131207今日の整備 [スポークテンション下げ]
思い浮かばなかったので、今回は表題の句は省略。
先週の作業で猛虎四號用の軽量ホイール(SLマイクロライト+CTL-385/370)のリム換装作業を終え、ピンチヒッターの重量ホイール(シュパーブプロ+MA40)を新通勤車に戻した。
とは言え、リアホイールを組んだ後にスポークテンションを計測したら、約150kgfという高めのものもあったことが気になっていた。換装前のリムは、テンションの上げ過ぎで止めを刺した可能性もあるので、実走前に一度テンションを下げることを決意。テンションを上げるのはいつでも上げられるし、壊れてからでは遅い。
せっかくタイヤ類までセットしたホイールだが、精密な振れ取りのために外して、振れ取り台にセット。左右ともに全ニップルを1/4回転ずつゆるめてみたら、それだけでも10~20kgfくらいテンションが下がる。上限130kgfを目標にしていたので、緩めすぎなくらい。
均一に緩めても、結構縦横の振れが生じるので、センターをチェックしながら、改めて振れ取り。何度かスポークをしごいてねじれを戻しつつ作業を繰り返す。
振れを継ぎ目の段差以内に抑えて終了し、フリー側のテンションを計測してみる。結果、20~23の目盛り(89~124kgf)の範囲。平均約105kgfは、作業前より約15kgf下がった。ちょっと下がりすぎた感もあるが、1/4回転でさえこれなので、これ以上細かい調整も難しい。
一方、反フリー側は16~19の目盛り(59~80kgf)の範囲で平均約67kgf。こちらもちょっと下がり過ぎの感はあり、理想を言えばもう少し上げたいところ
約20年前の超軽量リムなので、テンションはやたらめったらとは上げられない。テンションが高過ぎるよりはリスクが少ないので、取りあえずはこれでしばらく走ってみよう。その上で、ニップルの緩みを生じたり、剛性に不満を感じたらテンションを上げ直すことも検討する。
ひとまずは、猛虎四號はフロントリムをわずかに軽量化して、戦闘態勢を回復した。これで体調が戻れば、もっと楽しめるのだが・・・。
この後、ついでに猛虎四號の前輪や、新通勤車の後輪の振れ取り、ヨメさんのママチャリの整備なども行い、午前中で作業終了。
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