湖を 渡り吹きつく 春疾風 [湖東ポタリング]
今日は娘と一緒に自転車処ぽたりんぐぅさんの「新年度、一発目!!5月病をぶっ飛ばせ!びわいちポタリング!!」に参加してきた。びわいち(琵琶湖一周)がポタリングか? というツッコミどころはさておき、娘と一緒の私は北湖一周約150kmのロングコースではなく、約50kmのショートコースに参加。
小6の娘を誘ったら、最初は「え~坂ないん? つまんない」と、坂バカの父親を泣かせるような台詞を吐いた。どうやら昨秋の淡路島ツーリングの激坂で、大人を抜いて褒められたのが嬉しかったようだ。まったくもって惜しい感性で、ノリクラは今年が最後なんて言わずに、続けてくれないものだろうか? 今回に関してはほぼ平坦ながら、「ひこにゃんに会える」と説得して参加となりました。
まずは朝6:00に、JR堺市駅前のぽたりんぐぅさんに集合。娘と自走で少し早めに到着して、自転車を積み込んでもらった。
数台の車に分乗して、高速道路を経て近江八幡運動公園に到着したのは8時前。
今回は、20名を越える参加者となった。お子さんをチャイルドキャリアに乗せて参加した奥さんとは、一昨年の淡路島ポタリングでもご一緒したが、お子さんも大きくなりさらに脚力が必要だろう。相変わらず、すごい。
私と娘も自転車を下ろしてもらい、出走準備。のんびりポタということで、今日は太タイヤをつけたままの猛虎参號。娘は近所の自転車愛好家から長期借用中の24インチジュニアロード。
ぽたりんぐぅさんのお客さんに加え、昨夏私が企画した暗峠ライドでぽたんりんぐぅの當眞店長とご縁ができたmixi上のコミュニティ「滋賀の自転車好き!ランドナー団」のメンバーも数名参加しており、私と旧知のみわっちさんや、メロー=イエローさんは、地元の強みで案内役を買ってでてくれた。
出走写真を摂ってスタート。まずはイベント名通りのビワイチをするロングコース班5名が出発。
ということは、その他大多数はショートコース班。「びわいち」と銘打っているイベントだが、気軽に走れるコースに参加する方が多いのがぽたりんぐぅさんのお店のカラーだろう。
ショートコース班をさらにロードバイクなどの走行性の高い車種と小径車やママチャリ系車種の2つのグループに分け、急遽私がロード系車種グループを先導することになった。
ひとっ走りして、旧市街に到着。観光地の下調べもロクにしていなかったので、右往左往しながらも、地元の方のサポートでまずは運河の船着場へ。まだ8:30前とあって観光客も少なく、朝日がキラキラしてキレイ。
石畳を迂回したら、メンタームで有名な近江兄弟社本社前を通った。近辺には社屋や近江兄弟社学園等が散在していた。日牟禮八幡宮参道へ至り、橋を渡ると下の運河の風情が気になり、下に降りてみた。
思った通り、石造りの運河と周りの古い建物との取り合わせが、なかなかのもの。
先に見える屋形船が気になって、ちょっと歩いて見ると、かわらミュージアムの入り口があり、そこから上がってみた。
すると空を泳ぐ鯉のぼり。
かわらミュージアムは開館前だったし、ロード用シューズの方をお待たせしているので外観を見ただけだが、織姫彦星の形をした瓦が屋根の上にあることを滋賀のランドナー団のメロー=イエローさんに教えていただいた。
ミュージアムの敷地を抜けて、瓦焼き釜を覗いたりしながら、元来た方向に戻ると八幡宮の本社前。
手短にお参りする境内にも鯉のぼり。
八幡宮の後ろに見える八幡山ロープウェーに乗りたいなあという話もあったが、さすがに時間的に厳しいだろうと見送り。
気持ちよさそうな天気だったので残念。
風情のある建物があちらこちらに残されていた。
