160124の自転車いじり [CARACLE-Sブルベ仕様]
来週1/30(土)にブルベ「BRM130 泉佐野200km」が迫ってきた。昼前から用事があるので、冷蔵庫のような気温の朝から、CARACLE-Sのブルベ仕様準備作業。ブルベでは、天候や気温の変化や、身体や自転車のトラブルに自力で対応することが大原則。そのための装備なると・・・普段のトレーニングライド装備と大して変わらない(^_^;)。
元からマッドガードやフロントバッグを装備してレインウェアや救急キットは携行しているし、人気のない山中でトラブルが生じても対処ができるように、ある程度の工具やスペアパーツも携行している。
やることといえば、まずチェーンをはじめとする各部の注油。
続いて、タイヤなどの点検作業。タイヤのトレッドに埋まったガラス片は精密ドライバーで掻き出す。後輪はやや大きめの傷が多数あり、少しトレッドも減っている。そろそろ前後タイヤのローテーションをした方が良さそうだが、緊急性があるわけでもないので、今日は止めておく。下手に触って「寝た子を起こす」のが怖いのだ、
今回、一番の変更は革サドルの装着。先日のロングライドトレーニングでお尻が痛くなったので、猛虎四號から借用した。革サドル自体は昨日の社内トライアウト時にすでに装着してポジションを確認したが、問題はなさそう。困ったのはこれまでのサドルバッグが装着できないこと。サドルレールの角度が一般的なサドルと異なり、ワンタッチタイプのアタッチメントが装着できないことが多い。
代わりに手持ちのストラップ装着タイプを取り付けてみたが、これまでよりサイズが小さく、長い工具が収まらない。
携行する工具やスペアパーツはざっとこんな感じ。携帯ポンプはこれまでのサドルバッグにも収まらないので、フロントバッグに入れていたが、あとは全てサドルバッグに収めて、加えてワイヤーロックやセーフティライトも収めていた。理想を言えばもう一本スペアチューブを加えたいところだ。
急遽大きなサドルバッグを新たに調達することも考えたが、今回のブルベではトラブルさえなければ輪行はしない。
そこで今回はどこでもボトルケージボルダーで、ツール缶を装着することにした。容量はそこそこあるし、重心も下がるメリットもある。
通勤以外でナイトランをする機会は減ったが、ブルベではレギュレーション上ナイトランに備えた装備が義務付けられているし、実際にナイトランになる可能性もある。そこで画像の通り、リアセイフティライトには強力なAKSLEN TL-62Sを通勤用自転車から借用して装着。
デジカメを収めるミニポーチもシートポストに装着した。輪行前提なら難しい装備だ。
フロントライトは1500カンデラのAKSLEN コブラを装着したが、これはナイトランの可能性がある時はいつもの装備。200kmブルベではライトは1個でもよいが、2個以上のライトが推奨されている。そこでサブライトとしてジェミニ USBライトも装着予定。
ナイトラン装備でもう一つ義務付けられているのが身に付ける反射アイテム。こちらは(画像はないが)、反射ベストを用意してある。義務付けではないが、ヘルメット装着のセイフティライトも推奨されている。そこで、試しにBikeguy COBリアライトを装着してみた。
これがOGKモストロには、なかなかいい感じ。エアロシートポスト用のロングベルクロを使えば通気穴を利用して簡単に装着でき、角度も前傾姿勢でちょうど真後ろを向くようにやや下方に向けて装着できた。
スイッチ操作もしやすく、暗闇にハートマークが浮き上がった。ヘルメットによって合う合わないはあるだろうが、明るさも明るく、視認性はかなりのものだろう。
もう一つ義務付けられているのがベル。こちらは、元からBIKE’N ROLL ミニベルをハンドルバーの下側に装着してある。ここなら、目立たないし、鳴らしやすい(まず使わないが)。
これで、レギュレーションで義務付けられたものは完璧に揃え、推奨されたものにもほとんど対応した。その他にも何だかんだと、前職のユニコの商品を多く活用してブルベ装備を仕上げた。
ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。
ついでに、通勤用自転車の前輪のタイヤ交換。後輪は先日すでにミシュランPRO4サービスクルスからパナレーサーのクローザープラス700×25Cに交換済み。2本のうち1本がメーカー発表による「品質基準を満たさないものが出荷された可能性がある」とのことで送リ返していた。
中2日も開かずに返送されてきたのはさすが日本メーカーと言うところか? 確認の結果は問題なし。これで安心して装着できる。
スペック上は同サイズながら、PRO4サービスクルスに比べて実測値が細い(というか、クローザープラスが正確)。そのため、クッション性が気になっていたが、後輪に使った感触で言うとPRO4と同じ気圧(7.5BAR)ではかなりクッション性が高い。路面の凹凸の角が取れて、これはこれで快適なのだが、やや走行感が重たく、ダンシングではよれる感触がある。
パナレーサーのタイヤは空気圧でガラリと性格を変える傾向があるので、いろいろ気圧を変えて試してみよう。上限が7.5気圧であったPRO4サービスクルスに対し、クローザープラスは10.5気圧まで上げられる。23Cだと9気圧くらいまであげることも多かったが、さて25Cはどんなものだろう。
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