秋の端に 車輪が繋ぐ 友来る [マレーシア人サイクリスト来日]

今日は来日するマレーシア人サイクリストを出迎えに、関西空港まで行ってきた。彼らはマレーシアのイポー市を中心とするマレーシア・アドベンチャー・サイクリスト・クラブの13人。自転車で日本を旅することで、日本との文化交流を目指している。

120903_135620午後から休みを取って、自転車で関西空港にほど近いりんくうタウン駅まで南下するが、向かい風でなかなかペースが上がらずちょっと焦る。初日は和歌山まで自転車で走り、フェリーで徳島に渡る予定なので、和歌山港までお付き合いしようと思ったのだ。9月に入っても相変わらず日中は暑いが、最盛期に比べると35度を超えるような日はなくなり、少しはマシ。

関西空港島に直接自転車で渡ることはできないので、りんくうタウン駅そばの駐輪場に自転車を止めて電車で関空へ。


120903_152749120903_151928飛行機の到着予定の15:45より30分ほど前に、国際線到着「北」に到着。

レーパン姿で国際空港にいるのはちょっと気恥ずかしい。

120903_171316120903_171302案内板によると、少し遅れて16:00に無事飛行機が着陸した様子。ところが、待てど暮らせど、マレーシア人たちが出てくる様子がない。

終いには案内板から到着便の表示が消えてしまった。

120903_173040120903_173048心配していたが、飛行機着陸から待つこと1時間半、ようやくマレーシア人サイクリストたちが出てきた。入国手続に時間がかかったとのこと。各人の自転車やそれ以外の荷物を多数携行していたせいだろうか。

120903_173258120903_173252リーダーのChooi Ui Kongさんとは、facebook上でやり取りしていたが、実際にお目にかかるのは初めて。日本で働いていたこともあって、日本語は堪能だ。


120903_173306残念ながら、これから自転車をりんくうタウン駅まで輪行して組み立て、キャンピング装備の自転車で和歌山を目指すとなると、時間的にフェリーの最終便に間に合わせるは難しいだろう。その旨を伝えたところ、今日は飛行機に積んだままの荷造りの状態で、電車で和歌山に向かうとのこと。

残念だが、一緒に走るのは、彼らが大阪に戻ってくる今月後半までお預けとなった(現在のところ、9/20頃大阪に戻ってくる予定)。


120903_173544120903_173604記念品としてメンバーが着用しているサイクルジャージと、帽子、交流ステッカーを頂いた。ありがたく活用させていただこう。

撮影用のバナーに、サインもさせてもらった。

他に手助けできることがあればと思ったが、彼らは自力で頑張ってみたい様子だったので、今日の所はここでお暇した。彼らはこれから24日間かけて、四国から九州、そして中国地方を引き返して大阪や京都を走る予定です。

とは言え、初日から予定通りとは行かず、これからも彼らを数々のハプニングが襲うことが予想されます。彼らは黄緑と白色の揃いの上着を着ており、日本語に堪能な方もいらっしゃいます。道中で彼らを見かけた方は、ぜひ気軽に声を掛けて下さい。彼らが困っていたら、手助けいただけましたら幸いです。

彼らは車や公共交通機関だけで移動するのではなく、自分の力で日本を旅して、生の日本を体験したいと思っている方々です。この旅が、彼らにとっても、出会った日本人にとっても心に残るものになるよう、ご協力下さい。

最新情報は、彼らのfacebook上のウェブサイトで報告される予定です。 ルートの予定なども、詳しくはこちらをご覧ください。

417260_193214904142673_1054521391_n 486520_193215110809319_593566411_n
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120903_190301120903_190244余談だが、りんくうタウン駅からの帰路は雨に怯えながらの道中となった。幸いにして強い追い風のため、30km/h超で飛ばせたが、雨雲レーダーを見ると周囲は全て雨雲に囲まれ、関空と堺を繋ぐ領域だけが奇跡的に雨雲から逃れていた。


120903_193756しかし、次第に包囲網は縮まってきた。西側にも新たな雲が発生して、いよいよ危なくなってきた20時前に、なんとか帰宅することができた。帰宅してしばらくすると土砂降りの雨が降りだし、胸をなでおろした。

