関西シクロ観戦 [第9戦・みなと堺グリーン広場]
第6戦(くろんど池)に続き、今日は関西シクロクロス第9戦(みなと堺グリーン広場)の観戦に出かけた。近くではあるのだが、昨晩の新年会の疲れも残っているし、カメラを持っているので車でお出かけ。
何年か前にも観戦しに行ったことがあるのだが、うっかり堺浜の方向に向かってしまい、遠回り。会場に着いたのは、CM1(40歳上位)も佳境の9:30過ぎだった。慌ててカメラを抱えてゴール近くに駆けつけたが、年代物のコニカミノルタ製カメラの調子が悪い。1枚撮るごとにエラー表示が出て固まってしまい、電源を切って入れ直すと何とか復旧するという状態。
撮れた画像の多くも不完全な状態で、アタフタ。低温でバッテリーが弱っているのか、シャッター回りの不具合か、このところしばしば調子が悪くなる。いい加減、買い替え時だろう。
何とか、CM1の1、2位ゴールは撮影したが、構図もピントも無茶苦茶。
すぐに始まった表彰式の画像は、全滅。上の方が黒くなっている。
それでも続けて撮り続けていると、何とか正常に撮影できるようになってきた。
続く、C2(中級男性)には旧知のお知り合いが一人出場。サイクルベースあさひネットワーキング店の岩田店長だ。今日はfacebook友達になっていただいた有名選手の方々(辻善光選手、豊岡英子選手、阿部良之ビチコルサ アヴェル店長)は軒並み出場しておられないので、岩田さんの応援がメインのようなもの。
スタート地点で岩田さんを探すと、いました! 後ろのほうで控えめに構えていらしゃいます。
12/18の第5戦(丹波自然運動公園)でC3(初級男性)で3位に入賞し、C2クラスに上がったばかりの岩田店長。競技時間が40分に伸び、周りのレベルも高いので、さすがに苦しそうでしたが頑張っておられました。
クリスマスに行なわれた第6戦(くろんど池)ほどではありませんが、今回もユニークな格好で出場(や応援)されている方がちらほら。
表彰式が終わった所で、岩田さんを探して挨拶。私にも「(見てないで、)マッドガード外して、出ろ~!」と、強力なプレッシャーをかけられましたが、ヒルクライムの何十倍もキツそうですし、腰痛持ちの私には担ぎが入るシクロクロスは、とてもとても・・・。ちなみにサイクルベースあさひのメンバーの方々は、何人も大会スタッフとしても協力されています。
続いてはCY(主に中学生)、CL3(超初級女性)、CM1(40歳超初級)が時間差でスタートし、同時にコースを走る。中学生や女性の力走もスゴイが、同世代も多く走る40歳以上クラスは親近感が湧く。
この方はかなり年代物のスチールフレーム。パーツ構成もフリクション時代のカンパのシフトレバーやサイドプルブレーキが目に付いた。これでも参加できるのだから私の自転車でも出られなくはない。CM1は競技時間も15分と短いし・・・ヤバイヤバイ、親近感が湧き過ぎた。
続いて岩田店長の息子さんも出場しているCK2(小学校3~4年)のスタート。スタート直後に大転倒をした参加者もいたが、起き上がって再出走。観客の拍手を浴びていた。
競技時間こそ10分と短いが、大人顔負けの力走。女の子の健闘も目立つ。
次々ゴール。中にはゴールラインを通過した直後にハンドルを叩いて悔しがる姿も・・・熱い。
続くCK1(小学1・2年)と、お昼の試走時間は車で休憩。お腹が空いてくるが、場内に食事をできる所もない。到着が遅れて、途中で買出しする余裕がなかったのが残念。
いよいよ本日のメインイベント、C1(上級男性)。居並ぶ選手の緊迫感は、さすがに最上位クラスだ。
12:20にスタート。直後から凄まじい勢いで選手が飛び出していき、今までとは違う迫力。
選手のレベルが高いレベルで均衡しているので、スタート直後はなかなか集団もバラけず、一団になってコースを疾走(画像では担いでますが・・・)。コーナリングもストレートも、今までのクラスとは明らかにスピードが違う。
それでも周回を重ねるうちに、上位選手が徐々に大集団から離れていく。
障害を次々飛び越えていく選手たち。堺ステージは階段などのない高速コース。C1だけあって、低い障害なら乗車したまま飛び越えたりする選手もいる。それでも画像のような高さの障害になると、乗車したままクリアするのが難しい。上位の選手ほど乗車にこだわらず、押しや担ぎを流れるようにスムーズにこなして通過していく。
レベルの高いC1だが、レベルが高いなりに全力を尽くしている選手たちに余裕がある訳ではないのだろう。中には自転車を障害に引っ掛けてしまう選手もいる。
C1は60分の長丁場。観戦場所を変えながら、撮影できる余裕がある。
砂場ではほとんどの選手が自転車を降りて押すが、中には乗車したまま強引に突っ切る選手もいる。
すぐに表彰式。優勝は丸山厚選手。2位伊澤優大選手。3位入江克典選手。
この後も他のクラスのレースは続くが、私はここでおいとまさせてもらった。今回も迫力のレースをすぐ間近で見ることができ、満足。シクロクロスは選手がロードレースより身近に感じられるのが魅力だ。ヒルクライムレースと比較しても、走っている間は見るからに苦しそうなのに、レースが終わると選手はみな笑顔で楽しそう。
強いお勧めもあり、気がつけば参加方法を調べてる自分がいたりする。腰痛、自転車の用意、そして(マンション住まいの身には)泥だらけになった自転車のケアも問題だが、いつか出場できるといいなあと思う。
■本日のフォトアルバム
本ブログに掲載した以外の画像も下記に多数掲載しています。