久々の鍋谷峠
【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】
先週末は3連休だったが、土曜日は雨がぱらつき、日曜日は子供の運動会。祝日の月曜日も家族で郊外の公園に出かけることで終わってしまい、結局まともなトレーニングをすることが無かった。運動会で重い荷物を持ったりと少し無理をしたせいか、腰が具合がさらに悪化し、しばらく身体もだるかった。
今週末は明日日曜日にトレーニングを兼ねて、家族で軽い山歩きの予定。腰の調子もよくないし、一回トレーニングを休むだけですっかり億劫になり「明日も身体動かすから、今日はいいかな・・・」との思いもよぎった。なんとか怠け心を振り払って、今日も5時起床。6時半ごろ深井の自宅をスタートした。
とは言え、明日も山歩きとなれば故障の原因にもなるし、週明けに疲労が残るようなようなハードトレーニングは禁物。久々に鍋谷峠の往復だけで済ませることにした。一番数多く登り、すっかり飽きた峠だけに、乗鞍後はできるだけ避けて新ルートの開拓に努めていた。
でも、手近な地域はほとんど走り回っているだけに、新ルートということは、どうしても遠出が多くなる。しかも未知のルートとなれば、バテて帰宅できないようなことにならないように、全力アタックは躊躇してしまう。そんなこんなで、このところロングライドばかりで、ヒルクライムトレーニングの強度が落ちていた。
トレーニング不足と腰痛の再悪化もあって、ヒルクライム能力が落ちているのは感じていたので、今日は久々の全力アタックトレーニングと、能力測定(タイム計測)をする機会にした。
アプローチから脚が重く、思うように回らない。乗鞍直前のころと比較すると、ちょっとした坂でもリアコグが1~2枚軽くないと登れない。通い慣れた道で比べると、その辺がよく分かる。
いつものように、父鬼の製材所前の橋からアタック開始。今週の体調がもうひとつなこともあるが、腰痛が悪化してから、文字通り「腰が据わらない」状態でペダリングがギクシャクする。ダンシングをするとなおの事で、フォームが崩れて腕力で無理に振るような状態になりがちだった。腰を高く浮せ、体重を乗せて踏み下ろす省エネペダリングを意識するのだが、なかなか思うように行かない。
タラタラ登っているときにはそれほどでもないが、今日見たいに本気でアタックすると、ギクシャクした走りで衰えがはっきりわかる。心拍数は170以上を目標にしたが、後半は脚が保たず徐々に落ちていった。それでも峠の直前ではラストスパートを掛け、本日の最大心拍数182にまで上げてゴール。
タイムはやはりふるわず29分15秒。乗鞍直前の記録から約1分30秒近くも落ちてしまったことになる。その時は自転車が軽かった(キャリアやバッグは外していた)こともあるかもしれないが、最大心拍数が187まで上げられていたことを思うと、運動能力が落ちていることがはっきりわかる。
まあ、予想通りといえば予想通りの結果だが、残念。考えてみれば乗鞍前数ヶ月は、トレーニング後の午後や翌日いっぱい、疲労でほとんど動けないほどトレーニング強度を上げていた。一年中そんなペースでは、私の脆弱な身体(と精神力)が保たないし、家族サービスもできないので、いつか捨てられてしまう(^^;。
まあ、シーズンオフは基礎体力づくりと腰痛克服をメインに考えて、強度が軽めのロングライドを中心に、明日の山歩きのような自転車以外の運動も続けていこう。
帰路、ちょっと寄り道をして子安阿弥陀寺に立ち寄った。紅葉を期待してだったが、まだ早かったようで、紅葉しているのは庭園のもみじくらいだった。南大阪の紅葉の見ごろは、もう少し先のようだ。