和歌山まで走っていたら確実に雨に遭っていたので、彼らにとっても私にとっても、ある意味幸いだったといえるのかもしれない。


■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/09/03 13:10:03
 完了: 2012/09/03 19:48:21
 バイクタイム: 2:50:19
 停止時間: 3:47:55
 距離: 49.38 km
 平均スピード: 時速 17.39 km
 登り: 191 メートル
 カロリー: 1580 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 66.2km
 消費カロリー:1582cal
 計測時間:6:45:26
 平均心拍数:105
 最大心拍数:159
 平均速度:29.8km/h
 平均ケイデンス: 95
 最大ケイデンス:119
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:5:54:36
 ターゲットゾーン内時間:0:49:59
 ターゲットゾーン以上時間:0:00:51
 走行時間:2:13:20
 累計走行距離:4791.1km(2010年12月10日より)

■本日のフォトアルバム


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ハチマツだ さあいよいよだ ノリクラだ [2012ノリクラ参戦記・走行日]

2012ノリクラ参戦記・受付日」よりの続き

120826_041329乗鞍本番の8/26(日)はちょっと寝過ごして4時過ぎに起床。

スタート地点の天気予報を確認すると、ちょうど競技時間中に晴れる予報。気温も高めだ。雨雲レーダーを見ても、雨の心配は無さそう。


120826_050540120826_050532慌ただしくストレッチ、ウェアやドリンクの準備などをして、5時から朝食。


120826_054528120826_055140昨年からスタート時間が30分早くなり、それに従って荷物預けの受付時間も前倒しされている。時間的余裕が少ないので、今年は準備のできたメンバーから三々五々スタート地点へ向かって出発していく。


120826_055142120826_055156自走しないし、荷物預けもなく、しかも一番最後にスタートする娘はのんびりしているが、私は準備に忙しい。

タイガースハッピやスピーカー等、他の人より余分な装備があるし、手間がかかるのだ。今年は写真もあまり撮れなかった。


120826_060202同じタイミングで準備のできた3人で、出発。

スタート地点までは、距離約4km、標高180mほどを上らなければならない。例年なら余裕の坂で今年は息が上がり、結構ツラい。結局、最後まで調子が上がらないまま本番を迎えたので、少し憂鬱。


120826_060422たくさんの参加者が同じ道を上って行く。乗鞍岳はちょっと雲をかぶっているが、空は晴れ。

120826_060708120826_060722先に出発したみわっちさんを発見し、先行した仲間たちと合流した。

120826_061404120826_061416スタート地点で締切15分前に荷物を預け、スタートグループが同じH川さんと一緒に集合場所に向かう。集合場所である乗鞍観光センター駐車場はスタートグループごとに看板が立っているが、その前に長い列が出来ている。遠過ぎて、看板がよく見えない。

私のエントリーしたロードEクラス(41~50歳)は、1500名以上おり、全体の3分の1を占める最大派閥。今年はスタートが5グループに別れている。

120826_062149周囲のゼッケン番号を確認して、ようやく自分のグループに並んだところで、facebook友達の森脇さんに声を掛けられた。実際にお話するのは初めて。お互いの健闘を祈る。

151113328_org同宿の仲間もバラバラになったが、この3人は同じスタートグループ。写真は応援のK原さんからの頂き物。

120826_062956120826_063005約4500名の参加者が埋め尽くす中、6:30から開会式。

この時点でゴール地点の気温が13度(だったと思う)とのアナウンス。スタート地点も例年より気温が高く、参加者も半袖ジャージのままで寒さを感じないようだ。私はハッピを羽織っているので、すでに暑いくらい。

120826_063108スタートを待つ間、facebook上の「ロードバイク in 大阪」の管理人おりえんたるますたー(しょかつりょう)さんからも声を掛けられ、初見のご挨拶。

おりえんたるますたーさんのノリクラレポート

その他にも、自転車情報サイトecoBike友重さんにも、(初見ではないが)声を掛けていただいた。これも目立つ格好のお陰だ。

友重さんのノリクラレポート

151113395_orgチャンピオンクラスが7:00にスタートし、徐々に緊張が高まる。そして、私のいるロード男子Eの第1グループも7:31スタート。

スタートの少し前からスピーカーで六甲颪を流し始めると、周囲で驚いた顔をする人と、失笑が聞こえてくるのは毎年の風景。そして号砲と同時にスタート・・・したいが、人が多くてなかなか前に進めないのも例年通り。

しかし、今年からタイム計測方法が変わり、スタートラインを通った時点から計測が開始される。スタートラインを越えるのに20秒位かかったが、これが不利にならない。私のようなレベルの人間にはありがたいが、チャンピオンクラスでもそうなら、ゴール順では成績が判らずレース風景が変わっていたのかもしれない。