旧市街地をもっとじっくり見て回りたいところだが、そろそろ先に進む。水郷地帯をかすめていると小径車・ママチャリグループがいた。
そちらに向かってみると、水郷地帯に入っていくそうだ。こちらは細タイヤの方が多いので、ダートが見えるルートは避け、県道25号線に戻った。
代わりにちょっと寄り道しようと長命寺方向に向かった。長命寺川沿いの道は自転車の走りやすいサイクリングロードがあり、とても気持ちの良いルート。
ボート練習を眺めながら、ちょっと戻る方向に進む。
出発地のすぐ手前で右折して県道25号線の旧道(?)に入り、琵琶湖沿いのルートへ。アップダウンが続くが、琵琶湖の風景がとてもキレイ。
一本道なので、ここは「各自のペースで走って下さい」とフリー走行に。本気の大人の怖さを知らない娘は先頭に立とうと必死。大人の皆さんの配慮のお陰で先頭付近で集合地点のコンビニに到着。
ここで新道(?)に合流するが、このコンビニには以前はなかったバイクスタンドが設けられていた。ありがたい配慮だ。
小休止していると、小径車&ママチャリグループが到着。彼らは近道のバイパスを通って来たが、向かい風がキツかったとのこと。こちらは半島の陰になっていたのか、さほど風は感じていなかった。
ここから湖岸道路を彦根方向に向かうが、聞いていた通り、斜め前方から吹きつける逆風がかなり強い。琵琶湖に近づくと、湖面は白波が立って荒々しく岸に打ち寄せ、まるで海のよう。
地元のメロー=イエローさんの先導のお陰で、近道&風よけになる集落内を通る旧道も通ったのでかなりマシなはずだが、娘や経験の浅い参加者にはかなりキツかったようだ。
1時間ばかり走って彦根市街地のすぐ手前のコンビニまでたどり着いたが、娘は「もうイヤ! 疲れた」と、かなりグロッキー。ベンチを譲ってもらい、ぼーっとしている。
最初のうちの「坂で勝ちたい」とか「(150kmの)ビワイチしたい」とか言ってたテンションはどこへやら(^_^;)。
結構差が着くかと思っていたが、小径車&ママチャリグループもそれほど時間を開けずに追いついてきた。
初心者はなかなかキツかっただろう。
向かい風の中を、もうひと踏ん張り。一度彦根城を行き過ぎ、昼食場所のクラブハリエ ジュブリルタンへ12:30頃到着。
白壁に瓦の建物にはカフェもあるが、満席。お値段も張るので、パンを買って、庭で食べようと思ったが、パン売り場への入場も行列に並ぶ必要があった。
やっと入場して娘とパンを選ぶ。
購入したパンを庭の芝生でいただいた。中庭は風も弱く気持ちのよいひと時。
中庭のワゴンバスの出店でホットドックやアイスパンを買う参加者も。
昼食後は彦根城へ。ところが、ひこにゃんに会うためにの長い行列ができている。
不安げな娘。ひこにゃんをネタに連れ出したので、万一会えなかったら二度と自転車に付き合ってくれないかもしれない(^_^;)。
幸い、さほど待つこともなく、彦根城博物館に入場でき、ひこにゃん登場。
柵の向こうの離れた場所ではあるが、娘は生ひこにゃんに狂喜乱舞。目的を果たせて、私もホッ。
60分待ちとのこともあって天守閣には入場せず、出発。
観光客でごった返す彦根城付近を抜けて、サイクルトレインに乗るために近江鉄道のひこね芹川駅へ向かう。
列車の本数が少なく、30分以上待つことになった。別行動の小径車&ママチャリグループと連絡を取ったりしながら、時間を潰す。到着時間が近づいてきたのでスロープを押してホームに上がる。
自転車を輪行せずにそのまま列車に乗せるのは、私も初めての体験。小径車&ママチャリグループはなぜかひと駅先から乗ってきて、空いた車内ながら、10数台の自転車でいっぱい。
高宮で乗り換えて多賀大社駅まで行き、多賀大社へ。次の列車まであまり余裕がなく、15分程度しかない。
