高根島一周朝ポタ [ミニベロツーリングフェスinしまなみ海道 その1]

この週末はミニベロツーリングフェス in し まなみ海道Vol.4が開催された。自転車のメッカしまなみ海道で「宿泊ツーリング」と「試乗会」を同時に開催するこのイベントに、CARACLEも参加することになった。

180518_164407_007ツーリングの集合地、尾道に昨日(5/18)からに乗り込むと、ちょうど雨がパラパラ降ってきた。対岸に向島を望む尾道水道もどんよりした風情。せっかくの機会に残念だが、早く降って雨雲が夜のうちに抜けてくれる方がありがたい。

180518_171829_012夕方から主催者と出展者の懇親会があり、尾道市街地のお店で親睦を深めた。

ほとんどライバル業者同士なのだが、折りたたみ自転車業者は、意外と仲がよい。我々は初参加なので、色々教えて頂いた。

180518_210137_019ほどほどにお酒も頂いて、土砂降りの中を市街地を見下ろす山の上のビユウホテルセイザンに着くと、街は雨に煙っている。何とか夜のうちに雨が止むことを祈って22時頃には早々に就寝。

180519_045724_0214時半に起床すると、まだ曇って入るが、雨は上がっているようだ。まだ薄暗い街も昨夜よりくっきり見える。

180519_051723_0245:15頃には尾道城(非史跡)に隣接するホテルを出て、集合地の尾道駅に向かった。

180519_052925_030山上から駆け下りれば、自転車で車道を迂回しても10分もかからないだろうが、昨夜は雨で自転車を下ろせなかったし、ツーリング参加メンバーは道に不案内(私は1日目走らない)なので、車で移動。5:30前には尾道駅前に到着し、ツーリング参加者の自転車を下ろす。

180519_055803_0461日目はチームCARACLEの3名がツーリングに参加。チームリーダーF永さんは、これまでも強力な晴れ男ぶりを発揮してきたが、今回も数日前までの雨予報をひっくり返した。今回はCARACLE-Sのドロップハンドル化カスタマイズモデルで参加。チームエースT田さんは、CARACLE-COZ ライトモデルで参加。N岡さんはCARACLE-Sスポーツパッケージ。

180519_055656_043ツーリングに参加するメーカーさんも続々集合。電動アシスト自転車のDaytonaさんやBESVさんも一緒に参加。純粋なツーリングイベントなので当たり前だが、ノリクラ(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)やスズカエンデューロでは無いことなので、新鮮だ。

180519_055909_047一般参加者も続々集まってくる。多くは東京からの2泊3日ツアーに参加している方々。我々にとっては初日だが、この方たちにとっては2日目だ。老若男女と、多数の小径、折りたたみブランドが集う姿は壮観。

180519_061407_061今治の糸山公園(出走地点)に移動するツーリング参加者がバスに乗り込むのを見送ったのが6:20頃。私と上司は車で展示試乗会場になる生口島の瀬戸田サンセットビーチに向かった。

180519_085818_066車なら生口島への移動もあっという間。7時過ぎには瀬戸田サンセットビーチに到着し、テントを張って試乗会の準備。

180519_093304_0708:30頃にはツーリング参加者は糸山公園を出走したはず。順調に進行しているようで、設営作業の間にチームCARACLEメンバーから楽しそうな写真が送られてきた。

180519_094231_072出走早々にいきなり最大の山場(標高的にも、見どころ的にも)である来島海峡大橋を渡ったようだ。

180519_0007180519_0008T田さんのCARACLE-COZもF永さんのCARACLE-Sカスタマイズ車も快走中?