120826_073434120826_073956120826_075048ここからしばらくは同宿のF野くんが我が家のカメラで撮影してくれた。

同宿者が最も多いロードEの各グループも次々スタートへ向かう。

120826_075732続いて、もっと若手のロードクラスもスタートへ。

120826_081448120826_081456そしてMTB男子もスタートへ向かう。

120826_081906MTB男子は畳平まで上がるフルコースの最終グループで、8:25スタート。タイムアウトは全グループ共通なので、実は一番時間的にシビアなクラスだ。

MTBでロードの部に出ることも可能なので、入賞を狙うレベルの人を除けば、あまりメリットはない。ロードバイクやクロスバイクに人気が流れたこともあって、以前に比べればこのクラスの参加者は、随分減った。

120826_081608次第に参加者が残り少なくなってきたスタート地点。棄権やタイムアウトの参加者を乗せる回収車が、準備万端(^_^;)。いくら楽でも、こいつにだけは乗りたくない。

120826_081648151113890_org残るはCP1までの7kmを上るショートトライアルの部。ビギナークラス(16歳以上)に続いて、いよいよ娘の出場する最終グループ。ジュニアクラス(10~15歳)のスタートが迫る。

娘はノリクラ入賞歴もあるnorikura1059さんから、必勝法を授かる?

ちなみに、右の写真はK原さんよりの頂きモノ。

120826_082948そして8:29、最終のジュニアクラスもスタート。娘は昨年、ジュニアMTB(ルック車)での出場だったが、周囲はほとんどロードバイクで、少数のMTBも本格的な高級車だった。さすがに可哀想だったが、今年はご近所の方からジュニアロードバイクを貸していただいた。

自転車のハンデは無くなったので、あとは本人の頑張り次第。なのだが、私がなかなか付き合えなかったこともあって、昨年より練習量が減っているのが、気がかり。


そのころ、私はヒルクライムの真っ最中。今年は体重計が壊れていたため、漢方薬によるものと思われる体重減に気付かず、ずっと倦怠感に悩まされていた。結局、最後まで思うようにトレーニング強度を上げられず、とても満足のいく仕上がりではない。しかも、お盆に子供と遊んでいて腰痛を悪化させてしまい、最近肩痛も強い。左ひざもギクシャクするという満身創痍の状態。そこで、いつもとは違ったやり方で、ノリクラに挑んでみることにした。

血中ヘモグロビン値の低い私は、高標高の低酸素の影響を受けやすい。例年、少しでも空気の濃い序盤に、ダンシングで飛ばせるだけ飛ばすのが基本戦法だった。カーブでも傾斜はキツいが距離を短縮できる、イン側を積極的に攻めた。

この方法はそれなりに効果があったと思うが、オーバーペースのせいか毎年途中で脇腹痛に悩まされていた。それと、今年の仕上がりでは序盤にペースを上げるのも限界があるし、イン側を攻めるとそれだけでかなり消耗してしまう。そこで、今年はシッティング主体で心拍数を170以下に抑え、脇腹痛によるタイムロスをなくし、終盤まで余裕を残す、これまでと逆の戦法を試して見ることにした。

腰痛に関してはサポーターをするかどうか、最後まで悩んだが、呼吸が苦しくなるので装着しないことにした。

実際に走っていると、「阪神ガンバレ~」「タイガース行けえ~」等々、参加者や沿道の応援の声もあって、ついついペースが上がりがち。ハッピや応援旗、スピーカーといった装備は約900gの重量増になり、普通に考えればタイムは落ちるはず。それでも、周囲の暖かい応援の声(と冷たい視線)は、私の緊張感を高め、実力以上の力を引き出してくれているように感じる。タイガース装備を外したら、かえってタイムは落ちるかもしれない。

そんなこともあって心拍数170以下というのは難しかったが、できるだけ170前後をキープするように意識した。

120826_075439ペースを抑えているはずだが、「今年は遅いじゃん」「今回は早いね」と両方の声を周囲の参加者から掛けられる。スタートグループの関係で両方のケースがあるのだろうが、Cyclemeterを見ると昨年の記録よりわずかに先行している。誤計測を疑いながらも、希望を持って上り続けることができた。左図はCP1通過直後の状態。

途中では何人かの知人にも遭遇。ペースの近いCycle Station Speedの山本さんとは、毎年のように勝ったり負けたりの繰り返し。昨年は山本さんが落選して参加できなかったので、2年ぶりに抜きつ抜かれつのデッドヒート。

