小説「ヒルクライマー」入手
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
一昨日入手したのが、この小説。
『ヒルクライマー』高千穂遙 著
恐らく、本邦初のヒルクライムレース小説。それだけでも、乗鞍にどっぷりはまった坂バカには充分魅力的だが、なんと高千穂遙氏の著作なのだ。
高千穂遙氏は「クラッシャージョウ」「ダーティーペア」などの著作で知られるSF作家で、SF・マンガ・アニメマニア(今で言う「オタク」)だった中高生のころに、小松左京、筒井康隆、栗本薫、半村良、田中芳樹諸先生方の作品とともに、随分とお世話になった。
しばらく前から高千穂遙氏が自転車を愛好するようになり、自転車メディアにもよく現れるようになっていた。氏はSF作家として知られるが、愛好している(いた?)オートバイを題材にした小説「夏・風・ライダー」をかつて発売した実績もあるので、いずれ・・・と思っていたが、ついに自転車を題材にした小説が発売された。
今月の各自転車雑誌でも取り上げられているのを発見。久々に氏の小説を購入する気になったが、「南大阪最大」をアピールする堺東駅そばの大型書店には置いておらず、取り寄せもできないとのこと。メジャー出版社の小学館の発刊なのに、取り寄せもできないとは、不思議だ。
他の書店もいくつか回ったが、なかなか在庫していない。ネット書店ならすぐ入手できるが、手持ちの図書カードが使えない。結局、家の近くの書店で取り寄せてもらった。そう言えばロードレースを題材にした「サクリファイス(近藤史恵 著)」を探したときも、結局見つからずに諦めてしまった。
まだ、読み始めていないが乗鞍までに読破して、モチベーションを高める材料にしよう(脳内ドーピング?)。