友を連れ 住み慣れた街 風涼し [MACC堺観光]

賑やかな宴会の一夜が開けて、爽やかな朝。深酒が過ぎて、身体が重い。酒を持ち込んだ当人としては、誰も責められない(^_^;)。

私も8時過ぎまで寝てしまったが、MACC(マレーシア・アドベンチャー・サイクリスト・クラブ)やカップルのサイクリストもまだ寝ているメンバーが多かった。早めに起きて片付けをしてくれた、谷田貝さんやMACCの女性メンバーに感謝。

120922_101140120922_101146折よく、今日は堺まつりがある(と思っていた)ので、午前中は自転車で堺観光に、午後は鉄道で大阪市内の観光に出るというプランにまとまったが、行動開始が随分遅くなってしまった。

120922_101500120922_101540朝食を終えて10時頃出発の予定だったが、記念撮影や連絡先の交換などで予定はずれ込んだ。

久保、谷田貝ご一家に見送られて出発した時には、結局10:30近くになっていた。

120922_085338120922_102022MACCメンバーの自転車は多くがサポートを受けているKONA製。その他のメーカー製を含めて全てMTBのようだった。

120922_101642120922_102152イギリス人と日系オーストラリア人のカップルのサイクリストのMTBには、イギリス製の革サドル。私と同じブルックスブランドだ。

120922_085354こちらは久保さんのMTB。普通に玄関先に置かれているが、JACC(日本アドベンチャー・サイクリストクラブ)ステッカーも貼られ、只者ではない迫力。

120922_101746MACCのリーダー朱さんと一緒に。私も今日は久々にTシャツと短パンの夏期ツーリスト装備。最近でこそ慣れっこにになったが、レーパンとレーサージャージでツーリング車に乗るのを気恥ずかしく思っていた時期もあったことを思い出した。

120922_104242120922_103014勝手知ったる堺市内。私が先導して、堺市中心部へ向かう。さほど暑くもなく、ようやく秋らしい気持ちのいい気候になってきた。

120922_105854120922_105758まずは日本最大の前方後円墳、仁徳天皇陵へ。後円部分から半周して前方部正面の遥拝所へ。私は、「世界最大面積のお墓」と説明していたが、これは誤りだった。ボランティアのガイドさんの説明によると、仁徳陵は「世界最長」の陵墓とのことで、世界で高さが高いのがクフ王のピラミッド、面積では秦の始皇帝の陵墓が最大とのことだった。通勤で毎日そばを通っておきながら、実はよく理解していないのが恥ずかしい。

120922_115822120922_115816さかい祭りでは、大茶会が催されるはずなので、隣接する大仙公園に。ところが、どこにも祭りの賑わいが感じられない。野点てが行われる場所も見当たらない。常設の茶室の方に尋ねて、ようやく状況を把握した。一ヶ月勘違いしていた! 堺まつりは来月だったのだ。これは、大失敗。

120922_112446120922_112330MACCメンバーに平謝りして、一部のメンバーで常設のお茶室で立礼の略式のお茶を頂いた。ところが、私は全くと言っていいほど茶道の知識がない。マレーシア人の朱さんの方が日本で働いていた時に習ったとのことで、私よりよほどよく知っている。日本人、それも千利休の活躍した堺の住人としては、誠にお恥ずかしい限り。

隣接する堺市博物館を見学していたメンバーと合流し、今度は大仙公園内のもう一つの博物館、自転車博物館サイクルセンターに。

120922_120728120922_121014自転車博物館の駐輪場で、これから出発する新家工業のチームの方々に場所を開けていただいた。これもご縁ということで、記念ステッカーを渡して記念撮影。

私の勤務先の商品を使っていただいている方もおり、思いがけず嬉しい出会い。

120922_121738120922_121952自転車博物館に入っても、館員の方に自己紹介して一緒に記念撮影したりと、MACCの方々は交流に積極的。文化交流が最大の目的である彼らは、特に自転車という接点のある出会いには尻込みせずに、どんどん交流を持っていく。

120922_122102120922_123516限られた日程で西日本を回るために、彼らは自転車だけでなく、船や鉄道も積極的に利用して移動している。そして行く先々で、こうやって日本人と交流してきたのだろう。

私などは、「地図に途切れない線を引く」と、ついつい自転車での移動にこだわり過ぎてしまうが、そんな自己満足の記録より、彼らのように人との出会いを大切にする旅の方が実りが大きいのかもしれない。今回の宿を提供してくれた、久保、谷田貝ご夫妻の海外ツーリングにも通じるものを感じた。

私自身は3回目の自転車博物館見学だったが、過去2回はツアー・オブ・ジャパン開催時の無料開放時だった。初めて入館料を払って入場したが、人でごった返す無料入館日と比べ、係員の詳細な説明を受けられるのがいい。

120922_123718120922_123728三輪自転車のピニオンラックギア。係の方が、自動車のステアリングの元になった、回転運動を直線運動に変える機構だと強くアピールされていた。

120922_124720120922_1249401Fの収蔵庫は、いつ見てもすごい台数。新旧の自転車が時折り入れ替えられ、展示コーナーに並ぶのだ。

120922_130504120922_130934自転車博物館を出ると、もう13時過ぎ。本当は久保さんに薦められていた堺市役所の展望台から百舌鳥古墳群を見下ろすことも考えていたのだが、スタートが遅かったので時間的余裕がなくなった。

120922_130954120922_133114MACCの方々は鉄道で大阪市内の観光に向かうので、地下鉄の新金岡駅まで見送り、ここでお別れした。彼らは明日から京都を訪れた後、26日早朝に日本を離れる予定だ。私も京都まで道案内しようかと思っていたが、先週試走したら思ったより距離があった。彼らと話し合った結果、自走を諦め輪行して向かうとの結論になった。

そんな訳で、自転車同行は今日だけになったのが、少し残念。残り少ない日本での日々が実り多いものになるように、彼らを見かけた方は気軽に声を掛けて下さい。揃いの黄緑色のジャージが見印です(今日の写真では洗濯中でほとんど着てませんが)。

■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/09/22 10:28:20
 完了: 2012/09/22 15:23:28
 バイクタイム: 4:54:49
 停止時間: 00:00:00
 距離: 20.77 km
 平均スピード: 時速 4.23 km
 登り: 762 メートル
 カロリー: 1637 kcal

POLAR CS200CADの記録
 ※スピードセンサー不調につき記録なし

■本日のフォトアルバム

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これまでのコメント

  1. […] ーツ自転車ブームだが、中国系の人はほとんど乗らないとのこと。私はマレーシアの自転車乗りとも交流の経験があるが、そちらでは自転車乗りは中国系の方が中心で、酒宴も盛んだった […]

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