悪魔おじさんのコスプレの方とも再会して、走りながら片手でハイタッチ。昨年は目の前まで来ながらゴールまで追いつけなかったが、今年は何とか追い越した。まあ、相手はママチャリなんで、勝っても全く自慢できませんが。

あとはペースがほぼ一緒で、全行程の8割以上抜きつ抜かれつの至近距離にいたゼッケン2281のBianchiの方、阪神ファンでなければさぞや鬱陶しかったでしょう。申し訳ありませんm(__)m。

ともあれ、前半にペースを抑えたお陰か、脇腹痛が出ることもなかった。後半に入ってもムリをせずにペースを保つことを意識していた。と言うより、ペースを上げる力が脚になかったという方が正確かもしれない。森林限界を超えると空気が薄くなってさらに息苦しさが強くはなるが、心肺より筋肉が限界。それと、終盤は腰の痛みも強くなって、ペースを上げづらかった。

そんな訳で、終盤でも思考力に関しては例年より余裕がある。ゴール近くのカメラマン達に手を振り、笑顔を向け、撮影しやすいように走行ラインを変え・・・そんなことよりペース上げろよ、オレ。ゴール前1km辺りからようやく少しペースを上げ、300mの地点でラストスパート。「阪神がんばれ~」と声が掛かるが、もう笑顔を返す余裕がない。

120826_090007そして最後は、やっぱり息も絶え絶え。心拍数を179まで上げてゴール。直後にサイクルコンピュータとCyclemeterのストップボタンを押す。タイムは! サイコン1時間30分50秒、Cyclemeter1時間30分46秒。

途中でCyclemeterを誤って数秒停止させてしまったので、サイコンの数値がより正確だと思われた。いずれにしてもこれは、スタートの号砲が鳴ってからゴールラインをまたぐまでを計る、昨年までの公式記録と同じ計測方法。昨年の記録と比較すると、30秒以上のタイム短縮で、初の1時間31分切り。

今年は調子が上がらなかった中で新戦法に挑戦して、記録を更新できたことがうれしい。逆に言うと、調子が良ければ例年と同じ戦法を取って、進歩がなかったかもしれない。「ピンチはチャンス」良く言われることだが、追い込まれないと人間は工夫しないものだ。


151222318_orgちょうどその頃、私と2分と変わらない09:05に、ショートコースの娘もCP1にゴールしていた。昨年の22人出走中21位という成績からは大幅に向上し、エントリー25人(出走者も同数らしい)中17位。タイムも44分19秒から35分05秒と2割も向上した。ほとんどは自転車のお陰ではあるが、まあよく頑張ったというところだ。

ゴールシーンを撮影して、写真を提供してくれたむらよしさんに感謝。

むらよしさんのノリクラレポート

それにしてもジュニアのエントリーはわずか25名で、このイベントの将来を考えるとちょっと心配(最下位でも25位という、うらやましい順位ではあるが)。


120826_091006120826_095944話は私の方に戻る。終盤まで、余裕のある所を見せていたが、ゴールしてみると例年にも増して疲れ切った。

何とか自転車を置いて、預け荷物を探し出ししたところで、同じ南大阪の峠を根城にする河合さんに声を掛けられた。恐らく何度もすれ違ったり抜かれたりはしているのだろうが、面と向かってお話するのは初めて。昨年は逆走車との衝突で不本意な結果でいらしたが、今年はロード男子Dの4位入賞という好成績を収められました。昨年の事故の件をリンクさせていただいた事がご縁になって、今日のご対面となったわけです。河合さんのノリクラレポートでは私の写真を多数掲載していただきました。

河合さんのノリクラレポート

120826_091640120826_092826河合さんといったん別れ、しばらくへたり込んで休憩。それにしても天気はいい。青い空と白い雲、くっきり際立つスカイライン(稜線)。

気温も例年より高く、しばらくはウィンドブレーカーも着ないでも過ごせるほど。
しばらく休憩して多少復活し、スピーカーの電池交換やiPhoneの充電、そして自分も充電(おやつ)。

120826_095336120826_095510そうこうしているうちに、同宿の仲間が次々とゴールしてくる。

日大工学OBのH川さんに、masaさん。

120826_095414ゴールした仲間がわかりやすい場所に移動する途中で、最近あちこち自転車イベントに出現して有名になっている初音ミクとマルチの二人連れに遭遇。ママチャリでここまで上がってくるだけでスゴイのだが、目撃者によるとムチャクチャ速いらしい。もちろん、馴れ馴れしく近寄って、記念撮影。

