ノリクラ仕様への換装作業 [その1]
8/13、娘の自転車の次に、私の自転車の整備に入った。
昨年、ノリクラ前日にスローパンクに気付き、急遽タイヤを交換して出場した決戦用フロントホイールのタイヤ交換。このホイールはnorikura1059さんに譲っていただいたものを組み直したもので、絶版の名品MAVIC GEL280を活用させていただいている。
現在装着されているVittoria CORSA CXもホイールと一緒に譲っていただいたもので、これも高級タイヤだが、元々装着されていたTUFO S3 LITEよりは重い。そこで、リアと同じS3 LITEを装着しようとしたのだが、すでにリアホイールと同じイエローカラーの165gモデルは廃番になったのか市場に見当たらない。
やむなく、165gブラックモデルを見つけて入手した。ついでにもっと軽いモデルに交換することも考えたが、値段も高いし、さすがに対パンク性が不安だ。
まずはCORSA CXをはがす。昨年交換した際にはノリクラ現地で急遽だったため、リムセメントも塗っていない。接着力は弱く、簡単に外せた。
続いて新タイヤの装着だが、リムセメントを塗る前に一度仮装着してタイヤを延ばしておくことが、スムーズな作業のコツだ。超高圧対応のS3 LITEはタイトでなかなか仮装着もままならない。
ようやく仮装着して、エアー注入。10気圧くらいまで入れて、タイヤを延ばすのと、初期不良の確認。特に問題ないようだ。
一度タイヤを外し、リムセメントを塗布していく。塗り終わったらタイヤを再装着。
仮装着した甲斐あって、きれいに装着・・・とはいかず、かなり苦戦(^^;。結局、タイヤサイドにかなりセメントが付着してしまった。
リムセメントクリーナーで根気よくセメントをふき取っていき、そこそこきれいになったので完成とした。レースでは通常省くが、イエローのバルブキャップを装着。タイガース自転車にはいいアクセントになる(?)。
タイヤを装着した後のフロントホイールの重量を計測してみたら、約735g。今でもまあま軽量と言えるだろう。
この日の作業はこれで終了としたが、8/16には前日の雨で汚れてしまった私の自転車を清掃した。
清掃のついでに、長年使用してすっかり溶けていたブレーキパッドを交換した。当然のことながら、20年以上前に販売を終了しているシュパーブプロの純正品はなかなか手に入らない。それでもあと1ペアはパッドの新品が残っているのだが、それに対してブレーキレバーが3ペアもある(^_^;)。今後も活用するためには、代替品を探さなくてならない。そこで、現在も流通しているダイアコンペのパッドを装着してみた。
苦労したが、工具でムリヤリ広げて、どうにか装着することができた。装着さえすれば、少なくともヘタって溶けてきたパッドよりはずっとまし。機会のあるときに、今後のため何個か調達しておこう。
さらに、8/20のトレーニングが終了した後、午後にノリクラ向け整備をもう少し進行させた。
カンチ台座を利用した両頭ボルトには、元々のアルミ製より軽い樹脂製ナットを装着。両頭ボルトを外してチタン製ボルトに装着し直していた時期もあるが、ブレーキの再調整が面倒なので、ここ数年はこれでお茶を濁している。どうせ、スチール製フレームが重すぎるし、そこまで重量にこだわるなら、スピーカーの装着を止めろと言われるだろう。
なぜカーボン製の軽量ケージを外すかというと、このカーボンケージはナット間をつなぐ橋がないので、ボトルが引っかかりやすいからだ。普段から、メインで使うダウンチューブのケージはアルミ製を使用している。
続いて、六甲颪を流す前部スピーカーの台座を装着。
まず、ハンドルバーに、ミノウラさんのボトルケージ台座を装着する。
続いて、その上に勤務先のBikeguy どこでもケージホルダーを重ねて装着。
本来、フレームパイプ等を咥えるラバーパーツを用い、長いストラップに交換してスピーカーを固定する。スマートとは言えない方法だが、あまり費用を掛けずに実用上問題ない固定力を得られる。もちろん、ミノウラさんもユニコもこんな使用法を、推奨も保証もしない。あくまで自己責任だ。
装着テスト終了後は、スピーカは本番まで外しておき、台座だけ装着しておく。うまく行けば、本番までにあと2回はトレーニングに出られるからだ。リアスピーカーは、シビアな作業がないので、まだ装着していない。ミュージックプレイヤーとして今年はiPoneを使用するつもりだが、これは普段使っている防水カバーが使用できるので、特に作業は必要ないだろう。
出発前日の8/26に、ホイール交換やそれに伴うブレーキ調整、マッドガードの取り外し、スピーカーの配線作業など、残る作業を行うつもり。
毎年、バカな作業しているものだ(^^;。
■本日のフォトアルバム