180519_121537_085瀬戸田サンセットビーチのこちらは、10時から試乗会開始。

都会から離れた観光地での開催とあってさほど期待はしていなかったが、予想外に次々と試乗希望者がやってきた。広島県内はもちろん、岡山や徳島などからもこのイベントを知って訪れたユーザーがたくさんいた。

180519_124352_094ツーリング参加者は大島、伯方島、大三島を経由して、12:40頃にメイン会場である生口島の瀬戸田サンセットビーチに到着した。チームCARACLEメンバーも無事に到着。

180519_124925_096ズラリと並んだツーリング参加者の自転車(の一部)。参加者は会場のマルシェ(屋台)で昼食を摂った後、会場で試乗などの自由行動となった。

180519_130704_101ツーリング参加者を加えて賑わう瀬戸田サンセットビーチでは、ミニライブが始まり、生口島名産のレモン娘が走り回る。

180519_144003_109尾道警察署のサイクルポリスも、ご当地の凪ブランドにまたがってさっそうと登場。自転車の交通安全をアピール。

180519_143917_107賑わうメイン会場で楽しむのも一興だが、チームCARACLEのF永さん、T田さんは自由時間の間に近くの観音山にヒルクライムアタック。

会場から見える山肌のガードレールに、2人の姿が見えたのは14:40頃。肉眼では点にしか見えなかったが、望遠撮影しても・・・やっぱり点だ。

180519_0015観音山頂近くの現地からはこんな絶景が拝めたそうだ。坂好きの私としてはうらやましい限りだが、私は本日試乗会担当で会場は離れられない。

180519_153032_118午前中はやや雲が多かったが、午後になって青空が広がってきた。このロケーションで広告用写真を撮っておこうと海岸近くにCARACLE-COZを持っていったら、考えることは皆一緒。あっちこっちでメーカーさんが撮影会実施中(^_^;)。

180519_180958_13516時には初日の試乗会を終了し、後片付けをしてから参加者宿泊地の旅館つつ井に入った。18時から夕食という名の大宴会。ツーリング参加者はもちろん、主催者や小径・折りたたみ自転車メーカーも一緒に、ミニベロを通じた親交(信仰?)を深めた。

180520_053614_139前置きが長かったが、ここらようやく表題の高根島一周の話題。

そこそこのアルコールを摂取したせいで、早い時間に寝落ちしてしまい、翌朝は早々に目が覚めてしまった。ならば早朝のしまなみ海道を散走しようと、5:30ごろに1階に下りた。

畳んでロビーに置いていたCARACLE-Sスポーツパッケージ試乗車を展開し、外に出てみると結構寒い。同室の仲間を起こすまいと最低限の装備しか持って出なかったが、ウィンドブレーカーを持って下りなかったのは失敗だった。

180520_054058_140少し寒いが、空はきれいな青空。他にも早起きの参加者が数人出入りしており、挨拶をしながら準備を整えて当てもなく出走。東側の瀬戸田中心部は以前に通ったことがあるし、サンセットビーチに向かう南方向も昨日車で通った。そこで海岸沿いに北に向かう。すると前方上方に高根島に渡る高根大橋が目に入った。

あれを渡ってみるか、と上り口を探すと道路沿いに立っていた観光案内地図に、この路地の先が圓林寺で、その先が橋につながっているルートが書かれていた。車の入れない細道に不安もよぎったが、取りあえず突入。

180520_054229_141不安は的中し、数十メートルで現れたのは圓林寺に上る階段。まあこのくらいなら、と担いで境内に上がる。CARACLE-Sスポーツパッケージは10.0kgだし、サドルを肩に掛けて、メインチューブとシートチューブを繋ぐパイプが持ち手になるので、担ぎやすい。

180520_054512_143幸い境内の上方に車道が通じていたので、そちらを上っていく。かなりの激坂だがCARACLE-Sならさほど苦にならない。

上りきると橋が左手に見えた。振り返ると後方の海が朝陽に輝いていた。

180520_054551_144前方の橋は工事中で片側交互通行になっていて、残念ながら写真映えはしない。

工事用の覆いがされており、通行中も展望が開けなかったのは残念。

180520_054830_145高根島に入り、海岸沿いまで下りてくると海峡を挟んで対岸の生口島が間近に見える。

対岸から宿の辺りを伺って戻るくらいの気持ちだったが、高根島をい一周しても10kmも無さそう。・・・スイッチが入った。

180520_055102_146ペースを上げて海岸沿いの道を走り始めた。まだ風は弱く、走行の妨げになるほどではなく、空は青空。ちょっと寒いがペースを上げると身体も暖まってきた。気持ちよく快走。