120826_100636120826_100830一段上になっている場所で記念撮影。今年は風がやや強く、応援旗がいい感じにたなびく。

120826_100716120826_100704目立つところに猛虎参號を置いておくと、同宿仲間が次々合流。健闘を讃え合い、「キツかった~」と言いながらもみんな笑顔(^^)。

ゴール済みの横国大OB iwaさんは記念撮影。

ワイワイしていると、幹事の日大工学OBみわっちさんがゴール。

120826_102156120826_102436日大経済OBhiroshi-yさん、同志社大OBあきひろさん、神奈川大OBハルーア(あきも○)さんもゴール。

hiroshi-yさんのノリクラレポート

MTBで日大経済OB N林さんも、ロードの部のメンバーを何人も抜いてゴール。初参加で2時間切り。

120826_102858120826_103048日大工学の現役生たちや、日大工学OBサムさんもゴール。

120826_104548120826_104820こちらも初参加の日大経済OBはらっち(H副隊長)さんと、同じく日大経済OBあいちゃんさんも笑顔でゴール。

120826_104952初参加の昨年はタイムアウトギリギリまで走りを楽しんだ日大経済OB K野さんも、今年は余裕でゴール。

あれっ、筑波大OBむらよしさんがいない。健脚の彼のことだからとっくにゴールしてるはずだし・・・なんて思っていたんですが、実はパンクでリタイヤされていたそうで、残念。お陰で娘のゴールシーンを撮って頂けたのは、我が家にとっては不幸中の幸い。


120826_104426120826_104432色んな方に声を掛けていただけるが、先ほどの河合さんを始めとするBicycle Land Sakataniのチームの方々は集合写真に仲間入りさせて頂き、さらには六甲颪の大合唱となった。

標高2700mの乗鞍山上畳平に響き渡る阪神タイガース応援歌は、感無量。このノリ、さすが大阪のチームだ(^_^;)。

120826_105232さて、そろそろ下りますか、と下山口に向かって行くと、いました! 悪魔おじさん。先ほどは走行中だったので、あらためてご挨拶をして記念撮影。

彼はゴール近くで、参加者のお尻をヤリで刺して励ましていた(?)らしい。仲間も何人か刺されて「痛かったんだよ~」となぜか笑顔。

120826_105420下山前に山々をバックに記念撮影。12年ガンバってきたが、ノリクラは今年が最後だろう。

あっ、私じゃないですよ。愛車の猛虎参號です。来年からは製作中の猛虎四號での出場になるだろう。この12年、ずいぶん痛めつけてしまったが、実にいい相棒だった。

最後の乗鞍を名残惜しむように、風は強く吹き、応援旗は翩翻と翻る。とまれ、これまでの健闘に感謝。


120826_110050120826_110502さて、まだ終わったわけではない。下りとはいえ、同じ距離を引き返すのだ。グリップのよくない決戦用ホイールだし、事故の無いように気を引き締めて下らなければ。

ゴールラインまでは自転車を押し、そこから下り始める。眼下にはスタート地点まで見下ろす絶景が広がっている。

120826_110508120826_110752120826_110816ああ、これで夏も終わりだな、と毎年思うが、大阪に帰ると残暑真っ盛りで、間違いに気づく(^_^;)。

120826_110844120826_111054上りでは景色を見る余裕もないので、下りは時折り止まって撮影しながら下って行く。


120826_113446120826_113502120826_113526なが~いダウンヒルが続く。

120826_114834120826_114846そして約50分掛けて、応援&リタイヤ組の待つスタート地点へ戻ってくる。

120826_115439120826_115546続々到着。

120826_115552120826_115748私も到着。

120826_120039120826_120052チャンピオンクラスに出場したたつひささんとはここで再会。目標には達しなかったそうだが、それでも1時間15分を切る好タイム。

120826_120506120826_120528完走証をその場でもらえるとのことで、受付に行ってみた。

結果、公式記録は1時間30分23.747秒。記録上は昨年より1分近く短縮した。計測方法変更のお陰で、20秒以上の下駄を履かせてもらった。まあ、悪い気はしない。来年には新フレームの予定だし、1時間30分切りを目指す現実味が出てきた。

120826_120800娘も大幅なタイム短縮と順位アップで、「がんばったやろ?」と上機嫌。「あのな、自転車用の靴が欲しいねん。運動靴は私だけやってん」と来年に向けてのおねだりまでされた。ジュニアクラスも周囲はみなビンディングペダルだったようだ。

とは言え、子供の足はどんどん大きくなるので、恐らく2年と履けない。毎年のようにビンディングシューズを買うのは、なかなか厳しい(^_^;)。トゥクリップでお茶を濁せないものだろうか?

