冬日和 駆ける銀輪 砂遊び [関西シクロクロス堺ステージ]
今年も例年のごとく、関西シクロクロスの堺ステージを観戦に行ってきた。ユニコでお世話になったショップさんや知人も各クラスに出場しているので、本当は一日観戦していたいところだが、今日は車が空いていない。
会場のみなと堺グリーン広場まで10kmちょいとなれば自転車で走って行くのは簡単だが、あまり厚着はできない。仕方ないので最高クラスのC1を中心に昼前後の短時間だけ観戦することにした。
自転車で大きな望遠レンズを持っていくのはしんどいので、コンパクトな中望遠レンズを装着した一眼レフのみ持参。短距離とはいえ向かい風に苦しみながら通勤用自転車で11:45ごろ会場入り。
海に面した吹きさらしの公園だが、幸い陽射しがあって、寒さもまだまし。風も強風と言うほどではなく、遠くの煙突の煙もほぼ真っすぐ上がっている。
キッズクラスがあるからだろうが、会場は家族連れも結構いる。到着した時は試走時間だったので、親子で試走している姿も見かけた。ランバイクを用いる幼児クラスもあるので、ストライダーなどに乗っている子供も多く、微笑ましい。
出会った得意先に挨拶をしたりしているうちに、正午からキッズクラス(CK2、CK1)が次々スタート。大人顔負けの走りを見せていた。
12:35からのC1のスタートまでにと、砂場近くで腹ごしらえ。この間もキッズクラスで用いられるショートコース以外では試走が続いていた。
予想していたようなウェットコンディションではなかったが、午前中のレースなどで、すでに砂場は深くほじくり返されいるのだろう。腹ごしらえや場所取りの間にも、試走中の選手が立て続けに砂場で転倒していた。
新たな挑戦 [20回目の1.17]
本日1月17日は阪神大震災から20年とのことで、朝から各報道メディアで特集をしている。この震災で被害を受けられた方々には、歩んでこられた苦難の日々に改めてお見舞申し上げます。
思い起こせば20年前の早朝、普段は朝に観ないテレビをなぜか点けた。そこには、変わり果てた神戸の姿が映しだされていた。私は1月からアウトドア用品輸入商社のユニコに入社し、千葉に引っ越したばかりだった。
千葉では揺れを感じることもなく実感はなかったが、出身の大阪には実家があり、京阪神に知人も多い。情報はまだ限定的で、大阪の状況がよくわからない。慌てて実家に電話したら、幸いなことに実家には大した被害は無かった。
ひとまずホッとして電話を切ったが、さて次はどうする? 出勤間際でそれほど時間は無いし、安否の心配な友人知人が多すぎる。SNSはもちろん、Eメールさえ普及していない時代なので、リアルタイムの連絡手段は電話しかない。フッと思い出したのは、住み慣れた関東を離れて尼崎に赴任していた大学サイクリング部の後輩。震源にも近いし、彼にとっては土地勘も身寄りもない土地で、不安を感じているかもしれない。関西に馴染んた知人は後回しにして、彼に連絡を取ることにした。
ところが、電話をかけてもなかなか繋がらない。電話の集中や回線の切断で繋がりにくくなっていたのだろうが、何回目かのかけ直しで何とか繋がった。幸いなことに後輩も大きな被害はなく無事との事だった。
後輩への電話を終えて出勤したが、仕事中も関西の様子が気になって仕方がない。一方で関東の住民の多くにとっては遠く離れた土地での災害であり、変わらぬ日常を過ごしている。逆の立場であれば自分も同じように振る舞うとはいえ、そのギャップがショックだった・・・。
寒中に 黒雲速し 空の冬 [スロージョグ5.8km]
なかなか平日に歩く機会を持てないが、せめて週末は歩いておきたい。今日は保険請求のための診断書を引き取りに病院に行く用事があったので、その行き帰りをスロージョグ。
雲が多いこともあって寒々しい中だが、身体を動かしていると徐々に温まってくる。厚着をしてきたので途中でウィンドブレーカーを脱いだが、3km近くを走って病院についた頃には汗ばむほど。
ちょっと待たされたが診断書を受け取り、帰路はちょっとルートを変えて少し距離が伸びたが、やはり3km足らず。
キロ7分以上の超スローペースながら、ようやく「歩き」を交えずに6km近く「走る」ことができた。とは言え、終盤は股関節の痛みが強くなってきた。ペースを上げるのは、慎重にした方が良いだろう。
四十五度 初春に立つ 塔の顔 [吹田ポタ 7km]
元日にヨメさんの実家に一泊し、2日は私の親族が集まって千里の保養所に一泊。昨日はジョグ初めだったので、今日は自転車初めということで朝に保養所の周りを自転車で散歩してみた。そのために、後部座席に借り物の小径車を載せてきた。
この千里丘の保養所は義弟(年上ですが)が現在も勤めている会社のもので、父や妹もOBなので、幼い頃から繰り返し訪れており、私たち夫婦が結婚式を上げた場所でもある(結婚式場は閉鎖になったが・・・)。
いまだに年に1~2度は親族が集まる場になっているが、意外と周囲をよく知らない。ジョギングでウロウロした年もあるが、今年は自転車で当てもなくうろつつくことにした。
丘の上に立つ建物そばの駐車場から9時過ぎにスタートして、まずは坂を駆け下りる。昨日の午後も雪が降って、周囲はチラホラ白いものが残っているが、今日は晴れて穏やかな日和。
敷地外に出て、漠然と(ジョギングで行った南方向でなく反対の)北側に向かってみたが、iPhoneの地図を眺めていて万博記念公園が目についた。そこで、中国道、中央環状線(府道2号線)、大阪モノレールが走る交通の大動脈に沿って西方向に転進。すぐに吹田JCTが現れ、名神高速をくぐってさらに西進。
うっすらと 雪溶け残る 事初め [ウォーキング&スロージョグ5km]
毎年のごとく、新年は私とヨメさんの両親と過ごすことから始まる。元日にヨメさんの実家を訪ね、食った飲んだの歓待を受けて一泊。若干だるさの残る2日早朝に、アルコールを抜きがてらジョグ初めに出かけた。
冬も比較的暖かい大阪だが、昨日の午後は一時吹雪といってよいほど雪が舞った。一夜明けても、あちこちにうっすらと雪が残っている。それでも風が収まって陽射しがあるので、暖かく感じる。まずは信貴山方面から上った朝日に向かって東に歩き始めた・・・途端に手袋を忘れた事に気づいて車に戻り、再スタート。
ヨメさんの実家は八尾空港のすぐ近くなので、昨年までは年始にジョギングで一周(約6.8km)する事が多かった。今年は骨折後の経過が悪く、距離を伸ばせていないので、滑走路の端が見える東側まで行って戻ってくることにした。
水路では水鳥が泳ぎ、新春らしい穏やかな雰囲気。八尾空港に沿って早歩きから徐々に小走り程度にペースを早め、スロージョグ。