旧き友 集う晩夏の 坂祭り [2012ノリクラ参戦記・受付日]
さあ、いよいよ一年間の集大成、「ノリクラ」こと「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」がやって来た。
今年は意図せぬ体重減により、不調が続いて例年のようなトレーニングができなかったが、ここまで来たら精一杯頑張るしかない。と言いながらも、所詮は表彰台には絶対に縁のない貧脚のこと、順位やタイムが全てではなく、旧友との再会や、「タイガースルックで目立つ」こともノリクラの大きな目的(^_^;)。極端な話、抽選で落選したり、ケガで出場できなくなっても乗鞍までは駆けつけるだろう。
まずは8/25は受付日。我が家の家族旅行も兼ねたノリクラ遠征も8回目。昨年よりちょっと出遅れて5時ごろ堺の自宅を出発。
第二京阪道-京滋バイパス-新名神-東名阪-伊勢湾岸道-東海環状道を経由して中央道に入り、恵那ICで高速を降りた。
例年通り、恵那峡近くの和菓子屋に立ち寄り、今年は栗ソフトクリームを賞味。
木曽路(R19)で、いつも素通りしていた寝覚の床に立ち寄り。
子供らは岩に上って大はしゃぎ。
うだうだしているうちに時間は過ぎ、乗鞍受付会場入りは15時過ぎ。
結構渋滞していたので、少し手前に車をデポして徒歩で受付のある乗鞍観光センター駐車場へ。
例年通り行われているメインステージでのトークショーや、自転車関連業者の出店を横目に見ながら、選手受付に向かう。
娘ともども、ダウンロードして印刷していた受付票と引き換えに、計測センサーやゼッケンなどを受け取る。別のテントで、記念品もゲット。今年もスポーツタオル。
人と会う約束があったので、受付を終えた娘や家族は先に宿に下ってもらい、私は出店を冷やかした。
マトモな物がなくなっていたソックスを購入。安かったので、サイズがあればもう一足くらい欲しかったが、夕方になると品切れも増えている。
そうこうしているうちに、同宿する日大経済サイクリングアソシエイターの先輩たちが、私よりゆっくり会場にやって来た。
今回強引に誘った初出場の先輩たち。N林さんとHさんは、普段から房総半島の地道を走り回っているMTBで参戦だ。
ふもとの安曇野市在住のK原夫妻は、将来のノリクライマー(?)の息子さんを背負って登場。今年は申し込みし損なったそうだが、応援に来てくれた。
K原さんの弟T久さんも何年も前から仲間入り。チャンピオンクラスにエントリーして1時間10分台を目指す猛者。
その後、約束の人と会った後で、先輩方と再合流。宿まで車に乗せてもらうことにした。
受付会場を去り際、周囲の人たちがカメラやケータイを構えているので振り返って見ると、さっきまで雲がかぶっていた乗鞍岳がクッキリ。我々もパチリ。
明日もいい天気であることをお祈り。
16:45頃、常宿の寿家さんに到着すると、筑波大OBむらよしさんも到着したところ。長年乗ってきたランドナーを山中に置き去りにせざるを得なくなり、新車を購入されたばかり。
今度もランドナーで、丸石のエンペラー。今までもランドナーで並み居るロードバイクをぶちぬいてこられたが、今年は新車でさらなるタイム更新が期待される。
毎度のことながら、中に入るとほとんどのメンバーはすでに揃い、大部屋で宴会が始まっている。
早く仲間入りしたいが、酔っ払う前に、自分と娘の自転車を組みた立てたり、明日の準備を先にしなければ。
夕食前からビールや日本酒、焼酎が次々開けられ、バカ話に花が咲く。
関東や関西の大学サイクリング部OBを中心に、その友達や家族が次々繋がり、気が付けば30名以上の大所帯。
普段はそれなりに社会人をやっている面々だが、この時ばかりは20数年前に戻って、昔話に花が咲く。
この辺りは日大工学部サイクリング部の現役生たち。若い。
日大工学部OBの幹事みわっちさんの音頭で、あらためて乾杯! 今回の唱和はESCA(東日本学生サイクリング連盟)伝統の、鶴亀バージョン。
日大工学の現役生を除けばアラフォー世代が中心だが、ご飯をお代わりしながら全員完食。現役時代ほどではないにせよ、みんな大食い(^_^;)。
夕食後、オジサン連中は再び大部屋に戻り、宴会続行。お子様は退場したので、バカ話もエスカレート?
寿家宿泊の歴史が語られる場面もあった。かれこれ13年前、NEC府中CCの行事としてノリクラの際に寿家さんへの宿泊が始まった。日大工学OBでもあったH川氏が、同期のW田氏を誘ったのが拡大のきっかけになり、現幹事のみわっちさんも参加。12年前の初出場時にみわっちさんと偶然再会したことがきっかけで、11年前から日大経済OBの私や神奈川大、東京理科大等のOBたちも同宿。
後は毎年メンバーの出入りはあるものの、気が付けば日大工学(現役含む)、日大経済、拓殖大、日大農獣医、横浜国立大、神奈川大、同志社大、筑波大といった各大学のOBたちや、NEC府中CC、メンバーの家族や友人を加え、30人以上の大所帯。ノリクラ自体には参加せず、応援やツーリングを楽しむメンバーも増えている。
前夜の壮行会も年々エスカレート。どうも、このために来るメンバーも多いと思われる。皆がが持ち寄ったアルコール類とつまみがずらっと並んだテーブルは、とてもレース前夜のものではない(^_^;)。
とは言いつつも、さすがに学生時代のように深夜まで飲み明かす体力はなく、22時ごろ宴会はお開き。
多くのメンバーは明日に備えて、就寝。
「2012ノリクラ参戦記・走行日」に続く。
■本日のフォトアルバム