私自身は昨年事故をする前に来ているので参拝は後回し。
糸切餅は多賀大社の名物で、普通のものは前回もいただいた。今回は地元のメロー=イエローさんオススメの糸切餅の天ぷらをいただいた。これはまた違った風情でとても美味しい。娘も絶賛。
残り少ない時間で慌てて参拝に向かう。「金具が滑るからやめとき」という忠告を無視して、娘はビンディングペダルで太鼓橋を越えていく。
慌ただしく参拝を終えて、再出発。
多賀大社駅に戻り、再び列車に乗り込む。サイクルトレインのお陰で、だいぶ走行距離を短縮できる。初心者でも参加しやすいプランになったが、せっかくの追い風に乗る距離も短くなったのが残念。
また高宮で乗り換え、今度は五箇荘駅で下車。ワンマンの近江鉄道では人数が多いと精算に時間が掛かり、運転手に迷惑をかけてしまった。
五箇荘駅からは小径車&ママチャリグループも一緒に走った。旧中仙道を通り、R8を越えて田んぼの間の広い農道を抜けていく。
県道201号線に入り、安土駅付近でJRを渡って、西の湖が見えてくると日も傾き、コースも残りわずか。そろそろ疲れてくる参加者もいる。
ひと休憩入れると、チャイルドシートのお子さんはお休み中。最終的に70km近くなった走行距離をお子さんを乗せたママチャリで走ってしまうのがスゴすぎる。実のところ、脚力が一番あるのはこのお母さんではないかと、周囲の意見が一致(^_^;)。
往路は水郷をあまり見られなかったが、西の湖沿いを走って美しい風景を堪能。
後ろの方が切れてしまったが、當眞店長にお任せして大集団は先に進んだ。朝に走った長命寺川沿いのサイクリングロードを再び通って、スタート地点の近江八幡運動公園に戻ってきたのは18:00頃。
皆さん、お疲れ様でした。前半、初心者にはなかなかハードな向かい風でしたが、一日晴天に恵まれました。サイクルトレインも活用して、盛り沢山の一日になったのではないでしょうか?
18:10頃には、ビワイチ班も帰ってきた。風に泣かされ、お目当ての白鬚食堂も閉まっていたとのことだったが、無事に150kmを走破。
ちなみに當眞店長いわく、「ウチはビワイチでもポタリングなんです」とのこと(^_^;)。
全員が無事戻り、本日の琵琶湖ポタリング終了。また、ご一緒できる機会を楽しみにしています。
みわっちさん、メロー=イエローさんをはじめとする「滋賀の自転車好き!ランドナー団」の方々には道案内などの協力をしていただき、お陰でスムーズに行動することができました。深く感謝します。
余談だが、娘もアプローチを加えると70kmを越える距離を無事に走り切った。自己最長距離に、ひこにゃん、糸切餅の天ぷらと、満足できたようだ。
ただ、ビンディングペダルを使い始めたばかりなので、疲れた後半に2回立ちごけして「もうイヤや、これ!」と呟いていた。今は固定力も最弱レベルにして、クリートもマルチリリースタイプ。それでもいざというときに外せないのは問題だが、慣れれば手放せなくなるものなので、最後のノリクラに(したくはないが)向けて頑張って欲しい。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2013/04/28 8:24:16
完了: 2013/04/28 18:01:52
バイクタイム: 3:57:26
停止時間: 5:40:06
距離: 68.14 km
平均スピード: 時速 17.22 km
登り: 456 メートル (ここだけルートラボの数値。Cyclemeterは3708mを記録)
カロリー: 1764
[…] Bikeguy担当ヒサユキです。ゴールデンウィークに近江鉄道のサイクルトレインに乗って来ました。 […]