、そのままR308を進んで、今度は榁木峠への峠道。まずは住宅街の中を上って行く細い急坂を越え、一度下って大瀬中学の横で太い道路に出る。
続いて本格的な上り道。2車線で常識的な傾斜(乗って上れる)坂道が続くが、最後に細道になって短いが強烈な壁坂が現れる。前回クリアしていたが、今回は雨上がりのせいか、どんなに前後輪の体重配分を調整しても後輪がスリップして上れない。皆、押し上げたが、norikura1059さんだけは、乗ったままクリア(驚)。
後で聞くと、「体幹を鍛えること」だそうだ。前後左右のバランスと、引き足も活用したペダリングでトルクを一定に保ち、スリップを防ぐとのこと。「じゃあ、バランスボールが良いんじゃ?」と聞いたが、結局のところ自転車で坂を上るのが一番だそうです、ハイ。
ともかくも本日二本目にして、最後のまともな峠に到着。榁木峠も相当の急傾斜だが、暗峠の後では難易度は可愛いもの。
ただ、暗峠で消耗した後なので、楽勝と言うわけではなかった。
下りも国道でありながらわかりにくい細道で、時々停止しながら砂茶屋付近までたどり着いた。富雄川を渡る橋で、みわっちさんの自転車に異変発生。
パンクだ(^O^)。このところ、私の専売特許だった集団走行時のパンク連発はみわっちさんに引き継ぎ、私は平穏な日々が続いている。
プロフェッショナルの當眞さんにも手を貸して頂き、メロー=イエローさんはCO2カートリッジを提供。皆の協力でパンク修理は手早く完了。ただ、みわっちさんの前ブレーキの固定ネジが緩んでおり、左右クリアランスのアジャストネジも脱落していたことが判明。パンクが幸いしたかもしれない。
ブレーキシューを新調したばかりとのことだったが、かなり音鳴りしていたので、その振動が悪影響を与えたのかもしれない。當眞さんが調整して、音鳴りはほぼ解消。シュー交換の際は、硬化部分を除くために、シュー表面を薄く削ることを勧めておられた。
その間、私は手伝いもせずに、iPhoneで昼食場所を探していた。再出発して、当たりをつけたすぐそばのつけ麺屋に行ってみたが、かなりの行列なので、断念。しばらく富雄川沿いに下って、すしや勘太郎に入ったのは13時近くになった。
暑さのせいか、全員が冷やしうどん定食を注文。雲が多いのが幸いだが、今日はとにかく蒸す。まあ、大阪在住の者にとっては、毎度のことではあるが。冷水にお茶までお代わりして、水分補給。
遅めの昼食後はさらに富雄川沿いに下る。空には青い部分が増えてきた。雨が降らないのは良いが、やはり暑い。
途中からはサイクリングロードに入り、河川敷を走る箇所もあったが、どうやら昨日は冠水していたらしく土砂やゴミが散乱している場所もあった。
慈光院の見えたところで右折して富雄川を離れ、県道9号線を斑鳩方面へ。低い丘を2つほど超えると、道端に法起寺。
さすがに世界最古の木造建築というだけあって、入場料は結構高い。
時間的な問題もあって、今回は本堂や五重塔がある中心部は外から伺うだけにした。
近くにある藤ノ木古墳。10年近く前に訪れたときはまだ発掘調査中だったが、すっかり整備されていた。
後は、大和川沿いに下っていくだけ。土手上を走る遊歩道を経由してR25を下って、ゴールの高井田駅に15:30頃到着。
幸い、雨は降ることなく工程を終えることができた。
おつかれさま~、と今日を振り返る。メロー=イエローさんが、あらためて榁木峠の乗車登頂についてnorikura1059さんに質問し、体幹強化トレーニング方法のミニ講習会。山梨でトレーニング中に出会った今中大介さんに教わったのが、DHバーを握るような体勢でハンドルから手を離して上る方法だそうだ。
そう簡単に手放しで坂は上れないだろうが、ちょっと試してみますか・・・。その他にもアップダウンを繰り返す道でのインターバルトレーニング等々、今中大介直伝を色々レクチャーしてくれた。
輪行で滋賀に戻るみわっちさんとメロー=イエローさんと、近くにデポしている車で帰宅する當眞さんとは、ここでお別れ。當眞さんは、今晩のフェリーに乗って四国に渡り、明日はしまなみ海道を走るとのこと。いやはや、大変だ。
そしてnorikura1059さんは、これから友人のいる京都まで走っていくとのこと。こりゃまた、スゴイ体力。彼をR170バイパスまで案内して、志紀駅付近でお別れ。norikura1059さんとみわっちさんには再来週のノリクラでまた再会することになる。
