大阪府境峠ライド、淀川以南ほぼ完了 [府道736号線-第二京阪-府道71号線-阪奈道路]
昨日土曜日にトレーニングに出られなかったので、今日日曜日に出かけることにした。さてどこに行くかだが、昨日mixiの友人であるサトさんが、キャノンボールの試走で東京から静岡の島田まで走られた。「キャノンボール」とは自転車乗りの一部で盛り上がっているロングライドで、狭義では東京-大阪間を24時間以内に走り切ること指す。そんなことに影響を受けて、今日はロングライド。
と言っても、明日は仕事なので今日は午前中に済ませたい。そこで、大阪府境ライドの続きをすることにした。淀川以南の峠はほとんど走破し、残る主な峠は府道71号線と阪奈道路のみとなった。
5:50に自宅を出走し、北上。白鷺駅そばの長池のほとりでは、桜もかなり開いているが、まだ五分咲きくらいだろうか? 花の盛りは今週半ばから週末にかけてとなりそうだ。
今日は内環状線(R309-R479)を通ってみた。追い風気味でもあり快調。途中いくつかスロープやトンネルを迂回させられる箇所はあるが、比較的大型車が少なく路肩が広めなので走りやすい。北上ルートのひとつとして頭に入れておこう。
延長にある第二京阪に入り、側道を走る。分かっていたことではあるが、寝屋川に入るとアップダウンが激しく、かなり走りづらい。実家のすぐばなので、近辺は勝手知ったるもの。実家や友人宅もあるが、今日は素通り。
交野に入り、天野川を渡る。奈良盆地から流れだす川は天野川、大和川、そして木津川の3つだろう。他2つは大河だが、こちらは可愛らしい流れだ。
今日の主要目標は府道71号線と阪奈道路の府境だったが、枚方付近には峠と言えないような標高の低い府境がたくさんある。第二京阪を外れて、気になった府道736号線の府境に寄り道してみたが、ちょっとした乗り越え道で峠と言えるようなところではなかった、iPhoneのGPSによると標高70メートルとのこと。この程度の府境まで対象に含めていくと、キリがない。走破対象を標高100メートル以上に限定しようか?
府境でUターンするのも味気ないので、京都側(京田辺市)に降りて第二京阪で折り返した。ここも標高は低いのだろうが、一応記録撮影。側道には府境の表示は何も無いので、本線上の表示を望遠で撮影。
本来の目標に戻り、R307に入り、さらに府道71号線に入って、軽くひと上りで府境の峠に到達。峠の直前の分岐に入るともうひとつ府境があるが、そこは以前に走破済み。まあ50メートルくらいしか離れていないので、同じ峠と考えてもいいだろう。この峠の名称を梅ノ木峠と思っていたのだが、本当の梅ノ木峠はもうひとつ先の峠のようだ。この峠の名称は不明。
京都側に下って府道65号線に入り、気持ちのいい田舎道を走っていく。
ピークを乗り越えると、すぐに府道72号線に突き当たるので右折。するとすぐに奈良県入り。この辺りは府県境が入り組んでおり。ちょっと移動するだけで次々と府県境を越える。
交通量の多いR163を避けて一つ北側の道を通り、R168に入って南進。南田原で右折すると富雄川が府境になっており、大阪府四條畷市に入る。同市の田原地区は生駒山系を越えて奈良盆地側まで大阪府になっている珍しい地域。実は清滝峠(走破済み)は府境からかなり離れた四條畷市の中の峠でしかないが、地形上はそれが自然なので府境の峠として数えている。
ここから阪奈道路の峠への近道になる、府道701号線に入った。まだ傾斜のゆるい地点に四條畷市の観光案内看板があり、この道が古来(本来?)の峠道である古堤街道に沿っていることがわかった。阪奈道路峠の名称がわからなかったのだが、この看板と帰宅してからネットで調べて、竜間越または中垣内越と呼ばれていることも判明した。私はより峠に近い地名に基づく竜間越と呼ぶことにする。
この看板を過ぎた辺りから、田原台の新興住宅地の中の急坂を上っていく。意外とハードな上りだったが、かつての峠道の風情はまったくない(^_^;)。
