仕上がらぬ 我が手仕事は 月を超え [新フレーム乗せ換え作業その6]

小春日に 自転車いじり 気もそぞろ [新フレーム乗せ換え作業その5]】からの続き

あと数日に迫ったサイクルモード出展のための出張準備と、昨日のブログ作成で時間を取ってしまい、今日は夕方にちょっと作業できただけ。もちろん、新フレーム「猛虎四號」の組み立て完成には至らず、これでひと月越えは確定した。

121028_155700121028_155912まずは昨日の続きでダルマネジの小径化作業。使用するダルマネジをバラバラにして、昨日作った小径化スリーブと一緒にポリ袋に入れ、ガソリンを入れてシェイク。

121028_160342121028_161718脱脂完了。

エポキシ系接着剤の2液を混合して、スリーブに塗りつけ、ダルマネジに押し入れる。

121028_162000121028_162316接着剤が乾くまで、今日はもう触らない。乾いたら、パイプ内側をもう一度ドリルでさらうつもり。
121028_170004121028_171710続いて、いよいよマッドガード本体への穴開け。手始めに、リア側のダルマネジ装着用の穴を開け、続いてリアのシートステイ、チェーンステイの各ブリッジの2箇所のダボに装着する穴を開ける。

現物合わせで慎重に作業したお陰で、一発で穴開け位置は決まった。失敗すると穴だらけになったり、穴を大きくしなければならないので、美観上も強度的にもよろしくない。

121028_170824続いて、マッドガードの分割作業に入ろうと取り出したのは、今はなきアルプス製のマッドガード分割用プレート。最近自転車店オオマエジムショを開かれた大前さんに、無理を言って譲ってもらった。

単純なプレートのようだが、丈夫なスチール製で、マッドガードに合うようにRが付けられ、表面もメッキ処理でピカピカ。自作するとなるとなかなか同レベルのことはできるものではない。

切断位置を決めるためにマッドガードを仮付して、問題に気づいた。通常なら3つある穴のうち、真ん中の穴をチェーンステイブリッジのダボに装着するのだろうが、それだと分割したガードを固定する一番後部の穴がサイドプルブレーキに干渉しそうだ。

イレギュラーだが、一番前の穴をチェーンステイブリッジに装着し、分割位置を後に下げようかと考えた。とは言え、強度的にも美観上も不利になるし、一度マッドガードを切断してしまうと元には戻せない。他にいい方法がないかを考えるため、分割作業は後回しにすることにした。

121028_172610ひとまず、分割しないでマッドガードを装着しようとしたが、予想通りサイドプルブレーキがマッドガードに接触する。そして、チェーンステイブリッジ部分のクリアランスがかなり狭いことにも気づいた。

どちらもつぶし加工など、マッドガードの加工が必要。時間もなくなったので、今日の作業はここまでとした。

結局、今週末も猛虎四號は仕上がらず、来週末はサイクルモードに出展するので作業はできない。組立作業が1ヶ月を越えることが、これで確定。産みの苦しみはまだ続く。

 

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