いい加減峠に行きたいが、今週末も雨で水泳

 昨日土曜日は久々に峠に上るつもりだったが、朝起きると雨。やむなくトレーニングは断念した。予報では昼過ぎまで保ちそうだったのだが・・・。明けて本日日曜日も。朝起きると雨は止んでいたが、路面はびしょ濡れ。降水確率も高く、いつ雨が降っても不思議ではない。

IMG_0225 仕方ないので、今週も子供らを連れて和泉市のサン燦プールへ。出遅れた先週の反省から少し早めにプールに行き、開場を待つ。小学生の無料開放日だった先週と比べれば子供の数は少ない。

IMG_0226 待っている間に気付いたのが、「刺青及びタトゥーをされている方のプール利用は、ラッシュガードを着用し、ご利用いただきますよう、ご協力お願いします」という掲示。他の地域でも、肌を露出するプールや温浴施設で「刺青をした者の入場を禁じる」旨の表示は見ることがある。もしくは「規制なし」のどちらか一方だろう。公的な施設で隠せば入場OKという弾力的(中途半端?)な規制、しかもお願い口調というのは、他の地域ではあまりないと思う。

 想像するに、だんじり祭りが盛んな泉州では古い因習も残り、暴力団や的屋などのアウトローと表社会の境があいまいなのだろう。だんじりの大工方(屋根上に上る花形)に、十代の女の子から黄色い声援が飛ぶというのは、同じ大阪でも北河内出身の私には驚きだった。

 恐らく、今や日本の多くの地域では「祭り」の主体は子供とその両親、高齢者で、多くの若者にとっては古臭い風習に過ぎないと思われる。ところが、泉州では若者も実に一生懸命祭りに取り組んでいる。だんじり曳行や太鼓を半年以上前から練習し続け、その度に「お騒がせします」と挨拶に回ってくる。

 不良っぽい出で立ちの者も多いのだが、そういったはみ出し者になりかねない若者たちを地域の中に受け入れて活躍の場を与え、礼儀と他の年代の人間との関わり方を教えていく。これは、なかなか優れた教育システムではないかとも思う。

 もちろん、前述の入れ墨云々という事柄を一例に、いい事ばかりではないのだが、何も無いよりはずっとマシだろう。少なくとも社交性は身に付く。

 余談が長くなったが、今日は開場早々に更衣室に入り、子供らは自分で着がえるように伝え、置き去りにしてプールサイドへ。お陰で長距離コースに一番乗りできた。

 一番に泳ぎ始めると後から来る人が気を遣ってくれるので、かなり長い間自分のペースで泳ぎ続けることができた。後半はさすがに人が増えてきて、ペースダウンを強いられたが、先週より3分ほど短縮し、1000メートル約27分のタイム。数年前のベストタイムは22~23分位だったのでまだまだだが、肩と腰に故障を抱えた状態では仕方ないか?

 今日はほとんどクロールで泳いだので、四十肩の左肩にかなり痛みが出たが、整骨院の先生には、一時的な痛みは気にしなくていいのでどんどん動かせと言われている。まあ、いいリハビリになっただろう。

 今週末もプールで、5/21の鍋谷峠を最後に峠に行っていない。しばらくハードな自転車トレーニングを控えていたのは、体調不調と天候不順もあったが、スポーツマニアの上司から「身心の不調は疲労が蓄積しているせいじゃないか。しばらく休んでリセットしないと、取り返しのつかない故障を起こす」の助言もあったから。

 ほぼ1ヶ月峠攻めを取りやめて様子を見ていたが、ノリクラ本番まであと2ヶ月ちょいに迫り、そろそろトレーニングを再開しないとヤバい。体調もだいぶ快復してきたし、今週末こそは峠に行きたかったが、今年の梅雨は本当に週末の雨が多い。

 来週も自転車トレーニングは厳しい。土曜日に阪神巨人戦を見に甲子園に行く予定。デーゲームとは言え、恐らくは疲れきって日曜に峠を上る元気はないだろう。例年に比べてトレーニング不足は深刻で、どう考えても記録更新は厳しい。これからやれることを精一杯やるか、それとも今年はもうのんびりモードで身心を休めるか、思案中だ。

 ノリクラは自分にとって毎年最大のイベントで楽しみにしているが、無理な減量や炎天下のトレーニング、疲労の蓄積など身心に負担が掛かっていることも確かだ。ここ数年の腰痛、肩痛、謎の体調不良の遠因にもなっているかもしれない。追い込みの時期なので夏休みに子供たちとあまり遊んでやれないことも、父親としては忸怩たるものがある。ここらで一度、リラックスした夏を過ごしてみるのも、手ではあるのだが・・・。

 ちなみに体調不良の件は、月曜日に血液検査の結果を聞きに行ってきた。赤血球数400万/μL、ヘモグロビン12.4g/dL、ヘマクリット37.6%というのは正常域を下回る貧血気味の数値だが、元々この辺りの項目は下限付近をうろうろしている状態が何年も続いている。アスリートとしては何とかしたい数値ではあるが、今回の体調不良の原因とは考えにくい。

 また、筋肉の障害があると上がるCPK値が59IU/Lと正常域を下回っているが、低い分には問題ないとのこと。他に、胆のう、肝臓、腎臓、すい臓、免疫系、甲状腺などに関わる数値に、大きな異常は見当たらないとのこと。まあ半ば予想していた通りだが、体調不良の原因はハッキリしなかった。

 体調不良はだいぶマシになってきたので、今回は更なる精密検査や治療は行わず様子を見ることにした。ただ、症状が重い時期はかなりツラいし、仕事にも差し支える。来年また症状が出たときの対処について医師に意見を求めると、西洋医学的に原因が明確でない今回のような身体の不調には「補中益気湯」という漢方薬が良いかもしれないとのこと。
 恐らくは来年も体調不良が起きると思われるので、この辺りの処置を考えてみるつもりだ。ひとまずは、重大な疾患がないことを確認できただけで良しとしよう。

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