決戦ホイール組み
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
ノリクラ本番も3週間後に迫り、今日は決戦用フロントホイールを組み上げた。
2年前にnorikura1059さんに頂いたMAVIC GEL280リムは、ここ2回のノリクラで大活躍している。前輪は頂いた状態のままカンパレコードハブがついていたので、更なる軽量化の機会を狙っていた。
前ハブは2009年1月にアメリカンクラシック マイクロ58を入手していた。名前の通りわずか58gの軽量ハブでありながら、安価なのが貧乏人にはありがたい。ところが、最近はスポークの調達が難しく組み替えが延び延びになっていた。
最近はショップのスポーク在庫も手薄だし、なまじ自転車業界にいると細かい指定をして取り寄せしてもらうのも、やりづらい。DTの箱入り100本なら、ネット通販でも入手できるが高すぎる。
ところが、先日のビワイチに参加してくれた大学の先輩(オートバイショップを経営)が、自転車関連の問屋に友人がいるとのことで、やっと望みのスポークを入手することができた。
まずはタイヤを外したが、これが結構大変。高価なTUFO S3 LITEなので再使用するため、カットしてはがす手は使えない。
何とかタイヤを外して現在の重量測定。QRなし、コルクのスポーク穴埋めも外して685~690gくらい。
ニップルを緩めて外していく。元々のニップルは旧国産サイズのブラス(真鍮)製、スポークは15番(1.8mm)プレーンのようだった。
完全にスポークやハブを取り払い、GEL280リム単体に。ハブ、スポーク、DT軽合ニップルを準備。
スポークは星のステンレス製、293mm長、15-16ダブルバテッド。国産で一般的な72本セット。
ニップルスターターMOJOhandで仮組みをしていく。これがあると、ねじ山を目安にしなくても一定のねじ込みにセットできるし、片手で作業できるので助かる。
後輪の時も苦労したが、軽量リムはふれ取りが大変だった。結局、作業開始から3時間もかけ、ようやく納得いくレベルまで組み上げられた。そう、重量最優先のラジアル組みだ。
完成後の重量測定は535~540gを表示。約150gの軽量化は、十二分な結果を得られたと言えるだろう。トレーニング不足の今年は、少しでもコレで補おう(^^;。
元々ついていたのでスポーク穴埋めのコルクをどうするか悩んだが、わずかな軽量化にもなるし、結局再セットしなかった。リアにもつけていないし、そもそも私自身は最初のロードレーサーでチューブラタイヤを使った23年前から使ったことがないが、何の支障もなかった。レースでコーナーを攻めるダウンヒルをするならともかく、ヒルクライムでは接着力不足で外れるようなことはないだろう。