今度は腰痛悪化で2週休み [滝畑ダム]
3月頭に傷めた右手の痛みがようやく癒えて、5/20に峠トレーニングを再開した。遅れ馳せながらノリクラに向けて始動……のつもりが、翌週5/28はTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)のメカトラで、平地用ギア比のCARACLE-Sで出走したので近所(?)のスタンプラリーに変更。その2~3日前辺りから腰に張りを感じていたが、スタンプラリーを回るのには支障は無い程度だった。ところが日に日に痛みが強くなってきて、6/1には寝床から身体を起こすのもままならない劇症になった。腰痛は2007年に発症してから完全に慢性化しており、前かがみになると常に痛いが、16年も付き合っていると腰に負担をかけない身のこなしが自然にできるようになっているし、この10年ほどはこれほど劇症化することも無くなっていた。久々の魔女の一撃は、完全に油断していたタイミングに襲ってきた。
整骨院通いと養生で少しずつ改善してきたので6/5に通勤ライドは再開したが、週末トレーニングは2週続けてお休み。今年は年初から仕事が例年になく忙しく、天候不良と相次ぐ身体の故障で例年に比べてトレーングライドが極端に少なくなっている。身体もすっかり鈍ってしまったので、もどかしくはあるが、「こんな年もある」と割り切るしかない。
かなり動けるようになってきたし、通勤ライドではかなり脚が回るようになってきたので、今日は3週間ぶりに週末ライドに出ることにした。と言って、どれだけ走れるかは未知数なので、単独行動で様子を見ながらコースを考えることにした。TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:44に出走して、とりあえず南に向かう。
今年の梅雨の入りから豪雨災害が起きるほど雨が多いが、今日は久々に朝からスッキリ晴れた。最低気温19度だが、ショート丈の上下でもすでに暑いほど。もはや夏空の風情で行く手の和泉山脈が霞んでいる。前傾の強いTORACLE-COZ2ではブラケットポジションだとまだ腰が痛いので、普段はほとんど使うことのないフラット部分を握る。
少し上ってみようと、片蔵交差点から府道38号線に入る。シッティングだと腰がツラいので、お尻を上げてダンシングで上ると腰がラク。腰痛のひどい頃は、ほとんど腰を上げてヒルクライムしていたことを思い出した。2008年のノリクラでバイシクルクラブの取材に「腰痛モチなのでシッティングよりダンシングのほうがラクです」と答えて掲載されたこともあった。
ダンシングなら順調に上り続けることができ、陶器山から続く天野街道に入ると堺、大阪狭山、河内長野の3市が合わさるピーク地点。泉北地域が見下ろせる。
天野街道を少し下った分岐に立つ道標には「左 かうや(高野山)」「右 あまの(天野山金剛寺)」と刻まれており、往時には女人禁制の高野山と女人高野と呼ばれた天野山金剛寺に向かう男女が分かれた場所だったのだろう。
下里の集落に入って天野街道に並走する田畑の中を走るバイパスを通る。気持ちの良い青空だが、どんどん暑さが増している。
天野山金剛寺の北端にある総門の前を通り、国道170号旧道に入り、金剛山境内を見下ろしながら南下。
泉北のスタンプラリー系イベント3本
先週末にようやくヒルクライムトレーニングを再開したので徐々に距離を伸ばしていきたいところだが、今日は近場で気になるイベントもある。鍋谷峠だけ上ってそちらに取り組むかな、と考えていたが、出発しようとしたらTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)の前輪ニップルが破断していた。ディスクブレーキに対応するためスポーク本数もRB(リムブレーキ)モデルと比べて多い(といっても24本だが)し、前後ともタンジェントで丈夫に組まれているので2020年8月に使い始めて2年9ヶ月振れ取りすらしたことがなかった。とはいえ走行距離は9500kmを越え、峠の下りでディスクブレーキの強力な制動力に耐え続けているので、アルミ製のニップルに疲労が溜まってきているのかもしれない。他のニップルも破損するようなら、ニップルを総取っ替えすることも考えよう。
出掛けに気勢を削がれたが、ニップルを交換するにも時間が掛かるし、自宅ではスルーアクスルホイールに対応した振れ取り台がないので、CARACLE-Sに乗り換えて自宅を7:03出走し、近所のくら寿司スタジアム堺でパチリ。フロントチェーンリングが48Tシングルでリアスプロケット11-25Tという通勤用平地仕様のため、鍋谷峠は諦め、堺・泉北GO!GO!サイクリングスタンプラリーに取り組むことにした。遠出用にワイドなギア比の軽量ホイールも用意してあるのだが、タイヤを外していたりとすぐに走れる状態ではないので、通勤仕様のまま。