先の長いnorikura1059さんの足手まといにならないように、ちょっと飛ばしてみたら、身体のあちこちの筋肉がだるく、かなり疲れていることに気づいた。
今日の後半は平地ののんびり走行だったので気がついていなかったが、暗峠の激坂上りは普段使わない筋肉を酷使していたのだろう。これが良いトレーニングだったのか無駄な努力だったのかは、再来週のノリクラ本番の結果でわかるだろう。
半ばヤケクソ気味のムチャトレだったが、無着陸登頂を果たしたことで気分よくノリクラに望めそうだ。もっとも、本当に苦しかったので、これからもちょくちょく行きたいという気分にはなれない。とにかく、一瞬でも気を抜くと転倒に繋がるという急傾斜が、かなりの区間続くのだから。今回は同行者がいたことでモチベーションが上がっていたし、車が少なかったことなどの幸運に恵まれた偶然かもしれない。
参加者の方々は、あまりに過酷なルートにうんざりしたかもしれませんが、次はもうちょっと楽なルートを考えるので、懲りずにまたお付き合いいただけるようお願いします。
そうそう、暗峠登頂の願いを聞き届けてくれた石切神社に御礼をしなきゃ。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/08/15 5:56:27
完了: 2012/08/15 17:20:52
バイクタイム: 4:59:43
停止時間: 6:24:38
距離: 95.17 km
平均スピード: 時速 19.05 km
最高スピード: 時速 75.04 km
登り: 2454 メートル
カロリー: 2415 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: 92.9km
消費カロリー:3852cal
計測時間:11:24:17
平均心拍数:111
最大心拍数:185
平均速度:17.1km/h
最高速度:42.5km/h
平均ケイデンス: 78
最大ケイデンス:118
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:9:44:00
ターゲットゾーン内時間:0:59:27
ターゲットゾーン以上時間:0:40:50
走行時間:5:24:49
累計走行距離:4556.1km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
立秋が明けた峠に涼刹那 [鍋谷峠往復]

今週も水曜朝トレ。5:30過ぎに自宅を出走し、いつもの鍋谷峠へ。先週末の絶不調を思うと、身体のだるさはかなり軽くなっている。アプローチでも少しは足は回り、心拍数を上げることもできた。
そうは言っても、Cyclemeterのマップ上では、過去の自分にもなかなか追いつけない。
父鬼集落下の定点観測地点では、21度と先週より3度も低い。アプローチでも涼しさを感じていたが、そう言えば昨日は立秋。また暑さもぶり返すだろうが、ひと時でも秋の気配を感じられてホッとする。
鍋谷峠方面を見ると、雲がかかっている。先週も雨に遭ったのでちょっと心配だが、先に進む。
鍋谷橋からアタックを開始し、アプローチで差をつけられていた過去の自分に追いすがる。ここしばらくの中では、調子は比較的マシ。心拍数も165前後までは上げられたが、例年ならこの時期はアタック中の平均心拍数が170を越えることもあるので、まだまだ。
ラストスパートでもせいぜい181までしか心拍数を上げられず、タイムは28分29秒。何とか、絶不調を脱することはできたというところか? 涼しい中でもアタック中は汗が吹き出し、ポタポタ流れ落ちていく。代謝も改善しているようだ。
鍋谷峠は一段と涼しく、温度計も20度の表示。やはり雲をかぶっているので清々しさはほどほどだが、雨は降っていない。汗をかいた身体では下りで寒いほどなったので、今日は降らなくて良かった。
好不調を繰り返しているので心配は残るが、このまま体調が回復してほしいものだ。今週末は親族旅行で走れないが、8/14の暗峠ライドは主催者だし、元気に走りたいものだ。
そしてノリクラ本番まで、あと18日!