120826_121222福島までの帰路を急ぐ日大工学現役組と幹事のみわっちさんは先に宿に向い、残る同宿メンバーで記念撮影。

120826_121610

微笑ましかったのがこの親子。ストライダーに乗って、お父さん(?)の後を満面の笑顔で追いかけていく女の子。将来のヒルクライム女子?

120826_122640他のメンバーは三々五々宿に向い、私も娘と一緒に坂を下っていく。行きに乗鞍岳を撮影したオートキャンプ場で、娘のタイム更新記念写真。出走前は「来年は出たくない」とこぼしていたが、(今のところは)またヤル気を取り戻してくれたようだ。

120826_133524120826_134946寿家さんに戻ると、自転車を車に積み込んで、温泉に入って汗を流し、昼食を頂いた。毎度のことながらこの昼食は、ノリクラ参加者へのサービス。助かります。

120826_140236151222516_org残った酒とツマミを分配して、最後に寿家さんのおかみさんと一緒にみんなで集合写真。

120826_140858120826_140624後はそれぞれの家路についた。この後、渋滞が多くて帰宅するまでが大変だったが、ともあれ、今年も無事にノリクラが終わった。これから来年のノリクラに向けて、また私の一年が始まる。

120826_141200「乗鞍が 年初めなり 我が暦」

■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/08/26 7:29:10
 完了: 2012/08/26 9:23:46
 バイクタイム: 1:30:46
 停止時間: 0:00:03
 距離: 19.62 km
 平均スピード: 時速 12.97 km
 登り: 1216 メートル
 カロリー: 770 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 19.0km
 消費カロリー:1472cal
 計測時間:1:30:50
 平均心拍数:169
 最大心拍数:179
 平均速度:12.5km/h
 平均ケイデンス: 83
 最大ケイデンス:177
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:0:00:01
 ターゲットゾーン内時間:0:01:42
 ターゲットゾーン以上時間:1:29:07
 走行時間:1:30:43
 累計走行距離:—-.-km(2010年12月10日より)

■本日のフォトアルバム

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旧き友 集う晩夏の 坂祭り [2012ノリクラ参戦記・受付日]

さあ、いよいよ一年間の集大成、「ノリクラ」こと「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」がやって来た。

今年は意図せぬ体重減により、不調が続いて例年のようなトレーニングができなかったが、ここまで来たら精一杯頑張るしかない。と言いながらも、所詮は表彰台には絶対に縁のない貧脚のこと、順位やタイムが全てではなく、旧友との再会や、「タイガースルックで目立つ」こともノリクラの大きな目的(^_^;)。極端な話、抽選で落選したり、ケガで出場できなくなっても乗鞍までは駆けつけるだろう。

120825_053554120825_095832まずは8/25は受付日。我が家の家族旅行も兼ねたノリクラ遠征も8回目。昨年よりちょっと出遅れて5時ごろ堺の自宅を出発。

第二京阪道-京滋バイパス-新名神-東名阪-伊勢湾岸道-東海環状道を経由して中央道に入り、恵那ICで高速を降りた。

例年通り、恵那峡近くの和菓子屋に立ち寄り、今年は栗ソフトクリームを賞味。


120825_115118120825_115037木曽路(R19)で、いつも素通りしていた寝覚の床に立ち寄り。

子供らは岩に上って大はしゃぎ。


120825_150634120825_150908うだうだしているうちに時間は過ぎ、乗鞍受付会場入りは15時過ぎ。

結構渋滞していたので、少し手前に車をデポして徒歩で受付のある乗鞍観光センター駐車場へ。


120825_153012120825_150938例年通り行われているメインステージでのトークショーや、自転車関連業者の出店を横目に見ながら、選手受付に向かう。


120825_151048120825_151218娘ともども、ダウンロードして印刷していた受付票と引き換えに、計測センサーやゼッケンなどを受け取る。別のテントで、記念品もゲット。今年もスポーツタオル。

 

120825_155038120825_154514人と会う約束があったので、受付を終えた娘や家族は先に宿に下ってもらい、私は出店を冷やかした。

マトモな物がなくなっていたソックスを購入。安かったので、サイズがあればもう一足くらい欲しかったが、夕方になると品切れも増えている。


120825_160012そうこうしているうちに、同宿する日大経済サイクリングアソシエイターの先輩たちが、私よりゆっくり会場にやって来た。

今回強引に誘った初出場の先輩たち。N林さんとHさんは、普段から房総半島の地道を走り回っているMTBで参戦だ。

 