このスタンプラリーはUR賃貸住宅が主催で堺市が共催。「サイクルシティ堺・泉北エリアの南西部を散走するツアー。緑豊かな街並みや素敵なカフェ、UR団地エリアのある風景をゆっくりめぐってみませんか。」と紹介されている。コースが2つあるが、まずは自宅に近い北コースから取り組んだ。自宅から泉ヶ丘駅方面に3kmほど走って、少し東にそれたdining café SQUAREが最初のポイント。早朝7:17とあって、まだ営業していない。
スマホアプリSpotTourで1つ目のスタンプを獲得。
ちょっと横道にそれたが、泉ヶ丘駅方面に向かう道に戻って1.5kmほど進んでUR泉北竹城台二丁団地で北コース2つ目のスタンプをゲット。
泉北1号線を越えて泉ヶ丘駅前を通過してまちの家事室泉北ラボに向かったが、大阪健康福祉短期大学の堺・泉ヶ丘キャンパスの敷地内にあるポイントになかなか近づけない。営業時間内なら駐車場入口のこのゲートが開くのだろうが……。
久しぶりの峠アタック [鍋谷峠往復]
3月頭に傷めた右手がなかなか回復しなかったが、ようやく痛みが和らいできたので、先々週はアタックと言えないスローペースながらも久々に千早峠(金剛トンネル)に上った。先週は悪天候で出走を断念したが、右手はほとんど違和感がなくなってきた。そんな訳で、本日遅ればせながらヒルクライムトレーニングを再開。
TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:25出走して、友人と近所のコンビニで待ち合わせ。手が利かなかったので友人にメンテしてもらったCOZは変速もブレーキングもスムーズで、非常に快調。気持ちよく走り出した。
雨は昨晩のうちに止んで青空も見えるが、まだ雲が多くてスッキリ晴れてはいない。最低気温18度なので上下ともにショート丈のウェアで出走したが、日差しがないと少し肌寒い。それでも脚がよく回り、マシンも快調。非常に気持ちよく走れる。山道は濡れていることが予想されるが、ひとまず自分にとっての「物差し」である鍋谷峠を目指す。かつては年間20回以上上っていた最も身近な峠だが、今回は昨年9月以来8ヶ月ぶり。
逢野トンネルを抜けて和泉山脈に近づくと、雲が増えてきた。全力で走れない期間が長かったので身体の衰えが心配だったが、体感的には快調なアプローチ走。友人が整備してくれたこともあるだろうし、両手を自由に使えるようになったせいかもしれないが、思うがままに操れるCOZが本当に快適。
父鬼集落の南横山八坂神社で大休憩。地元の年配女性が「どこから来たん?」とお約束の質問。我々は近い方だと思うが、堺からというだけでも驚かれていた。地元の方の整備のお陰でいつも快適に休憩させてもらっているので、お礼申し上げた。
毎度のごとく、製材所前の鍋谷橋から計測開始。久々なので心拍数を165bpm未満に抑えて緩やかに上り始めたが、予想以上に脚は回る。気を良くして少しペースを上げたが、途端にロードの2人組にスパッとぶち抜かれた(笑)。残念ながら仕事で観戦には行けないが、明日はツアー・オブ・ジャパン堺ステージが4年ぶりに開催される。2人は出場するシマノレーシングの選手だったようなので、まあこれは仕方ない。
山笑う 久方ぶりの 峠道 [石見川バス停往復]
ゴールデン・ウィーク真っ最中だが、公私に多用で天候や体調が良くないタイミングもあって、自転車は今日が初出走にしてたぶん最後。傷めた右手がある程度回復してきたので、久しぶりに少し山を上ってみることにした。といっても、右手は強い振動が加わるとまだ痛むし、長時間のブレーキングはツラい。そこで、傾斜が急でふもと付近の道が荒れている鍋谷峠は避け、終盤を除けば傾斜の緩い千早峠(金剛トンネル)に向かうことにした。いずれにしても、様子を見ながらのんびりと走るつもり。
TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:28出走。右手のケガとお互いの多用でなかなか会えなかったが、久々に近所の友人と走ることになった。近所のコンビニで待ち合わせたが、久々なので話に花が咲き、いきなり約45分話し込んでしまった。
やっと出走して、のんびりと河内長野駅方面へ車輪を走らせる。少し霞んでいるが、よく晴れた空に、最低気温が15度なのでじっとしていても寒くもなく、気持ちの良い初夏の日和。追い風方向な事もあって、順調に南下していく。
