日が高き うちに夕餉の 声掛かり [続チェーン交換]
先週、通勤自転車のチェーンをサンツアー製SP-6200に交換したものの、実走するとどうにも調子が悪い。チェーンの伸びによるチャラチャラ音は解消したが、アウター×ローに近い組み合わせなどでゴリゴリいう別種の異音が生じる。非インデックス時代の製品なことに加え、前ギアのチェーンラインがやや外にずれていることで、負担が掛かっているのかもしれない。
やむ無く再度のチェーン交換をすることにしたが、ふと思い出したのは先週コネクティングピン不要の例えに出したシマノUGチェーン。もしブラックモデルで許容するなら、まだ1本700~800円で流通している。確か手持ちがあったよな・・・と探してみたが、残念ながら発掘できず。代わりに出てきたのが、猛虎四號用に確保している合計6本の未使用サンツアー製チェーン。
手持ちの中でも3本の手持ちがあるCH-AP11をチョイス。このチェーンはサンツアー最後期のAP II規格のもので、一説にはそれ以外の規格のコグに使用すると、絡みやすいとか、切れやすいとの噂も聞く。
以前使用した時には特に問題はなかったようにも思うのだが、記憶が曖昧。AP I規格のコグに使用することに一抹の不安があったので、検証を兼ねて通勤用車で使用してみることにした。
温もりし 葛城の道 花騒ぐ [千早峠(金剛トンネル)-葛城の道-高天原-竹内峠]
近所の友人が明日の伊吹山ヒルクライムに参戦するため、今日はソロトレ。3時くらいから寝付けず、寝不足のせいか身体が重い。6時前に出走したが、気温も低いせいもあってか、身体が固く、脚が思うように回らない。
概ね北~北東の風の予報なので、取りあえず風上の河内長野方面へ。読み通り、朝のうちは風が弱く、向かい風はほとんど感じない。河内長野駅には6:40ごろ到着。
風の弱いうちに引き続き風上に向かうため、今日の一本目は千早峠(金剛トンネル)に決定。身体がだるく気持ちが乗らないが、いつもの通り、石川を渡る諸越橋からタイム計測開始。
ところが、上り始めると次第に身体が動き始めて元気が出てきた。どうもある程度以上の傾斜の坂を登ると坂バカスイッチが入るようで・・・(^_^;)。
結局、千早峠(金剛トンネル)は、51′46″。50分を切れれば絶好調なので、この時期にしてはまずまずだ。相変わらず心拍計が不調で、追い込めているのかどうかがもうひとつはっきりしない。
上る途中でも道端の温度計は4~5度を表示しており、寒々しかった。峠でも陽にあたっていればそれほどでもないが、下りはかなり寒く、アンダー二枚重ねの冬装備で来て正解だった。
奈良側に下る途中の定点観測地点。やや霞んでいるが、五條市街地を見下ろし、吉野山地も見渡せるなかなかの絶景。ここからの針路だが、このところ和歌山方面が続いていたので、奈良県を走る北上ルートをたどることにした。
舞うほどに 車輪が分かつ 花吹雪 [ぶどう坂-道明寺天満宮]
昨日土曜日は来客があったので、今日日曜日に友人とヒルクライムトレーニングをするつもりだったが、すっきりしない天気予報だったし、夜半まで雨が降っていたので峠道は濡れているだろうということで、5:30の時点でトレーニングは取り止めすることにした。
ところが、6時前頃から朝日が窓から差し込んできた。こうなるとムズムズしてくる。せっかく走りだす用意もしていたし、すぐ帰宅できる近場で花見ポタリングでもするかと一人で走りだした。
とは言え、走りだすと雲が多いものの陽が射している。路面もほとんど乾いているので、欲が出てくる。あわよくば山に上ることも考慮しつつ、ひとまずはより天候が良さそうな北に向かって針路を設定。白鷺駅近くの長池の土手上に桜が立ち並んでいたが、昨日の雨でかなり散っているのが残念。
北上を続け下高野橋を渡って、大和川北岸の土手へ。ここにも桜が立ち並んでいる。ここもかなり散っており、周辺は花びらを敷き詰めたようになっている。
ほぼ真東に、大和川を遡っていく。ごく弱い南風に煙突の煙がたなびくのが見えるが、体感的にはほぼ無風。
来客は 無事に帰宅や 春嵐 [チェーン交換]
今日は来客があり、走りに行けなかった。雨が降りだした夕方から、ちょっとだけ自転車いじり。
このところ、通勤用自転車のチェーンとギアがこすれ合うチャラチャラ音が、徐々にひどくなってきた。過去の経験から、こうした音鳴りの原因として考えられるのは下記のようなもの。
- チェーンの消耗(伸び)
- 前ギアの消耗
- 後コグ(スプロケット)の消耗
- シフトワイヤーの弛みによるインデックスのずれ
- 後コグ間隔の異常(スペーサーの入れ間違い、変形、異物挟み等)
- シフターの不具合
- 互換性、相性による不具合(規格、メーカーの相違)
以前リアコグのスペーサーの位置を入れ替えたら大きな異音の出るコグが変わったりしたので、「5」によるインデックスのズレがあるのは確かだろう。とは言え、恐らくこれは微妙なもので主原因ではない。
一般的に、異音発生の原因として最も可能性が高いのは、チェーンの伸び。まずはチェーンにチェッカーを当てて計測してみると、やはり交換が望ましい水準だった。
このチェーンはシマノ製CN-HG91。2013年4月14日に猛虎参號に新品を装着し、その後他のパーツと一緒に通勤用自転車に移植したもの。Cyclemeterに残っている記録によると、ほぼ1年で通算走行距離は約3,200km。記録に残っていない走行を合わせても、3,500kmには達しないだろう。
雨上がり 肌に心地良し 風ぬるみ [スタンド装着、バーテープ巻きなど]
今日はちょっとだけ自転車いじり。雨上がりの空気は防寒着を着なくても寒くなく、本格的な春を感じさせる。
まずは通勤用自転車へのスタンド装着。できれば猛虎参號で使用していた、自社製品のセンタースタンドESGEオプティマを付けたいのだが、BB後ろの装着場所の寸法がタイトで、マッドガードと両立するためには、かなりの加工が必要。冬の間は寒さに作業が億劫で、ついつい先送りしていた。
オプティマを諦めたわけではないのだが、取りあえず簡単に装着できるスタンドを装着することにした。白羽の矢を立てたのはこれまた勤務先の商品である、Bikeguy QRスタンド。
QRスタンドは後輪のクイックリリース部分に挟み込んで装着するため、付け外しが簡単で、外から見える所に傷が付かない。外しても全く痕跡が残らないので、悩まずに装着できる。
単にQRに挟むだけだと、ずれてしまいやすい。QRスタンドはエンドのスリットに回り止めの突起のついた金具を差し込んで、ズレを防ぐ仕組みだ。