梅雨入りぬ 出かけ損ねて 愛車拭き [3台の自転車整備]

 今日は娘のトレーニングに出かけようと考えていたが、朝起きたら雨の確率が高いので断念。懸念通り、時折り小雨の降る天気の中、3台の自転車の整備をしておくことにした。

130602_094852 まずは、娘のロードレーサー(ロードバイク)。緩んで剥がれてきていたバーテープの巻き直し。緩んできたのは、ポジションが固まるまで仮巻きのつもりで下地に両面テープを当ててなかったことと、末端処理につかっていたクリアカラーのプラスチックテープがなぜか他のカラーに比べて柔らかく、充分なテンションをかけられなかったこと、それと補助ブレーキを付けているせいで、ブレーキワイヤーが浮いていることが原因だ。

130602_095850130602_100558 そこで、まずは下地にプラスチックテープを巻いてから両面テープを貼り、バーテープを巻き直した。普段、末端処理に使うプラスチックテープの手持ちがイエローしかなかったので、今回はバーテープに付属してくる末端処理用テープを使用した


130602_101714 一応、完成。補助ブレーキのせいでブレーキワイヤーが浮いているので、やたらと締め付ける訳にもいかないので、加減が難しい。手持ちが切れてなければ、固定力の高いブラックのプラスチックテープで止めたかった。

130602_102626130602_105136 続いて、猛虎四號のクリーニング。先週の淡路島合宿で、海辺を走ったり、高速船で波しぶきを被ったりしているので、ホントは水洗いするのが、ベスト。とは言え、集合住宅では簡単に行かないので、まずはパーツクリーナーで油汚れを軽く落としてから、水で濡らした布で全体を拭きとった。

 チェーンはチェーンクリーナーで洗い、前後のギアもパーツクリーナーと布で拭きあげる。各パーツ類も、クリーニングしてから注油。

130602_110434130602_112918 大方きれいになった所で、フレームをバイクポリッシュで拭き上げる。

 その際に目についたのが、組立作業や輪行ですでにいくつかついてしまった傷。

130602_112952130602_113034 そこで、先日入手していた車用のタッチアップペイントで補修することにした。

 なるべく近い色を探したが、近所の自動車用品店にはイエロー系がこれしかなかった。残念ながら、塗ってみるとかなり違い、下手に塗らないほうが良いくらい。うーむ、今後どうしようか? プラモデルで鍛えた調色のノウハウはすっかり忘れているし、強度や耐候性を考えると車用が良いのだが・・・。

130602_115118130602_115200 ついでに、マッドガードに手を入れた。フロンドガードのL字金具はM3規格のプラスネジ留めだったので、アレーンキー(六角穴付きボタン)ボルトに変更。

130602_115434130602_121428 ガードを磨いてから装着。見栄えだけでなく、ガード裏のクリアランスも向上した(左図の左側のネジは交換前、右側は交換後)。

130602_130758295388_398944623499133_1672706491_n そして、このカッティングシート。kon413さんに作ってもらい、先日の淡路島合宿で受け取ったものだ。

 この猛虎四號は自転車工房エコーさんの78号機であり、開発コードはRX-78(右図は製作中のフレームパイプ)。アラフォー世代にはなじみ深い型式番号だ。

130602_131556130602_132724 そんな訳で、この「Tada’s RX-78」ロゴを貼付したのだが、ちょっとでかすぎたか? 「猛虎四號」ロゴより目立っている(^_^;)。

 これで猛虎四號の整備完了。

130602_133248130602_135802 続いて、(四號と見分けがつきにくいが)、20年選手の猛虎参號。

 こちらも軽くクリーニングしてから、このカッティングシートの出番。これもkon413さんに作ってもらったもの。

130602_140144 再塗装してから何のロゴやマークも入っていなかったが、ダウンチューブに「猛虎参號」の文字が誇らしげに入った。

130602_140958 続いて、スタンドの装着。長年、スタンドは使ってなかったが、通勤や街乗りではあった方が便利。猛虎参號はもはや重量を気にするような自転車ではなく、通勤がメインになるのでこの機に装着することにした。

 そんなことを言いながら、選んだのは勤務先の商品で最も軽量なスタンド、ESGEオプティマ。工具なしで着脱できるBikeguy QRスタンドとどちらにするか迷ったが、オプティマの方がクラシックな仕様の猛虎参號に似合うし、重心に近い位置にあるセンタースタンドの方が走行に影響を与えにくいだろう。

130602_141912130602_141928130602_142028 商品タグの図の通り、取り付け位置の地上高を計測。BB後ろ側のチェーンステイ下面の高さは、約280mm。

 目安の数値がスタンドに表示されているので、280の数字の所でカットすればよいはずだが、車輪のインチ径に基づいた目安の数値も並んで表示されており、これと比較すると地上高280mmは車輪径24インチより短い(?_?)。

130602_142250130602_143520 もちろん、同じ車輪(リム)径でも、フレーム形状やタイヤの太さによって装着部分の地上高は大きく変わる。とは言え、あまりにも違うので、念のため少しずつカットして様子をみることにした。

130602_144306130602_150526 自転車にあてがってはカットする作業の繰り返しで、最終的には計測値の280よりさらに短い270にカットした。何度も切断するうちに作業が雑になり、表面に傷を付けてしまった(涙)。説明図通り、最初に280で切っておけば、せいぜい2回カットで済んだだろう。

 自転車にセットするにあたっては、できるだけフレームに傷を付けたくない。とは言え、ゴムなどの弾性体を挟むと緩みやすくなるので避けた方がよい。そこで、本体の当たるチェーンステイ下面にはフレーム保護シールを貼付。この程度の薄さなら、緩みも起きにくいだろう。

130602_150246130602_151236 チェーンステイ上面に当たる部分には、添付品の傘型プレートに加えて、オプションのU型プレート(樹脂製)を挟み、傷つきを防止しようと考えた。

 ところが、U型プレートの横方向への張り出しがインナーギアに当たってしまうことが判明。Qファクターを小さくしようと短めのBBシャフトを使用しているので、寸法がタイトなのだ。

130602_153246130602_153508 仕方ないので、U型プレートの使用は断念。もう一つの問題として。マッドガードがあるので装着部分のすき間が少なく、しかも上に行くほど狭くなる。U型プレートを使用しなくても、添付品の傘型プレートでは固定ボルトが締めづらい。

 そこで、これまたオプションのひし形プレートを導入。これなら、高さが低くなるので、ボルトを締めやすい。プレートの当たり面に保護テープを貼って、少しでも傷つきを防止する。ひし形プレートは10数年前にESGEのスタンドの標準添付品だったもので、昔ながらのフレームには、一番マッチするようだ。

130602_153408 センタースタンドは装着にやや手間が掛かるが、無事装着できれば重心に近い低い位置にあるので走行感に影響が出にくい。輪行時にもジャマにならないし、目立ちにくいのでスタイル的にも違和感が少ない。

 特にESGEのスタンドはさすがスイス製で、落ち着いた高級感があるので、自転車が安っぽくならない。これで、街乗りがより便利になるだろう。重量増は最小限なので、週末ライドに使用する際も付けたままでよいかもしれない。

 猛虎参號には四號同様にコマンドシフターを装着予定だが、それはまたの機会に。これにて、本日の自転車整備終了。

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