娘の自転車を乗鞍向けに改造 [その1]
今年はノリクラ(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)に、娘が初参加する。高価な自転車を与えるつもりはなく、頂き物のMTBルック車で参加するが、あまりお金をかけずに簡単にできる改造はしてやるつもり。その中でも少しはお金をかけるつもりなのは、前ギアを小さい物に変えてギア比を落とすこと。もちろん、低価格のMTBルック車の前ギアは交換できる造りにはなっていない。クランクごと取り替えるつもりで、取り寄せをお願いしている最中だ。
それに先立ち、今日は簡単にできるところをちょっとだけいじってみた。
これが、いじる前の状態。前オーナーが数年間乗り込んだと思われ、我が家での保管状況もあまり良くなかったので、あちこち錆びや劣化が生じている。以前、チェーンやペダルを交換し、BBのグリスアップは終えている。
まずは、ヒルクライムに不用なパーツを外していく。
前カゴ、マッドガード、ブロックダイナモを外し、劣化していたスポークプロテクターは手で触るだけでパリパリ割れて取れた。一部が削れてバーエンドが露出していた左グリップ(前オーナーの転倒によると思われる)もむしり取った。
ヘッドナットを外して前カゴのステーを外した際についでにヘッド内部をチェックしてみた。グリスがほとんどなかったので補充。ステーを外した分、スペーサーを足してヘッドを閉じた。子供車のせいかロックナットが32mmでなく、もっと小さいサイズだったので、ヘッドスパナが合わず、300mmモンキーレンチを引っ張り出した。
ヘッドを開ける時に外したら、ハンドルもステムもスチールなのでかなり重い。使っていないアルミハンドルに交換しようかとも思ったが、そこだけ代えてもこの自転車が劇的に変わる訳でもない。気になり出すと、どこもかしこもいじりたくなってしまうが、今日のところは見送って熟考することにした。
新しい左グリップを装着し、ボトル台座がないので自社商品の「Bikeguy どこでもケージホルダー ペットケージ付」を装着。これにて、今日のところは終了。あとは本番までに最低限、冒頭で述べたギア比を落とすことと、ワイヤー類の交換はしておく必要があるだろう。駐輪場に置くためにスタンドもまだ付けたままだが、これも本番直前に外すつもり。
先端の削れた左のブレーキレバーや太いタイヤ、気になるところはたくさんあるが、新車が買えるようなお金をかけてしまっては意味がない。どこまでやるか難しいところだ。