120825_161320120825_161328ふもとの安曇野市在住のK原夫妻は、将来のノリクライマー(?)の息子さんを背負って登場。今年は申し込みし損なったそうだが、応援に来てくれた。

K原さんの弟T久さんも何年も前から仲間入り。チャンピオンクラスにエントリーして1時間10分台を目指す猛者。

その後、約束の人と会った後で、先輩方と再合流。宿まで車に乗せてもらうことにした。


120825_162916120825_162910受付会場を去り際、周囲の人たちがカメラやケータイを構えているので振り返って見ると、さっきまで雲がかぶっていた乗鞍岳がクッキリ。我々もパチリ。

明日もいい天気であることをお祈り。


120825_16451416:45頃、常宿の寿家さんに到着すると、筑波大OBむらよしさんも到着したところ。長年乗ってきたランドナーを山中に置き去りにせざるを得なくなり、新車を購入されたばかり。

今度もランドナーで、丸石のエンペラー。今までもランドナーで並み居るロードバイクをぶちぬいてこられたが、今年は新車でさらなるタイム更新が期待される。

 

120825_164636120825_173518毎度のことながら、中に入るとほとんどのメンバーはすでに揃い、大部屋で宴会が始まっている。

早く仲間入りしたいが、酔っ払う前に、自分と娘の自転車を組みた立てたり、明日の準備を先にしなければ。

120825_175008120825_174944ひと通りの準備を終えて、17:30頃宴会の仲間入り。

夕食前からビールや日本酒、焼酎が次々開けられ、バカ話に花が咲く。

 

120825_175444120825_175204関東や関西の大学サイクリング部OBを中心に、その友達や家族が次々繋がり、気が付けば30名以上の大所帯。

普段はそれなりに社会人をやっている面々だが、この時ばかりは20数年前に戻って、昔話に花が咲く。

120825_175618120825_18000218時からは食堂に場を移し、夕食。



 

120825_180426この辺りは日大工学部サイクリング部の現役生たち。若い。


120825_180814120825_180958日大工学部OBの幹事みわっちさんの音頭で、あらためて乾杯! 今回の唱和はESCA(東日本学生サイクリング連盟)伝統の、鶴亀バージョン。

 


120825_183240120825_184204日大工学の現役生を除けばアラフォー世代が中心だが、ご飯をお代わりしながら全員完食。現役時代ほどではないにせよ、みんな大食い(^_^;)。
120825_194632120825_194620夕食後、オジサン連中は再び大部屋に戻り、宴会続行。お子様は退場したので、バカ話もエスカレート?
120825_194740120825_194636寿家宿泊の歴史が語られる場面もあった。かれこれ13年前、NEC府中CCの行事としてノリクラの際に寿家さんへの宿泊が始まった。日大工学OBでもあったH川氏が、同期のW田氏を誘ったのが拡大のきっかけになり、現幹事のみわっちさんも参加。12年前の初出場時にみわっちさんと偶然再会したことがきっかけで、11年前から日大経済OBの私や神奈川大、東京理科大等のOBたちも同宿。

120825_194718120825_195620後は毎年メンバーの出入りはあるものの、気が付けば日大工学(現役含む)、日大経済、拓殖大、日大農獣医、横浜国立大、神奈川大、同志社大、筑波大といった各大学のOBたちや、NEC府中CC、メンバーの家族や友人を加え、30人以上の大所帯。ノリクラ自体には参加せず、応援やツーリングを楽しむメンバーも増えている。

前夜の壮行会も年々エスカレート。どうも、このために来るメンバーも多いと思われる。皆がが持ち寄ったアルコール類とつまみがずらっと並んだテーブルは、とてもレース前夜のものではない(^_^;)。


120825_214148120825_195636とは言いつつも、さすがに学生時代のように深夜まで飲み明かす体力はなく、22時ごろ宴会はお開き。

多くのメンバーは明日に備えて、就寝。


2012ノリクラ参戦記・走行日」に続く。

 

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明日は乗鞍へ出発 [決戦仕様完成・積み込み]

明日はいよいよ乗鞍へ向けて出発する。今日は休みを取って、準備を進めた。まずは、愛車「猛虎参號」の仕上げ。

日曜に余分な装備を落としたので、後は決戦ホイールをセット。これで終えておけば、クロモリバイクとしてはそこそこの軽量マシン(当てにならないが、手元の計りで8.3kg)なのだが、これでは終わらない。

