娘のCARACLE-Sいじり [マッドガードステー加工]
DXタイプの純正マッドガードに交換した娘のCARACLE-Sは、1.25サイズの細身のタイヤに合わせてクリアランス調整したため松葉ステーの先端がかなり飛び出した。前側は足に当たる可能性が高いので装着時にカットしておいたが、リア側は時間切れでそのままになっていた。
通常走行する分には大きな機能上の問題はないだろうが、駐車時に服やバッグを引っ掛けたりする恐れがあるし、見栄えが良くない。TORACLE-COZ(CARACLE-COZ試作フレーム)をいじったあと、時間があったのでカットすることにした。
飛び出し長を測って、キャップが被さる分+数ミリ飛び出す程度に金ノコでカットしていく。先端はヤスリで平らにして、角を少し丸めてキャップが外れても引っかからないように加工しておく。
ついでに、リアエンドダボに近い方で軽く左右方向の曲げを入れる。これにより、エンドに平行にステーが接触するようになり、着脱の際に斜めに力がかからないので、アルミのネジ山を損傷する恐れが減少する。
という機能的な意味がないわけではないが、ステーがカーブせずに直線的になるので見栄えも良い、というのがメインの理由。昔からのランドナー乗りなら当たり前の作業だが、マッドガード自体が軽んじられる昨今では、こんな美意識を理解できない人が多い。今となっては自己満足の世界だ。
これにてリア側もステーの飛び出しが減って、機能的にも見栄えも改善した。プラスチック系(中にはアルミ芯があるが)のマッドガードでも、クリアランスの調整がしやすいのが松葉ステーの良いところ。これまた、機能というより見栄えの問題だが。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
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