久宝寺寺内町散走 [ビュースポットおおさかデジタルスタンプラリー]
正月明けから天候と体調が思わしくなく、2週連続で週末ライドをお休みした。身体がどんどん衰えていくようで憂鬱だが、気持ちを晴らす快事もあった。
1/18に帰宅すると、ダンボール箱が届いていた。開けてみると、年末年始に取り組んだ周遊スタンプラリー「泉州・和歌山」CycleRide2024の「泉州北部コース 完走賞」が当選したとのこと。
中身は泉州のお菓子詰め合わせ5000円相当。岸和田 風月堂さんと小山梅花堂さんは岸和田にお店があるが、カステラ銀装さんは心斎橋に本店があるので「泉州のお菓子?」と疑問に思ったが、高石市の工場で作られており、泉州に町営店がいくつもあるとのこと。確かに泉州のお菓子だ。今年最初の大物獲得にして、一昨年のなにわ黒牛3万円分の当選に続くこのイベントの大物当選だ。
続いて1/24にも段ボール箱が届き、今度は大和川サイクル月間の「制覇賞(C)自転車用ヘルメット」に当選とのこと。
LAZER製COMPACT AFは実売5000円前後のシティライド用ヘルメット。JCF公認モデルではないが、通勤用ヘルメットを3年使ったら更新するつもりだ。遠出用のヘルメットもLAZER製のGENESIS AFなので、これで両方ともLASERになる。
さらに、愉快・爽快・空海ウォーク デジタルスタンプラリー2024の当選連絡メールも1/10届いており「大阪狭山市賞(中村オリジナルぶどう園大野ぶどうのジャム)」に当選したとのことで住所を知らせた。本日1/25時点でまだ到着しないのがちょっと心配だが、この秋冬シーズンはすでに3個の大物が当選した。地域スタンプラリーは本当に当選確率が高い。地域を知るライドを楽しんだ上に、無料でこんな景品まで頂けるのだからありがたい話だ。
体調もようやく回復傾向だが寒空で長距離ライドや峠越えをするのはまだ厳しそうなので、今日は近場のスタンプラリー(またかい!)に留めることにした。年明け以降は自転車に適したイベントが少ないが、ビュースポットおおさかデジタルスタンプラリーの09【三大寺内町を巡る】ビュースポットおおさかサーキットラリーが富田林寺内町しか回っていないと思い出した。残る貝塚と久宝寺の寺内町を訪ねようと思ったが、SpotTourアプリを立ち上げると、回った憶えのない貝塚寺内町のスタンプをすでに獲得していた。12/08に周遊スタンプラリーを中心に泉州を回った際に近くを通過していたようだ。ビュースポットおおさかデジタルスタンプラリーのスタンプは獲得操作をしなくても勝手に獲得していることがこれまでもあったので、同じSpotTourアプリを使用するイベントでも主催者側の意向で獲得手順を変化させられるのかもしれない。
ともあれ、ほど近い八尾市の久宝寺寺内町だけ訪ねればよくなった。久々の出走の準備に手間取り、6:58にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で自宅を出発。
多少ルートを変えてみたが、途中まではほぼ通勤ルート。ついでに勤務先のテック・ワンに立ち寄ったのは、昨日忘れ物をしたから。ヘルメットインナーキャップ等を回収して再出走したのは7:53。
大和川を渡って八尾市に入り、久宝寺駅の南側にやって来た。1997年まで上りと下りのホームの間に竜華操車場を挟んで、150mも離れていたことが印象的だった。操車場の廃止により北側に駅機能を集中させ、操車場跡地が再開発された。再開発地域は、八尾市合併前の旧町名に由来する龍華町と名付けられたとのこと。駅の直下をくぐる長いアンダーパスの一部は今も使われているが、自転車は通行禁止なので並走する自転車歩行者専用のアンダーパスを通る。
久宝寺駅の北側に抜け、さらに北上していくと寺内町に入る前に、すでにスタンプ獲得の通知が来た。あっけなく、09【三大寺内町を巡る】ビュースポットおおさかサーキットラリーの3つ目のスタンプを獲得してコンプリート。