■コースマップ
(誤操作により途中停止)
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/08/08 5:33:29
完了: 2012/08/08 8:31:53
バイクタイム: 1:45:25
停止時間: 1:12:43
距離: 32.34 km
平均スピード: 時速 18.40 km
最高スピード: 時速 46.03 km
登り: 772 メートル
カロリー: 964 kcal
※誤操作により途中停止
POLAR CS200CADの記録
走行距離: 55.7km
消費カロリー:1652cal
計測時間:2:55:57
平均心拍数:127
最大心拍数:181
平均速度:21.6km/h
最高速度:46.8km/h
平均ケイデンス: 80
最大ケイデンス:110
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:1:52:35
ターゲットゾーン内時間:0:34:02
ターゲットゾーン以上時間:0:29:19
走行時間:2:35:02
累計走行距離:4463.2km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム
娘のジュニアロード整備 [ペダル交換]

友人に赤いwellgoのペダルをもらった。娘のジュニアロードにピッタリのカラーと、ロードバイク向きのスマートなデザイン。これは装着しなければなるまい。
これまで付いていたペダルはMKS製で、マウンテンバイク用のデザイン。プレートがスチール製なので丈夫で、靴に食い込む突起は子供がスニーカーで乗るには機能的だが、ロードバイクにはちょっと似合わない。スチールの部分にサビも浮いてきている。
そこで、早速取り外して、ハーフクリップと分離する。
前側のリフレクターを取り外して、ハーフクリップを装着しようとした。が、ネジが出ないのでナットで留められない。
プレートに突起があるため、厚みが増しており、これまでのネジでは長さが足りないのだ。
ネジのストックを漁ってみたが、適当な長さのネジはアルミ製しか見当たらない。子供用にはもったいないが、買いに行くのも面倒なので、これで装着することにした。
右端がこれまでのネジ。左の4本がロングサイズのアルミネジ。
ついでに、ワッシャとナットもアルミ製に。この2種はネジ専門店で見つけた格安品なので、惜しくはない。ただし、強度は弱い。
今度は無事にハーフクリップを装着。
ペダルシャフトにグリスを塗ってクランクに装着して、作業完了。
娘に試乗させてみたが特に問題なく、車体と同じ赤いペダルを気に入ったようだ。
ロードバイクに似合うシャープなデザインのペダルで、より「らしく」なってきた気がする。こうなるとボトルケージなども赤を探したくなってくる。実は元々エリートの赤いケージが付いていたのだが、パーツが外れて使いづらくなっていたので手近な黒いケージと交換している。
近々届くはずの予備タイヤを注文するときに、一緒に頼まなかったのが悔やまれるが、次の機会には赤いケージを入手しよう。本当はバーテープやアウターワイヤー類もコーディネイトしたいところだが、かなり手間がかかるので、先の話にしよう(^_^;)。
ノリクラまでは、せいぜいボトルケージの交換くらいだ・・・たぶん。
青き空 白雲急ぐ 夏の坂 [千早峠(金剛トンネル)-紀(伊)見峠]

漢方薬を再開し、体調は復調に向かったかと思ったが、今日はまた絶不調。身体がだるく、脚もロクに回らない。それでもノリクラまで後三週間、しかも来週末は家族旅行で自転車に乗れないとなれば、今週末に走らないわけには行かない。重い体に鞭打って、5:30過ぎに自宅を出走。