120824_100332120824_100442タイガース応援旗と、前後に六甲颪を流すためのスピーカーを装着。


120824_100810120824_100734スピーカーを試し鳴らししていたら、音が鳴らなくなり焦った。中を開けて断線箇所を発見。ハンダ付けし直して復活。ホッとした。

ちょっともたついたが、決戦仕様完成。


120824_101226この状態で、手持ちの計りは9.175kgを表示。都合875gの重量増(^_^;)。

 

120824_122256120824_120636これを再びバラして、娘の自転車と共に車に積み込んだ。今年は娘の自転車がジュニアロードになって、前後輪を外しやすくなったので、積込みやすい。

自転車の前を下にするようにしたら、右半分くらいのスペースに収まった。これなら最後席の左座席を出すこともできるかもしれない。

あとは、家族みんなのお泊り道具を積み込めば、準備完了だ。

 

明日は4時起き、4:30出発予定。

 

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目方減り 妻が羨む 夏の果て [体調不良の原因判明?]

例年、6月ごろに謎の体調不良に悩まされているが、今年は7月以降も不調が続き、身体がだるくて思うようにトレーニング強度を上げられなかった。何とか復調したいと原因を探していたが、ようやくそれらしいものが判明した。

しばらく前から自宅の体重計が壊れ、今年は体重管理をしていなかった。過度なダイエットが逆効果になっていた過去の反省もあり、体重をあまり確認しないようにもしていた。ちなみにここ数年の私の普段の体重は59~60kgくらい、4~5年前まではノリクラ前に減量に努めていたが、限界まで絞り込んで57kg程度が精一杯だった。

お盆の親族旅行の大浴場で、久々に体重計に乗った。アナログ体重計の55kg台の表示に、「この体重計いい加減やなあ」と思った。昨年から食事制限も大してしていないし、8月のビール断ちも止めた。現に腹もたるんできているし、体重が落ちてるわけがないと思い込んでいたのだ。

ところが、最近入手した吊り計りの精度チェックのために、借り物の体重計に乗る機会があり(「自転車の重量=自転車を持った重量ー自転車を持たない重量」で算出)。その体重計でも55.5kg前後の体重を表示した。

CIMG6126これは体重が大幅に落ちているのかも、と気付いた。とは言え、「正」マークなしの古いアナログ体重計の精度を信じられず、新しい体重計を通販で購入した。到着した昨晩、さっそく体重を計測してみたら、「56.5kg」の表示。

・・・どうやら成長期が終わって以来、最低の体重になっていたことは間違いないようだ。今週になってから意識してたくさん食べるようにしていたのに、この数値ということは、恐らく先週まで55kg台だったのだろう。これまで、どんなにガンバっても57kgを下回ることはなかったのに、努力なしにこの体重減は明らかにマズい。身体がだるかったのは、恐らく痩せすぎてスタミナが無くなっていたのだろう。

努力なき体重減の原因は、心あたりがある。6月の体調不良以来、飲み続けている小青竜湯だ。この漢方薬には血圧を上げるなど、身体の代謝を活発にする効用があるので、知らず知らずのうちに普段よりエネルギーを消費していたのではないかと想像している。6月の体調不良には効果があったようだが、その後は逆に体調不良の原因になっていたのかもしれない。倦怠感などの症状は似ていたが、今思えば微妙に違っているところもあった。

しかし気付くのが遅すぎた。もう3日後にはノリクラが迫っている。今から小青竜湯を止めて飲み食いしてもスタミナをつけるには限界があるし、急な過食はかえって逆効果だろう。カーボローディングを意識して、ほどほどに食事を増やす程度にしておこう。

CIMG6117購入した体重計は体脂肪も計測できるが、表示された数値を見て一瞬血の気が引いた。何と体脂肪率20.0%の表示。ちなみに例年はノリクラ前で11~13%程度だった。体重が激減して体脂肪率が倍近いということは、筋肉がガタ減りということになる。


 

CIMG6127幸い、個人データの設定をチェックしたら、身長の入力が誤っていた。娘が嬉々として説明書を読んでいたので設定を任せたが、口頭で伝えた数値に行き違いがあったようだ。

正しい身長にセットして再計測したら、15.4%の表示。やれやれ、決していい数字ではないが、トレーニング不足の今年はこんなものだろう。



CIMG6129CIMG6123その他、BMIは18.3、内臓脂肪レベル5(正常)だった。

当然ながら、家族全員が試し乗りしたが、特に妻の数値はトップシークレットだ。


  

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