雨上がり 肌に心地良し 風ぬるみ [スタンド装着、バーテープ巻きなど]
今日はちょっとだけ自転車いじり。雨上がりの空気は防寒着を着なくても寒くなく、本格的な春を感じさせる。
まずは通勤用自転車へのスタンド装着。できれば猛虎参號で使用していた、自社製品のセンタースタンドESGEオプティマを付けたいのだが、BB後ろの装着場所の寸法がタイトで、マッドガードと両立するためには、かなりの加工が必要。冬の間は寒さに作業が億劫で、ついつい先送りしていた。
オプティマを諦めたわけではないのだが、取りあえず簡単に装着できるスタンドを装着することにした。白羽の矢を立てたのはこれまた勤務先の商品である、Bikeguy QRスタンド。
QRスタンドは後輪のクイックリリース部分に挟み込んで装着するため、付け外しが簡単で、外から見える所に傷が付かない。外しても全く痕跡が残らないので、悩まずに装着できる。
単にQRに挟むだけだと、ずれてしまいやすい。QRスタンドはエンドのスリットに回り止めの突起のついた金具を差し込んで、ズレを防ぐ仕組みだ。
通勤用自転車は今や貴重ななロードエンドだが、回り止め金具は360度回転するので全く問題ない。
もちろん、ストレートエンドや正爪エンドでも使用可能だ。ただしQR式ハブでないと装着できない。
スタンド本体が真下に延びる角度で本体を装着し、レバーを締め込む。
QRスタンドを挟む分、厚みが増すので専用の長いサイズのQRが付属している。
とは言え、できれば前後でQRが変わるのは避けたい。今までのQRはナットの外側にやや長めにシャフトが飛び出していたし、エンドもスチールで薄めなので、あわよくばと試しに今まで使用していたQRをそのまま装着してみた。
一応固定できたが、ナット側を見てみると、シャフトが浅くしか挿入されていない。金属部分同士はほぼ噛み合っているようだが、一抹の不安が残る。
仕方ないので、やはり付属のロングサイズQRで装着。QRはしっかりと手応えのある固さで締め込む。これがいい加減だとずれやすくなる。
今度は充分すぎるほど噛み合った。これなら固定強度には、不安がない。
脚部の突き出しを調整するボルトを緩め、安定する角度になるよう長さを調整し、あっけない短時間で取り付け完了。
新し目のデザインなので、フレームや他のパーツとデザインが合わないが、一度突き出し長さえ調整しておけば、付け外しは30秒程度でできる。週末ライドで使用する場合には簡単に外せるので、利便性に優れている。
走行中は重りにしかならないが、街中でウロウロするにはスタンドはやはり便利だ。
これで、立てかけられる場所を探してウロウロする必要が無くなる。
続いては猛虎四號いじり。まずはフロントブレーキのセンター調整。このところ何度調整しても、しばらくするとセンターが少し右にずれてしまう。リムにシューが当たるほどではないのだが、ブレーキングするとリムが右に押されて、ホイールマグネットがセンサーに接触する。ホイールの回転に合わせてカンカンと音がするので、うっとうしいし、マグネットやセンサーが壊れてしまわないか不安になる。
シューがリムに接触しないギリギリまで左側に寄せて、固定ナットをしっかり締め込む。以前も一度やった作業なので、また再発するかもしれないが、前より締め付けトルクも上げ、ひとまずは様子見。
お次はバーテープの巻き直し。2/22の作業で2箇所も引きちぎってしまったバイクリボンのコルクプラス。
代品はすぐに手配していたのだが、面倒だったのと、ハーネステープで繋いだものが、それほど問題なく使えていたので、作業が遅くなった。
全く同じ品番の商品を手配したが、パッケージが変わっていた。私の手持ちは、かなり古かったのかもしれない。
画面左下の旧パッケージ品と見比べてみたが、少なくともバーテープ自体の外観は新しい商品と大きな差がない(若干コルクチップが多いか?)。どうせ使わないので関係ないが、バーエンドキャップや先端留めシールの仕様は、変わっている。
そんな訳で、当初の目論見通り、ちぎれずに巻けている左はそのまま使用。右だけ巻き直すことにした。
ズレやすいドロップバーの巻き始めや、巻き終わり、肩の部分には両面テープを貼っておく。
代替品は2セット調達したので、片側だけなら4回も巻けるので失敗しても安心。少しは加減したが、それなりに引っ張りながら巻いていく。
コマンドシフトも装着しているレバー周りは、毎度のことながら苦戦する。厚みがあるだけに、あまり何度も重ねると不格好に太くなってしまうのだ。
何とか難所も乗り切り、1箇所は切れ目が入りかけたが、今回は何とか1回もちぎらずに巻き終わった。やっぱり、前回の商品は年月の経過で劣化していたのかもしれない。
エンドキャップ兼用のバーエンド用ミラーを装着し、巻き終わりはハーネステープで固定して仕上げ。
気になっていたブサイクな箇所を直し、これで気持よく走り出せる。時間があまり取れなかったので、本日の作業はこれで終了。
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