幸い早朝はまだ涼しく感じる。最低気温は28度と決して低くないが、風があるし、湿気が少ないのだろうか? このところ鍋谷峠ばかりだったので、今日は河内長野方面に向かい、紀(伊)見峠を越え、千早峠(金剛トンネル)で戻るルートを考えたが、標高差の大きな千早峠が後半に来ることが不安な体調なので、ルートを反転して先に千早峠を上ることにした。最悪の場合、千早峠で引き返すこともできる。反対側に降りた場合、暑くなってから車に追われる紀(伊)見峠の和歌山側を上るのもイヤだが、標高は低いしトンネルで逃げる手もある。
河内長野駅に向かう西高野街道の先にはあくまで青い空が広がり、金剛山系がくっきりと見える。台風が近づいているので雲行きが心配だったが、今のところ問題無さそうだ。
河内長野駅で小休止して、駅の裏手の諸越橋で石川を渡り、千早峠へ上り始める。とは言え、アタックといえるようなペースではなく、軽いギアをカラカラと回して上り続けるのが精一杯。
観心寺前の温度計は23度を表示。ちょっと山間に入るとずいぶん涼しい。
シンドいながらも無理せずのんびりペースなので、何とか上り続けることができる。最後の急傾斜区間には石見川集落を見下ろすこんな風景もあるが、普段は上りでアタック中は撮影なんかしてられないし、下りで通るときは必然的に時間帯が遅くなるので車が多く、橋上は道幅が狭いのでのんびり撮影することも難しい。今日はどうせのんびりペースだし、あまりのキレイな青空に、停車して撮影。
7:30過ぎに千早峠に到着。タイムは56分59秒と7/21の記録より7分近く遅いが、今日はたどり着けただけでもホッとする。
峠の空はあくまで青く、台風の影響か白い雲が早足で流れていく。日差しが強いので木々のコントラストが際立ち、風が強いせいか空気が澄んでいる。なんと言うか、神秘的に感じるほどの風景。日本じゃないみたいだ。
峠でしばし逡巡したが、引き返さずに奈良側に降りることに決め、意を決して下り始める。調子の良い時は何とも思わないが、今日の体調と暑さでは一大決心が必要だった。
下る途中のいつもの撮影ポイントも、予想通りの絶景。
峠はそこそこ涼しかったので標高を下げるのが惜しく、吉野川(紀の川)まで降りずに山麓を横滑りするルートをたどったが、それでも暑さは尋常ではなく、日が当たると後ろからヒーターでも当てられているような錯覚さえ覚える。
景色もよく、交通量も少ない良いルートだが、普段敬遠しているのはそこそこ急なアップダウンが繰り返すから。上りの度にフルインナーに落とし、久々なのでコースミスをしたりと、半ば後悔しながらも距離はだいぶ短縮して和歌山県に入り、R371に合流。
無理はせず、のんびりと走り続けたおかげで、上り返しの紀(伊)見峠に無事到達。旧軌道跡の遊歩道と高野街道を通って河内長野駅まで下り、西高野街道を経て帰宅したのは11時前。この時間も充分に猛暑だったが、さらに気温が上がる前に帰宅できて何よりだった。早いところ、この体調不良が完全に治って欲しいものだ。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/08/04 5:32:34
完了: 2012/08/04 10:47:28
バイクタイム: 4:04:44
停止時間: 1:10:00
距離: 74.39 km
平均スピード: 時速 18.24 km
最高スピード: 時速 57.39 km
登り: 1577 メートル
カロリー: 1868 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: 74.7km
消費カロリー:2391kcal
計測時間:5:14:58
平均心拍数:117
最大心拍数:163
平均速度:18.3km/h
最高速度:57.1km/h
平均ケイデンス: 72
最大ケイデンス:100
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:3:41:27
ターゲットゾーン内時間:1:19:19
ターゲットゾーン以上時間:0:14:12
走行時間:4:05:05
累計走行距離:4407.5km(2010年12月10日より)
■本日のフォトアルバム