大和川サイクリング倶楽部 [りんくうぶらぁ~りサイクリング]
今日は「大和川サイクリング倶楽部」の第一回イベント、『りんくうぶらぁ~りサイクリング』が挙行された。
「サイクリングの楽しみを広げ、道路を安全かつ楽しく走る人口を増やして、道路交通法を無視した暴走的な自転車乗りを無くし 安全にスポーツサイクルを楽しめる環境づくりを目指す」ための交流の場として作られたこのグループは、店の垣根を超えて複数のサイクルショップさんが世話人となっておられる。ヒザの具合が不安だったので参加表明は直前になったが、私も公私のお付き合いを通じてご協力させていただくことになった。
facebookグループとして立ち上がったばかりなのだが、初めてのイベントから30人以上にご参加頂いた。まずは、第1集合地点の長居公園に約20人が集まった。
ひとまずは参加表明書の記入と簡単な注意事項だけで、速やかに出走。
えっ、第2集合地点までの先頭は私ですか? 試走もしてないのに・・・。新婚時代はあびこに住んでいたこともあって勝手知ったるエリアだが、人数が多いだけに市街地を進むのは結構大変。予定巡航速度は22~23km/hとのことだったが、信号が多く集団の後が切れる度に停止をして、なかなかペースが上がらない。
第2集合地点のザビエル公園には、さらに10名ほどが集合しており、合計約30名の大所帯になった。老若男女の自転車乗りはロードバイクにマウンテンバイクにランドナーと、車種は様々。チームジャージも色とりどり。近隣の大阪市や堺市からの参加者が多いが、奈良方面や目的地に近い岸和田からのご参加もあった。その方は、ほぼ2往復?
今度はザビエル公園で集まった方々に第1グループになってもらい、私は第2グループの先頭。ところが第1グループは、マウンテンバイクが多いと思えない素早いスタートダッシュ。再スタート間もなく、見失ってしまった。
はぐれてしまって堺港付近をウロウロしてしまったが、大浜公園の入り口で何とか再会。グループ先導者としては冷や汗ものの展開が続く。
堤防に上って、旧堺燈台へ。実は堺に住んでいながら、ちゃんと見学するのは初めて。興味はあったが、日ごろウロウロする地域だけに、いつでも行けると後回しになっていた。
青空の下の美しい白亜の灯台は、民間資本で整備された最古の木造洋式灯台であり、商都堺のシンボルになっている。
堺探訪は続き、和菓子の河月堂さんへ。30人で大挙して訪れることになったので、私は今回遠慮したが丹波黒豆大福に栗餅、生チョコ大福・・・と惹かれる菓子が多いので、近いうちにまたおじゃましよう。
続いては浜寺公園。松林の美しい臨海公園だ。プールなどの各種スポーツ施設があり、花見の名所としても知られている。先週は泉州マラソンのスタート地にもなり、今週もランニングイベントが開かれていた。
途中参加や途中離脱も多いゆるいイベントなので、参加者全員が揃った写真は少なかったりする、この集合写真は、三脚まで持参して頂いたM本さんが撮影してくれたもの。
ここからは旧国道26号線(府道204号線)をひたすら南下。少しペースを上げ25km/h前後を目安にするが、それでも第1グループに大幅に離される。幸い、1本道なので迷う心配はなく休憩地点の岸和田城に到着。
ここもいつか寄ろうと思いながら素通りばかりだったが、今回は天守閣を臨む内堀そばまで上がった。さほどきつい坂があるわけでもなく、二の丸を模したトイレなども整備され、休憩にはピッタリの場所だった。
さらに南下を続け、またも鬼引きの第1グループに離される(^_^;)。無理に着いて行くと信号で後ろが切れてしまうし・・・。
曲がり角では案内役を残していてくれたので、案内通り曲がる。ただ、予定コースより内陸のコースだったのでどうするか迷ったが、予定通りのコースに戻り、海沿いの田尻スカイブリッジを渡ることにした。
続いて泉南マリンブリッジも渡ったが、青空の下のこれらの橋からは関西空港から遠くの淡路島まで見晴らせて絶景。上るのがチョット大変だが、自転車向きの良いルートだ。
橋を降りて本日3回目のコースミス。目的地をよく確認しないまま、同行の方の案内を鵜呑みして岡田浦漁港へ。ところが第1グループの姿は見えない。実は目的地のFisheman’s House 漁師ん家は「岡田浦漁協直営海鮮レストラン」ではあるが岡田浦漁港にあるわけではなかったorz。
冷や汗をかきながら、それでも怪我の功名で通ることになった海沿いの道はマーブルビーチに面して美しい風景。
