心地良き 洗車のしぶき 五月晴れ [ブルベの後始末など]
昨日のブルベ200kmで疲れきってはいたが、朝から雨中走行で汚れてしまった猛虎四號のクリーニング作業を開始。
フルサイズのマッドガードのお陰で、跳ね上げた水が身体にかかることはなかったが、雨中走行はやはり自転車が汚れる。特にブレーキシューから滴り落ちる汚水(仲間内の通称:シュー汁)の痕がひどい。
ここまで全体が汚れてしまうと、自宅でのクリーニングは大変。そこで友人宅で水洗いをさせてもらうことにした。
水洗いの前にひどい油汚れを落としておく。まずはチェーン。自社商品のBARBIERIチェーンクリーナーは、ディグリーザーを入れてクランクを回すだけでチェーンの内側の汚れまでしっかり落としてくれる。黒く汚れていたチェーンがものの1分ほどでピカピカになった。
続いて、前後ギアやディレーラー、ブレーキ、ペダル等、油汚れの目立つ箇所にフィルタークリーナーを刷毛で塗りつけていく。
油汚れを分解したフィルタークリーナーを、水でざっと洗い落として、下洗いは完了。
いよいよ水洗い。自転車専用洗剤BARBIERIバイシクリーンを吹き付け、汚れのひどい箇所はブラシでこする。
前後ホイールを外し、フレーム側はマッドガードの裏側までブラッシング。もちろん、ホイール自体もキレイにしていく。ブラッシングが終了したら、水でバイシクリーンを洗い流す。
後はウェスで水を拭きあげていく。スチールフレームを頻繁に水洗いはしたくないが、ひどい汚れを短時間で落とすためには、水洗いが効果的だ。自分のマンションでは難しいので、友人が場所を貸してくれて助かった。
すっかりキレイになった猛虎四號。注油は自宅に戻ってからするつもりだったが、薦められたので友人のオイルをもらって各所に注油。チェーンだけは注油せずに残しておく。
さらに、ワコーズのカルナバワックスを薦められたので、お試し。
のむラボさんが「指ざわりがとぅるんとぅるん」になると、超おすすめしている商品なので、入手してみたとのこと。
分離している液をよく振って均一にし、スポンジで塗布して、白く浮いてきたら拭き取る・・・うん、確かに「とぅるんとぅるん」になる。これまで使っていたフィニッシュラインのポリッシュが最近効果がなくなってきたように感じていた(20年位経つので、成分が分解?)ので、後継の有力候補だ。
友人の協力に感謝して、帰宅。チェーンルブは性能の差が大きく、他のものを使って良くても悪くてもややこしくなる(^_^;)。人のを借りるのはやめておき、お気に入りのプロゴールドを注油。スタンダードなルブと比べると、明らかにペダリングの軽さを体感できるし、長寿命で、汚れの付着もウェットタイプにしては少ない。
最後にディレーラーやチェーンウォッチャーの調整をして、整備完了。洗車時の水分を抜くためにシートピラー(シートポスト)とステムを抜いて、夕方まで逆さに吊るしておいた。
ついでに通勤車のチェーンも、パーツクリーナーで軽くクリーニングして注油。その他、各部を簡単にクリーニング。
そうこうしているうちに、野球の練習に行っていた息子が帰ってきたが、「自転車のペダルが落ちた」と言う。ずっと押して帰ってきたようだ。
最近、息子が立ちこぎすると異音がするのが気になっていたが、早いうちに確認しておくべきだった。平日は自転車を触る時間が取りづらいし、土日は一日中野球で自転車を使っているので、タイミングがなかなか取れなかった。見てみると、正確には左クランクが脱落していた。グリスアップした後に装着したのは私なので、人のせいにはできない(^_^;)。
スポーツ車でこんな事が起きると、軽合金のクランクがスチールのBBシャフトに負けて使用不能になることも多い。しかしながら、息子の自転車はクランクもスチール製。丈夫であることを期待して、300mmモンキーを使用して高トルクで締め付けておいた。
これで凌げればラッキーだが、果たして・・・。
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