河内長野駅前で大休止して、南海高野線と近鉄長野線をくぐって駅の裏手に回り、8:50ごろに石川を越える諸越橋から上りのスタート。
久しぶりの急坂上りでのんびりとしたペースだが、思ったより脚は回る。ダンシング時も、手にはできるだけ力を入れず、下半身で自転車をコントロールすることに努めれば、まずまず身体は動く。
序盤の急坂を上り切ると観心寺まで緩い下り。川上駐在所前交差点の温度詠は21度を示しており、身体を動かすと暑いほど。上半身はすでにアームウォーマーをずらして腕を露出していたが、下半身もレッグウォーマーでなくニーウォーマーにしておけば良かったと後悔。
9:30に石見川のバス停に到着。この先は傾斜がキツく、路面も荒れているので千早峠(金剛トンネル)まで上るのは止め、大休止してから引き返した。
バスの通る区間は比較的傾斜が緩く、路面もまずまず整えられているので時々軽いブレーキングをするくらい。それでも右手をかばいながら長い時間下っていると、腕や背筋が張ってきた。観心寺に立ち寄ってまたも大休止したが、千早峠(金剛トンネル)まで上らなくて正解だった。再出走して河内長野駅前を通過し、国道310号線を辿って深井に戻ってきたのは11:48。右手が万全でないので、友人にブレーキ周辺の調整をしてもらうことになり、TORACLE-COZ2を預けてきた。
走行時間2時間11分に対して停車時間3時間7分という休憩の多いのんびりライドだったが、暑くなく寒くなく快適な気候で気持ちよく走ることができた。まだ長い下りで苦しく、この程度の走りでも腕や背中がかなり疲れたが、以前のことを思えば右手の痛みもマシになってきた。少しずつ強度を上げて、回復に努めていこう。
■STRAVA
山笑う 久方ぶりの 峠道 [石見川バス停往復] | ライド | Strava
■Ride with GPS
山笑う 久方ぶりの 峠道 [石見川バス停往復] – でのサイクリング 堺市, 近畿地方
■CyclemeterGPS
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2023/05/04 6:28:12
自転車完了: 2023/05/04 11:48:00
バイクタイム: 2:11:51
停止時間: 3:07:57
距離: 52.51 km
平均スピード: 23.89 km/h
登り: 432 m
カロリー: 1398 kcal
平均心拍数: 122 bpm
最大心拍数: 171 bpm
平均ペダルペース: 68rpm
最高ペダルペース: 128 rpm
今月の走行距離: 123 km
今年の走行距離: 2854 km
先月の走行距離: 469 km
昨年の走行距離: 9256 km
湾岸リハビリポタ [泉大津フェリーターミナル-浜寺水路]
4/1に45kmほど走ったが、翌週は天候不順と休日出勤、その翌週はサイクルモード東京出張と週末ライドはお休みし、3週間ぶりに出走となった。とは言え、右手の痛みは少し無理をすると悪化し、大人しくしていると少しずつ回復という一進一退を繰り返している。今日も様子を見ながらの平地ライドに取り組むことにした。
自宅をTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:38出走。今日は海に向かってほぼ真西に進路を取る。と言って、最短ルートの府道36号線は交通量が多くて、路肩が狭くて、アップダウンを繰り返し、しかもJR阪和線を越える高架は自転車通行禁止という難路なので、周辺をジグザグと進んでいく。
海が近づき、大阪臨海線(府道29号線)沿いの助松公園では、ツツジが花の壁を作っていた。週末ライドをしていないと季節の変化に疎くなり、初夏が近い実感がない。
埋立地の新港町を進んでいくと、片側3車線の巨大な泉大津大橋が現れる。自転車進入禁止の標識は見当たらなかったので、そのまま車道を進んで上っていく。六甲山系や淡路島を見渡せるいい景色。今日は黄砂も少ないようできれいな青空に澄んだ空気の爽やかな天気だ。
橋を降りて埋め立てた島の小津島町に上陸。ここに、阪九フェリーの新門司行き乗り場がある。
ここにやって来たのは、ここにETCカードの利用記録打ち出しプリンターがあるから。私用のETCカードを使用した出張中の利用記録を確認したかったのだ。まあ、利用確認は他にも手段があるので、半分以上ポタリングのコースを決める理由付けだ。
岸壁には新門司港から来たフェリーが停泊し、定刻なら入港から1時間半以上経っているはずだが、まだ車が降りてきていた。ここから乗船して新門司港に上陸し、九州を走る旅のプランが頭をよぎるが、簡単には実現できそうにない。