泉州行き当たりばったり
大腿骨骨折痕の痛みとその対処としてのチタンボルト除去手術、そして約20年ぶりのインフルエンザ感染、そして四十肩の悪化と、この秋冬は体調を崩すことが多く、この数週は自転車に乗っても思うように身体が動かない。
昨日土曜日が出勤だったので疲れもあり、今日は休みたい気持ちもあって準備に手間取ったが重い心と身体にむち打って、何とか7:15ごろにTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で出走。手術跡を冷やさないよう峠上りは避けているが、平地ライドは風の影響が大きいので毎回コースに悩む。北風が続いて奈良方面ばかりだったが、今日は西のち南よりの風とのことで、久しぶりに南に進路を取った。
南に向かう平地ライドとは言っても新旧の国道26号線は走って楽しい道ではなく、ひとまず真南に向かって、途中からやや西よりに進路を取って信太山を乗り越え、あまり海寄りまで降りないように適当に南西に進んでいく。槇尾川を渡る橋では朝日が上流方向から差して眩しい。午後から雨の予報だが、今はまだ良く晴れて冷え込んだが空が澄んで美しい。
旧街道の風情がある間道を進むうちに和泉市から岸和田市に入り、コンビニでコーヒーを飲んで、重い身体に活入れ。
久米田池の堰堤にぶつかり、水をたたえた風景を期待して堰堤に上って 見ると、一面の泥の海。冬場はため池の水を抜いて、魚を獲ったり、補修する掻い掘り(かいぼり)が行われる事が多いが、大阪府最大のため池の水が抜かれていると壮観だ。
池端の久米田寺に寄ってみた。久米田池を作った奈良時代の僧、行基が池の維持管理のために建立したと伝わる古刹だ。
今日は節分なので行事があるのだろう。早朝から人の出入りが多い。寒い中でも桜のつぼみが膨らんできているのが立春の前日を感じさせる。
コーヒーのカフェインで少しは脚が回り出した気もするので、岸和田の丘陵地帯のアップダウンを乗り越えながら、さらに南西に進んでいく。
貝塚市、熊取町、そして泉佐野市に入って日根野付近に到達したのが9:20ごろ。時間的にはそろそろ折返した方が良さそうなので、泉南市に入って樫井川に当たったところで方向を転じ、少し海寄りの国道26号線バイパスで帰路に着いた。
ところが帰路はほぼ平坦路なのに、身体が重くツラい。最初のうちは弱い向かい風だったこともあるが、往路で予想以上に消耗してしまったようだ。時間の経過とともに次第に追い風気味になってきたのは幸いだが、シューズのストラップで締め付けた足先も痛くなってきた。ペースがガタ落ちして、ダラダラと北上を続ける。
国道26号線バイパスで牛滝川と槇尾川を続けて渡る橋は自転車通行禁止でスロープに迂回させられるので、ひとつ西方の橋を渡ってそのまま進むと突き当りが池上曽根遺跡。11時近くなってかなり気温が上がって、ポカポカ陽気になってきた。シューズを脱いでしばし小休止。
3~4歳くらいだろうか、双子の男の子がTORACLE-COZに寄ってきて「水筒が付いてるの?」と興味津々。一緒にいたおばあちゃんらしき方とお話して、関西空港近くまで行ってきたというと目を丸くしていた。まあ、200kmブルベの話なんかは持ち出さない方が良さそうだ。
ここまでくれば自宅までもそう遠くはない。11:15頃に帰宅したが、60kmちょっとでヘトヘトになってしまった。多少のアップダウンはあったとは言え、不甲斐なさに情けなくなる。先日50歳の大台に乗り、回復の遅い身体がもどかしい。毎週走り続けていれば、体調が戻ってくるのだろうか?
■コースマップ
■#relive
■本日の走行記録(自転車)
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2019/02/03 7:16:45
自転車完了: 2019/02/03 11:17:01
バイクタイム: 2:40:30
停止時間: 1:19:37
距離: 62.378 km
平均スピード: 時速 23.32 km/h
登り: 137 m
カロリー: 1611 kcal
平均心拍数: 125 bpm
最大心拍数: 150 bpm
平均ペダルペース: 65 rpm
最高ペダルペース: 122 pm
今月の走行距離: 100 km
今年の走行距離: 761 km
先月の走行距離: 661 km
昨年の走行距離: 7965 km
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