180520_055213_150早朝の高根島はとても静かで、島の中では1台の車とも出合わなかった。むしろ船の方がよく見かける(^_^;)。

今回は車載スペースに余裕がなく、ツーリング参加者に販売状態のCARACLE-Sを知ってもらうためにも、ほとんどカスタマイズしていない試乗車に乗ることにした。カスタマイズといえば純正オプションのテレスコピックシートポストを付け、オプションペダルのwellgo M-138にトゥクリップ、トゥストラップを無理矢理付けているくらいで、後はボトルケージやiPhone搭載用のマウントを装着している程度のほぼノーマル仕様。

ドロップハンドル化したTORACLE-S(虎来る號)と比べると、ポジションに不満は残るが、50km程度までの距離なら、出張中でもちょくちょく走っていた。急坂も難なくこなすし、旅先で足を伸ばす程度ならノーマル仕様でも充分だ。

180520_060749_152瀬戸内の景色を堪能しながら高根島の裏側に回ると、海岸を離れて少し(?)坂を上り、やや内陸に入る。西海岸はほとんど建物がなかったが、尾根に挟まれたこの辺りは、内ノ浦と呼ばれるらしく人家も多い。

180520_061048_154高根島灯台への案内看板があり、興味を持ったが今回はあまり遅くなってもまずいので素通り。後で調べると灯台に至るルートはダートらしく、断念して正解だった。

集落の最上部に内の浦トンネルがあり、反対側に輝く海と島影が見えた。

180520_061219_156内ノ浦集落は日陰になっていたので、トンネルを抜けると朝陽が眩しい。前方に見える島は生口島ではなく、方角的にどうやら佐木島。渡船を使ってこういった島々を次々走るのも面白そうだ(実現は難しいが)。

180520_061708_157高根島一周も残りわずか。海岸沿いに下りて高根大橋に向かうと、真新しい「ウミホタルの島 高根島」の碑が立っていた。

この地のウミホタルがノーベル賞受賞の下村氏の研究の原点になったということで、2015年に建てられたものらしい。

180520_062648_159再び高根大橋に上って生口島に戻った。今度は階段を避け、車道を遠回りして瀬戸田港に面する宿に戻った。

1時間足らずの短時間だったが、瀬戸内の景色を堪能できる気持ちのいいポタリング(?)だった。

2日目はN岡さんと交代で私もツーリングに参加する。その模様は後ほど。

生口島一周 [ミニベロツーリングフェスinしまなみ海道 その2]」に続く

 

■コースマップ

 

■#relive

relive180520as
Relive ‘高根島一周【しまなみ海道】’

 

cyclemeter180420as■本日の走行記録(自転車)

CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2018/05/20 5:38:31
 自転車完了: 2018/05/20 6:27:36
 バイクタイム: 0:29:35
 停止時間: 0:19:17
 距離: 11.56 km
 平均スピード: 時速 23.46 km/h
 登り: 90 m
 カロリー: 258 kcal
 平均心拍数: — bpm
 最大心拍数: — bpm
 平均ペダルペース: — rpm
 最高ペダルペース: — rpm
 今月の走行距離:  335 km
 今年の走行距離: 3245 km
 先月の走行距離:  710 km
 昨年の走行距離: 8853 km

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これまでのコメント

  1. […] これまでより50mm長い、350mmエレクトリックケーブルを友人から借用したものの、先週末はミニベロツーリングフェスinしまなみ海道に参加していたので作業時間がなかった。今日になってようやく時間が取れたので、作業を進めていく。 […]

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