2015ノリクラ参戦記・受付日
今年も「ノリクラ」こと「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」の週末がやってきた。
先週末の最終トレーニングではいいタイムを出すことができたが、鍋谷峠でアブに刺された。現場でできるだけ傷口をしぼって対処し、ほぼ丸一日は腫れもほとんど無かった。
ところが、翌日午後から徐々に腫れがひどくなって、左足のひざ下全体がパンパンに腫れ上がってきた。医者に見せたところ、「たぶんアレルギー反応だろう」とのこと。「まれにウミが塊になり、切開が必要になることもある」とも言われたが、後で後輩から教えてもらった蜂窩織炎を警戒していたのだろう。抗アレルギー剤に抗生物質、ステロイド成分を含む抗ヒスタミンスプレーを処方され、血行を抑えるためアルコールや入浴を制限し、毎日通院して少しづつ腫れも退いてきた。金曜日には「むくみは一週間くらい残るが、アレルギー反応は収まったので、投薬と通院を中止して良い」というところまで改善した。
今週は血行を抑えるために、通勤でもゆっくりとしか走っていなかった。身体が鈍っていないか心配だが、とりあえず出場できるところまで回復したのは幸いだった。ペダリングに問題ないが、むくみが残る足でビンディングシューズが履けるかどうかが問題。念のためフラットペダルも持っていくことにした。
今日は出走受付が13~17時に行われる。トラブルに備えるということもあるが、早く乗鞍入りした方が、知人友人に会える機会が増えるし、出店の商品も豊富。途中で寄り道もできるが、今回は事前に計画を練る余裕がなかった。ともあれ、早朝5時前に自宅を出走し、近所の友人宅へ。
乗鞍で友人に引き渡すジュニアロードを含めてすでに3台積載したが、3席分を残して座席を畳んだシエンタの荷室はまだ余裕。5:00過ぎには再出発。
5:40頃、大学サイクリング部の後輩に当るM宮くんのお家に到着。転勤で大阪市内に引っ越してきたので、今年はご一緒。
M宮くんはMTBでの参加とあって、サイズが大きいがそれほど苦労せずに合計4台の自転車と手荷物の積載を完了。私の自転車が世界最小サイズに折りたためるCARACLE-Sでなかったら、かなり手間取っただろう。
6:00頃再々出走、あらためて乗鞍へレッツゴー。例年より少し時間帯が遅いので心配していたが、第二京阪-新名神-東名阪-伊勢湾岸-東海環状とできるだけ高規格道路を通るルートは、時折り雨がぱらつきながらも渋滞もなくスムーズに進行。ところが、中央道に入る際にナビの私がボーとしてしまい、土岐JCTを行き過ぎてしまうというトラブル発生。
150823の自転車いじり [最後のCARACLE-S軽量化]
途中から表題を変え、CARACLE-S軽量化、続・CARACLE-S軽量化、新・CARACLE-S軽量化、CARACLE-S軽量化・征服と続いてきたCARACLE-Sいじりも、いよいよ今回がノリクラ前の最後・・・かな?。まあ、またやることが出てきたら、「創世記」「新世紀」と続ける手もあるか(意味がわからない人はここを見て下さい)。
閑話休題。早朝の最終トレーニングから帰って、午後から最終決戦仕様への組み換え作業を開始。
まずはサドルをカーボンレールのシマノプロ製TURNIXに交換。お尻に合わないが上りオンリーのノリクラ本番くらいは耐えられるだろう(下山は?)。 これで約170gの軽量化達成。
続いて、大会本番に必要のない(?)装備を外していく。
右のハンドルバーエンドに装着したバックミラーを外し、こちらにもタイガースエンブレム入りエンドキャップを装着。
峠路も 今朝は静かな 地蔵盆 [鍋谷峠二往復]
いよいよ来週はノリクラ本番。峠を交えてしっかり長距離を走りたいところでもあるが、今週末の休みは今日だけだったので、決戦仕様の仕上げや遠征の準備作業もしなくてはならない。短い時間でしっかりヒルクライムトレーニングするために、今日は鍋谷峠に2回上ることにした。
近所の友人も気合が入って、5:30集合で出走。今日も最高気温34度の予報だが、朝はこれまでより涼しく、走りやすい。
今日地蔵盆の行事をやる地域が多いようで、道すがらの地蔵尊には飾り付けがされ、お供え物が置かれている。ちょっと賑やかな雰囲気な一方、交通量は少なく静かな道行き。いつもより早い時間なこともあるが、お盆休みの翌週とあって外出する人も少ないのだろう。
降水確率0%の晴れ予報だが、雲はかなり多い。行く手の山並みも雲に隠れていたのでちょっと心配だったが、雨が降る心配はなさそう。むしろ陽射しが抑えられて、涼しく走りやすい。
父鬼集落下の温度計は21度と、やや低め。とは言え湿度はそれなりにあるようで、ベタッとした湿気を感じる。
まずは、いつものごとく製材所前の鍋谷橋からアタック開始。不調というほどでもないが、心拍数をなかなか上げられず、序盤は160台がせいぜい。友人にも先行されてしまった。
なかなか力強いペダリングができず苦しいのだが、軽量化の甲斐あってCARACLE-Sは軽い。ガマンして踏み続けているうちに、友人に追いついた。追い抜くのをきっかけにペースを上げ、心拍数を170前後に上げた。
とは言え今日は心拍数を上げ続けるのは難しく、160~170の間をウロウロ。脚も回らず苦しいのだが、必死で上り続ける。最後はスパートを掛けたが、結局心拍数は183までしか上げられなかった。
150820の自転車いじり [CARACLE-S軽量化・征服]
前回(150818の自転車いじり [新・CARACLE-S軽量化])に引き続き、平日に社内でCARACLE-Sのいじり。公私混同お許し下さい。
そろそろ普段使いのできる軽量化は限界で、本番専用の決戦仕様に突入。今回は最後まで取っておいた大物、シートポスト。これまで装着していたテレスコピックシートポストの最終(?)試作品の重量は約830g。
スプラインの入ったアルミ合金パイプの外側を切削して作った超軽量シートポストなのだが、さすがにたわみが大きく強度も不安。そのくせお値段は高い。そんな訳でお蔵入りした珍品だ。
市販するのは厳しいだろうが、体重が60kg未満でダンシング主体の私が決戦用として使用するなら、デメリットは少なく軽量化効果は大きい。
150818の自転車いじり [新・CARACLE-S軽量化]
少しずつ進めているCARACLE-Sの軽量化。先日(150816の自転車いじり [続・CARACLE-S軽量化])は手持ちのM5チタンボルトを使用してステムのハンドル固定ボルトを軽量化したが、今日は勤務先テック・ワンの商品であるチタンボルトを購入してさらなるチタン化を行った。
交換したのは、まずステムのコラム固定ボルト。こちらはM6×20を使用。
ヘッドキャップ固定ボルトもM6×23の物に交換。