目方減り 妻が羨む 夏の果て [体調不良の原因判明?]
例年、6月ごろに謎の体調不良に悩まされているが、今年は7月以降も不調が続き、身体がだるくて思うようにトレーニング強度を上げられなかった。何とか復調したいと原因を探していたが、ようやくそれらしいものが判明した。
しばらく前から自宅の体重計が壊れ、今年は体重管理をしていなかった。過度なダイエットが逆効果になっていた過去の反省もあり、体重をあまり確認しないようにもしていた。ちなみにここ数年の私の普段の体重は59~60kgくらい、4~5年前まではノリクラ前に減量に努めていたが、限界まで絞り込んで57kg程度が精一杯だった。
お盆の親族旅行の大浴場で、久々に体重計に乗った。アナログ体重計の55kg台の表示に、「この体重計いい加減やなあ」と思った。昨年から食事制限も大してしていないし、8月のビール断ちも止めた。現に腹もたるんできているし、体重が落ちてるわけがないと思い込んでいたのだ。
ところが、最近入手した吊り計りの精度チェックのために、借り物の体重計に乗る機会があり(「自転車の重量=自転車を持った重量ー自転車を持たない重量」で算出)。その体重計でも55.5kg前後の体重を表示した。
これは体重が大幅に落ちているのかも、と気付いた。とは言え、「正」マークなしの古いアナログ体重計の精度を信じられず、新しい体重計を通販で購入した。到着した昨晩、さっそく体重を計測してみたら、「56.5kg」の表示。
・・・どうやら成長期が終わって以来、最低の体重になっていたことは間違いないようだ。今週になってから意識してたくさん食べるようにしていたのに、この数値ということは、恐らく先週まで55kg台だったのだろう。これまで、どんなにガンバっても57kgを下回ることはなかったのに、努力なしにこの体重減は明らかにマズい。身体がだるかったのは、恐らく痩せすぎてスタミナが無くなっていたのだろう。
努力なき体重減の原因は、心あたりがある。6月の体調不良以来、飲み続けている小青竜湯だ。この漢方薬には血圧を上げるなど、身体の代謝を活発にする効用があるので、知らず知らずのうちに普段よりエネルギーを消費していたのではないかと想像している。6月の体調不良には効果があったようだが、その後は逆に体調不良の原因になっていたのかもしれない。倦怠感などの症状は似ていたが、今思えば微妙に違っているところもあった。
しかし気付くのが遅すぎた。もう3日後にはノリクラが迫っている。今から小青竜湯を止めて飲み食いしてもスタミナをつけるには限界があるし、急な過食はかえって逆効果だろう。カーボローディングを意識して、ほどほどに食事を増やす程度にしておこう。
購入した体重計は体脂肪も計測できるが、表示された数値を見て一瞬血の気が引いた。何と体脂肪率20.0%の表示。ちなみに例年はノリクラ前で11~13%程度だった。体重が激減して体脂肪率が倍近いということは、筋肉がガタ減りということになる。
幸い、個人データの設定をチェックしたら、身長の入力が誤っていた。娘が嬉々として説明書を読んでいたので設定を任せたが、口頭で伝えた数値に行き違いがあったようだ。
正しい身長にセットして再計測したら、15.4%の表示。やれやれ、決していい数字ではないが、トレーニング不足の今年はこんなものだろう。
当然ながら、家族全員が試し乗りしたが、特に妻の数値はトップシークレットだ。