「乗鞍」申込み
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
4/1より始まっていた乗鞍の参加申し込みは、今日4/11で締切になる。私は同宿の仲間たちと一緒に、4/8にネットで申込みしてもらった。
ホントは申込み開始早々にエントリーする予定をしていたが、今年はチームエントリーは各自申込みでなく、代表者がまとめて申込みする形式になった。エントリークラスと生年月日が必要になるので手間取ったのだ。
この所、毎年エントリー方法が変わるので振り回される。主催者側も苦労しているとは思うのだが、早いとこネット時代にふさわしいエントリー方法を確立して欲しいものだ。
富士山周辺の大会や裏乗鞍やら、ヒルクライムレースがたくさんできたこともあってか、乗鞍の人気も一時期ほどではないようだ。とは言え、恐らく今年も定員オーバーで抽選になることはほぼ間違いない。
抽選に関しては、(昨年も言われていたことだが)実のところ厳正に3500人が選ばれる訳ではないことを主催者自身が認めている。全日本ヒルクライムシリーズ戦にエントリーしているものは無条件で自動的にエントリーされ、昨年の入賞者は優遇処置を取る旨公式ページにも明記されている。
http://norikura-hc.jp/entryfaq.html (リンク切れ)
これは(当然)公ではないが「自転車店や、自転車関連業者名で申し込めば落ちることはない」というのも、もっぱらの噂。昨年はネット掲示板「2ch」で、主催者メンバーに聞いた話として書き込みがあったそうだ。
ロードレースのドラフティングやエース&アシスト制、競輪の出身県による「棒」などを知る人にとっては、他人を出し抜く心理戦も「自転車スポーツらしい」とも言える。
しかしながら、あまり内向きのことばかりやっていると、自転車を始める人が減り、スポーツとして発展性がなくなる。ただでさえ、相変わらず相次ぐドーピング疑惑などで、自転車スポーツのイメージは決してよくない。
私自身、「内輪の集まり」は楽しいものだと感じるし、小さな大会ならそんな家庭的な雰囲気もいいものだと思う。が、乗鞍レベルの全国的人気イベントでは、「公正さ」も大事になってくるだろう。自転車スポーツを自分たちの物だけにしていると、いずれしっぺ返しがやってくるだろう。
それはさておき、今年はエントリークラスに「71歳以上の部」が新設された。愛好家は認めたがらないが、自転車はいまやすっかり中高年中心のスポーツ。乗鞍のエントリー表を見れば、20代以下は少なく、10代に至ってはごくわずか。30代以上が大多数を占めている。とは言え、これはスゴすぎる・・・。いったい何人エントリーするのだろう。
それと、短縮コースの「ジュニア(10~15歳)」もでき、これまで16歳からだった参加年齢がぐっと下がった。ウチの娘が出場できるまで、あと3年。夢だった「親子出場」が、ぐっと近づいてきた
※『2007乗鞍参戦記』をこちらに掲載しています
https://www.hisayuki.org/