ようやく辿り着いた、せんなんわくわく広場サザンぴあ。その中のレストランが漁師ん家だ。
私のコースミス三連チャンもあって、すでに13時過ぎ。それぞれで注文するが、かなり混み合っており、「15分から20分かかります」とのことで待ち遠しいひと時。
私は穴子天うどんを注文。穴子天丼にも惹かれたが、揚げ物プラスご飯ではちょっと重すぎて午後の走りに差し支えるかと思ったからだ。とは言え、うどんも巨大なあなごが二尾ど~ん。・・・充分に重い(^_^;)。
お味は待ったかいのある美味しさで、これで650円は安いだろう。他にも穴子天丼や海鮮丼など、それぞれが迫力のある料理で中には食べきれない方も。
お腹のふくれた後は青空の下の美しい浜辺を見ながら、しばしのんびり。日なたは結構暖かく、気持ちのいい天気だった。
少しだけ霞んでいるが、空も海も青く、意外ときれい。沖合の関空から飛び立つ飛行機は、青空に溶けていくように消えていく。
ここから、一部の方々は山手に向うため別行動。私を含めた10数名は、往路とほぼ同じ旧国道26号線(府道204号線)を引き返した。帰路は私が再び全員の先頭を引くことになったが、周りはほとんどカーボンロードバイク。スチールバイク乗りとしてはプレッシャーが強く、ついつい一生懸命走ってしまった。速度は行きと大して変わらず25km/h前後だが、ゆるい向かい風なので行きよりは体力を使う。後で聞くとペースが早くて大変だったとの感想もあったし、後ろの班を大きく引き離してしまった。これまた失敗の巻。
紀州街道に入り、予定休憩地点の石津太神社で後ろの班を待ったが、後続は旧国道26号線をそのまま北上したとの連絡が入った。
慌てて再出発し、御陵前交差点で無事合流。徐々に参加者が途中離脱していき、人数を減らしながらも十数名がスタート地点の長居公園に戻ってきた。
時刻は17:20頃。薄暗くなってきた中で、無事(?)に大和川サイクリング倶楽部の初めてのイベントが終了した。個人的には度重なるコースミスに早すぎるペースと、お恥ずかしい失敗が続き、冷や汗をかき通しだった。幸い、天気は上々で、心配された風もそれほど強くなく、帰路も大きな妨げにはならなかった。色んな車種の自転車乗りが、それぞれの楽しみ方をしていただけたなら幸いだ。
立ち上がったばかりのグループだが、初回から約30人の参加者を集めた上々の滑り出しだった。大和川サイクリング倶楽部ではすでに7月まで毎月イベントが予定されている。次回3月の箕面-池田ふらぁ~り&能勢妙見山記録会は、自分の脚力や好みに合わせて硬軟2コースを選択できるイベントになるとのこと。残念ながら次回は参加できそうにないが、今後もできる範囲で運営に協力していこうと思っている。
■コースマップ
・ルートラボ http://yahoo.jp/WFCRBE (誤停止修正済み)
・Googleマップ http://goo.gl/maps/1FNVB (一部誤停止あり)
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録 http://p.tl/ZesF
スタート : 2014/02/23 9:10:42
完了 : 2014/02/23 17:20:10
バイクタイム : 2:41:19
停止時間 : 5:27:12
距離 : 73.07 km 82.8
平均スピード : 時速 27.18 km
獲得標高 : 356 メートル (ルートラボは913mを記録)
カロリー : 1594
今月の累計走行距離 : 496.14 km
今年の累計走行距離 : 769.70 km
POLAR CS200CADの記録
走行距離 : 78.6 km
計測時間 :8:30:48
平均速度 :20.3 km/h
平均ケイデンス :81
最大ケイデンス :106
走行時間 :3:52:31
累計走行距離 :8401.9 km(2010年12月10日より)
※心拍計不使用
[…] 大和川サイクリング倶楽部 [りんくうぶらぁ~りサイクリング] […]
[…] しばらく孝子越街道(紀州街道)に当たる府道250号線を進み、岡田浦駅付近を過ぎたところで海に向かって泉南マーブルビーチに出た。亡くなったアビィワンの大塚氏が企画した大和川サイクリング倶楽部の第一回イベントで、ここに訪れたのは2014年のことだった。2018年に大阪府で初めて「恋人の聖地」に認定されたとのことで、ハート型のモニュメントが設置されていた。 […]