上り切ると阪奈道路(府道8号線)と合流。最後にふさわしいというような眺望も風情も何もないが、ともあれ竜間越に到着。枚方市の低標高道を除けば、これで淀川以南の大阪府境の主要峠は恐らく制覇したはずだ。そのうち地図の見落としがないかじっくりとチェックしてみよう。
阪奈道路は車では何度も走っているが、交通量が多く、車がスピードを出している危険な道。自転車で通ろうと思わなかったので、最後まで残っていたのだ。大東市に入って本格的な下りが始まると、高速ヘアピンカーブが連続して一気に大阪平野へ降りていく。
車に追われて停車する場所を探すのも至難の業で、眺望がよい所で止まることができなかった。ようやく停車した大阪稲荷山神社付近からは、もうひとつの展望。
平地に降りてきた後は家路を急ぐ。すでに11時近くなってしまい、どう考えても昼までに帰宅できない。ペースの上がる中央環状線に出て南進するが、弱い向かい風でスピードが乗らない。
大和川を越えたのが11:45頃。朝は寒かったが、昼近くなるとすっかり春の風情。
途中、近道を狙ったが、細道を右往左往してタイムロス。結局帰宅は12:40頃となった。
大阪府境の峠走破を完成させるために、今後は淀川以北に足を延ばす必要がある。とは言え南大阪の峠と違って午前中ライドでは厳しいし、春夏はノリクラのためのヒルクライムトレーニングを主体にしていく。本格的には、ノリクラが終わった秋冬からになるだろう。
◆淀川以南の大阪府境の峠(自転車走行可)
・走破済み:洞ヶ峠(R1)、河内峠(R307)、交野峠(府道7号線)、名称不明(R168)、清滝峠(R163)、暗峠(R308)、信貴山(通称ぶどう坂)、信貴山(高井田ルート)、信貴山(府道183号線)、穴虫峠(R703)、竹内峠(R166)、水越峠(R309)、千早峠(R310)、紀(伊)見峠(R371)、蔵王峠(府道61号線)、七越峠、鍋谷峠(R480)、和泉葛城山(牛滝ルート)、和泉葛城山(塔原ルート)、和泉葛城山(蕎原ルート)、和泉葛城山(粉河ルート)、和泉葛城山(中尾ルート)、和泉葛城山(犬鳴ルート) 、和泉葛城山(神通ルート) 、通称犬鳴峠(府道62号線)、風吹峠(府道63号線)、雄ノ山峠(府道64号線)、孝子峠(R26)、大川峠(府道65号線)、木ノ本峠(府道751号線)、猿坂峠(府道751号線)、【新】名称不明(府道736号線)、【新】名称不明(第二京阪)、【新】名称不明(府道71号線)、【新】竜間越(府道8号線/阪奈道路)
・未走破:枚方市の低標高道、その他見落としチェック中
・番外:高安山(信貴生駒スカイライン) ※信貴生駒スカイラインは自転車走行不可。ゲートを通らずに誤進入してしまい、気付かずにここまで上ってしまった。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2012/04/08 5:50:04
完了: 2012/04/08 12:39:00
バイクタイム: 4:34:52
停止時間: 2:13:47
距離: 105.69 km
平均スピード: 時速 23.07 km
最高スピード: 時速 61.11 km
登り: 807 メートル
カロリー: 2396 kcal
POLAR CS200CADの記録
走行距離: –.-km
消費カロリー:4092kcal
計測時間:6:49:04
平均心拍数:132
最大心拍数:—(異常値)
平均速度:–.-km/h
最高速度:–.-km/h
平均ケイデンス: 89
最大ケイデンス:120
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:2:52:49
ターゲットゾーン内時間:2:56:04
ターゲットゾーン以上時間:1:00:11
走行時間:-:–:–
累計走行距離:3367.0km(2010年12月10日より)
※スピードセンサー不調
■本日のフォトアルバム