2023ノリクラ決戦仕様 [TORACLE-COZ 2]
夏季休業のお約束であるノリクラ決戦仕様への組み換え作業に、今年も取り組んだ。とは言え、TORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)に予算の範囲でできる軽量化は昨年にやり尽くした感もあり、ほぼ昨年同様。
TORACLE-COZ 2平常仕様からサドルバッグやツール缶、ライト類などを下ろした状態で、約7.9kg。さらにペダルやボトルを除いた「カタログスペック」で約7.5kgというところだろう。
ここからノリクラ本番で不要なパーツは取り外していく。増設ボトルケージも台座ごと除去。
タイヤ(ミニッツ・ライト)を1-1/8から7/8サイズに付け替え、チューブもR-AIRに。この機にカセットスプロケットを外して徹底クリーニングし、後ハブのフリー部をバラしてクリーニングとグリスアップ。かなり値下がりして来たので話題のTPUチューブも検討したが、もはやタイム短縮を狙う訳では無いし、走行距離が昨年同時期の84%程度とトレーニング不足がひどい今年は無駄遣いに終わるだけだ。
チェーンも機械式チェーンクリーナーでクリーニング。フロントシングル化に伴い前ディレイラーを外すために、一旦クイックリンクを外す。前ディレイラーと台座を外し、54x40Tフロントチェーンリングを外して42Tのナローワイドチェーンリングに交換。シートプランプもアルミ製のQR式からカーボン製のボルト留めに交換。ペダルもSPDのPD-ES600(279g)からSPD-SLのPD-R9100(228g)に交換。ペダル規格の変更に伴い、シューズも軽くなる。
軽量化ではないが、折りたたみコネクターQuick-itのエラストマーをソフト(グリーン)からハード(レッド)に交換。ペダリングロスを極力減らす設定だ。
左のデュアルコントロールレバーでも後ディレイラーを操作できるようDi2のセッティングを変更。これにて、「走行力を高める仕様変更」はほぼ完了した。後はタイガース応援旗を装着すれば、昨年同様のノリクラ決戦仕様は完成だが、いい歳だしそろそろ虎ルックも卒業かなと迷っている。
ペダルやボトルケージを装着した走行状態で秤は7.355kgを表示。昨年は7.3kgピッタリだったので、55g重くなったことになる。ほとんどパーツ変更をしていないので不思議だが、消耗品交換などの小さな差異の積み重ねかもしれない。
今年は春先から身体の故障が相次ぎ、トレーニングがさっぱり進んでいないので、ノリクラが迫ってきた実感がもうひとつ薄い。気が付けば後2週間で本番だが、これで自転車の準備はほぼ整った。身体の準備はさっぱりだが完走くらいはできるだろう。