長らく近隣地区に住まいながら、実はちゃんと久宝寺寺内町を見学したことがなかった。スタンプ獲得だけで引き上げるのはもったいないので、ひとまず寺内町地区に入っていく。8:21に到着した南口に鎮座していたのが許麻神社。1100年以前から存在していたと伝わり、高麗からの渡来氏族の祖霊を祀る場であったことが「こま」という社名の由来とのこと。
予習をしていなかったので、要領を得なかったが、寺内町を囲む堀と土塁を示す案内板があり、この内側が寺内町だったとのこと。古地図でも許麻神社は囲みに接していたが寺内町の外側にあったことがわかる。
ひとまずスタンプポイントの印のある許麻神社の北側の道に入ってみた。ここはすでに寺内町の中になるが、風情のある旧家があるとは言え、何か施設や案内板などがあるわけでもない。「なんでこんなところがスタンプポイントなんだ?」と思いながら、寺内町の見どころを探してネットを検索してみると、この大阪府のページが目に入った。「ここだ……」
同じ場所で撮影したのがこの画像。向こうに見える顕証寺の大屋根がここがスタンプポイントになった理由だった。
案内看板が立っている訳では無いが、ふと横道を見ると、こちらにも風情ある家並みが続いている。
とりあえず顕証寺に近づくと北側に八尾市まちなみセンター(寺内町ふれあい館)があった。9時開館だが、久宝寺寺内町案内板(ガイドマップ)が置いてあったので、寺内町の概要が掴めた。
顕証寺の参拝入口を探して東側にやってくると山門の向こうに本堂の大屋根や大木が一望でき、青空の下に偉容を誇っている。これは見事。
境内に入ってお参りするとあらためて本堂の巨大さに驚かされる。八尾にこんな大きな寺院があるとは認識していなかった。
すぐ北東側に発願寺。山門外には案内看板なども見当たらないが、ガイドマップには1637年に開基された浄土真宗本願寺派の寺院とのこと。
東に進むと寺内町の東口があり、少し北にもう1つの寺内町の出入り口。高札場があったことが伺える札の辻地蔵尊が寺内町を結界として祀られている。
そばにある寺井戸跡はかつて顕証寺が旧大和川底の元井戸から竹樋でここに引水したもので、大正時代に簡易水道が整備されるまで村内唯一の浄水だったとのこと。
境界沿いに北に進んで、今口には境界を護る今口地蔵尊の隣に長宗我部物見の松跡大坂夏の陣で久宝寺に進出した長曽我部盛親軍は、この地にあった大きな松の木の上から、藤堂高虎軍の敵情を観察していたとのこと。
集落の北東端に近い古民家正埜亭。江戸時代の家屋が多く残る寺内町だが、現在も個人が居住しているので、手が入れられている。
大水路沿いを集落の北側から見ると、白壁の家屋が建ち並んでいる。
■STRAVA
久宝寺寺内町散走 [ビュースポットおおさかデジタルスタンプラリー] | ライド | Strava
■Ride with GPS
久宝寺寺内町散走 [ビュースポットおおさかデジタルスタンプラリー]・Ride with GPS
■CyclemeterGPS
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2025/01/25 6:58:00
自転車完了: 2025/01/25 10:32:25
バイクタイム: 1:58:23
停止時間: 1:36:02
距離: 45.10 km
平均スピード: 22.86 km/h
登り: 42 m
カロリー: 1067 kcal
平均心拍数: 111 bpm
最大心拍数: 143 bpm
平均ペダルペース: 62 rpm
最高ペダルペース: 142 rpm
今月の走行距離: 401 km
今年の走行距離: 401 km
先月の走行距離: 732 km
昨年の走行距離: 7989 km
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