141026自転車いじり [ホイール振れ取り]
今日の平城宮往復で、ダッシュを掛けた際に微妙に後輪の剛性が落ちている脚応えを感じた。チェックしてみると少し大きめの振れが発生。すでに一度、本組作業をやり直している猛虎四號の後輪だが、帰宅してから確認してみると、案の定テンションが極端に低かった1本のスポークが緩んでいる(マーキングしていたので特定できる)。
振れ自体はこのスポークのニップルを締め込めばほぼ戻ったが、再発するのは目に見えている。私の腕の限界なのだろうが、縦横の振れ取りを優先すると、どうしてもテンションのばらつきが生じてしまう。
本組をやり直してもパークツールのテンションゲージの目盛りで24.5(146.5kgf)に達しているスポークもある一方で、目盛り11というkgf換算できないほど緩いものも生じていた。さて、果たしでどうするか?
ネジの緩み止めを用いることも考えたが、今回は再度全体のテンションを上げることで底辺を引き上げることにした。全てのニップルを半回転締め込んでテンションを上げ、それに伴って発生した縦横の振れを調整していく。縦振れに関してはリムの継ぎ目に修正不能の振れがある。調整の際に意識して緩んでいたスポークのニップルを締め込み、この修正不能の振れの範囲ギリギリまでテンションを上げた。
最終的には左右0.5mm未満、上下1.5mm未満に振れを抑えて作業終了。テンションゲージは友人からの借り物だったので、今は手元に無く計測不能。とは言え、結構な高テンションになっているので、ヒヤヒヤものだ。しばらくは、これで様子を見てみよう。
緩みが再発するようなら、さらに全体のテンションを上げるのはさすがに危険だろう。ネジの緩み止めを用いるか、リムの左右を反転させて組み直すか、それとももう一本のOPEN PEOと交換するか? もう一本は組み上がった前輪状態で受け取っているので、バラす必要がある。いずれも色々問題のある方法であり、悩ましいところだ。
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