夏空の 峠涼やか 朝ぼらけ [千早峠(金剛トンネル)-紀見峠]
いよいよノリクラ本番までひと月を切った。毎度同じ出だしだが、少しでもトレーニング強度を上げて行きたいので、今日は吉野山地に足を踏み入れ、富貴集落まで行けないかとプランニング。
例により、友人に付きあわせて6時出走。R310を河内長野方面へ向かい、まずは千早峠(金剛トンネル)を目指す。河内長野駅は7時頃到着。トイレ休憩の後、毎度のごとく駅裏の諸越橋からアタックを開始したが、今日は後に厳しいコースが予定しているので、心拍数160未満の抑え目のペース。
観心寺近くの温度計は21度を表示。先週末や水曜のことを思うと、ずいぶん涼しく走りやすい。空は青く、雲は白い。気持ちのいい天気だ。
一発目の千早峠は50′47″で到達。調子が良いときに全力アタックをすれば50分を切るが、今日は抑え目のペースの割りにはまあまあ。友人も2分と開けずに到着。時刻はちょうど8時頃。
五條に向かって降りていく途中の定点観測地点。7/20のトレーニング時ほどではないが、空気が澄み、吉野山地や吉野川を見晴らせる。青空と白雲のコントラストの美しさは前回以上。
遅い車に前を塞がれたりもしたが、気持ちのいいダウンヒルで五條市街へ。
五條駅付近でJR和歌山線を乗り越え、R24との交差点をそのまま直進してR168に入り、吉野川を渡る。川面のせせらぎも、行く手の山々も美しいが、時刻はすでに8:30を回った。
昼までに帰宅するためには、単純に時間で割ると9時には折り返しということになる。あと30分で富貴まで到達するのはどう考えても難しい。コンビニで補給しながら、当初のプランは断念することにした。3年前に行った時も午後までかかったし、やっぱり午前ライドで富貴到達は無謀なようだ。いずれ、機会を改めて再チャレンジしよう。
標高の低いところまで降りて、陽も高くなると、先程までと一転して非常に暑い。水曜ほど湿度は高くないが、停まっていると日差しが痛いほど。
帰路は紀見峠を越えて帰阪するつもりだったので、ショートカットルートは県道55号線を通れば楽。とは言え、先ほどの千早峠で抑え気味だったので、もうちょいトレーニングに向いたルートの方が望ましい。そこで、県道55号線の少し山手にある恋野の広域農道を通ることにした。
この農道は道がキレイなのに交通量が少なく、景色も良い。ただし、アップダウンが連続するので、体力的に余裕が無いとかなりキツい。
特に上りはできるだけペースを上げて、インターバルトレーニング的に走る。急傾斜は少ないが、時には12%の勾配表示も現れる。幸い下り側だったが。
北側に先ほど越えてきた金剛山、南側には吉野山地の景色が目の保養。あじさい園などもあり、もう少し早い時期に来ておけばよかった。
県境を超えて和歌山県に入り、しばらくするとひと下りして県道55号線に合流。吉野川から紀の川に名前を変えた南岸を快走。
橋本橋を渡って橋本駅付近を抜けてR371に入り、大阪に向かって上り始めたが、予定変更のお陰で時間的に少し余裕ができたので、久々に芋谷の手掘りトンネルを見に行くことにした。
明治時代に開削されたらしい手掘りのトンネルなのだが、トンネル内で崩落があったために通行止めになって久しい。
通行止めになっているのはR371旧道沿いのこの看板で認知していたが、2008年に見に行って以来もう6年もこのままだ。
久しぶりにトンネルに向かったが、途中の芋谷の棚田に新しい案内板が立っていた。
棚田は青々とした稲がきれいに並び、こまめに手が入れられていることがわかる。今でも現役で大事にされているのだろう。
枯れ枝や落ち葉が散らばるコンクリートの道路をしばらく走ると、芋谷のトンネルの前に到着。
6年前に来た時より厳重なバリケードが築かれ、ネットまで張られている。恐らく、侵入する人が絶えなかったのだろう。
ただ、ライトで照らして中を伺ってみると、崩落が以前と比べて大きく進んだようには見えない。6年以上も閉鎖し続ける必要があるのだろうか? 話のネタとしては、早期に復旧させて欲しいものだ。まあ、反対側はダートなので、通行止めが解かれてもナロータイヤで進むことはないだろう。
ちなみに、これが通行止めになる前に反対側から撮った画像(2006年07月29日撮影)。トンネルに至る道は、途中から軽自動車がやっと通れるくらいの細いダートだった。引き返すのが癪で上りつめたらこのトンネル。やむ無く突入したが、人気のない真っ暗なトンネルは一人では非常に怖かった。大学時代の先輩たちが房総半島の手掘りトンネルを探索しているが、勇気があるなあというところ。
来た道を引き返してR371旧道に戻り、ひと上りして紀見峠へ到達。大阪側に下って12時少し前に帰宅した。
今日のライドで後輪が一周するごとに、カチ、カチという異音が鳴り続けていた。タイミング的には先週の後輪の組み直しが影響している可能性が高いだろう。ペダリングしている時にも鳴り続けているので、フリー関連ではない。ブレーキシューのクリアランスも充分。しかも、体重をかけずに(自転車後部を持ち上げて)車輪を回すと、異音は止む。
今のところ、はっきりした原因は謎だが、以前同じような現象が生じた時には、割れたリムのかけらがリム内で動いていたことが原因だった。いずれにしても、リムは早めに交換したほうが良さそうだ。現行品ではCTL-385のような軽量アルミリムが見当たらないので、重量増もやむ無しだろうか。
帰宅して体重計測すると、本日は56kgちょうど。食事前の瞬間的なものだが、ちょっと落ち過ぎかも。
トレーニング直後は脂肪より水分が多く失われてるせいか、体脂肪率はむしろ上がるものだが今日は14.9%と15%を切ったのも良し悪し、過度のダイエットはかえって運動能力を落とすし、抵抗力も落ちるので、用心しなければ。
■コースマップ
・ルートラボ http://yahoo.jp/1ids8y
・Googleマップ http://goo.gl/maps/g0tso
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録 http://p.tl/Sqlv
スタート: 2013/08/03 6:07:12
完了: 2013/08/03 11:54:19
バイクタイム: 3:53:17
停止時間: 1:53:46
距離: 87.10 km
平均スピード: 時速 22.40 km
登り: 1323 メートル (より正確と思われるルートラボは1649mを記録)
カロリー: 1972
今月の累計走行距離: 239.33 km
今年の累計走行距離:3462.72 km
POLAR CS200CADの記録
走行距離: 94.2 km
消費カロリー:1656cal
計測時間:5:47:05
平均心拍数:122
最大心拍数:173
平均速度:22.8km/h
平均ケイデンス:79
最大ケイデンス:128
心拍数ターゲットゾーン:130-152
ターゲットゾーン以下時間:4:26:12
ターゲットゾーン内時間:0:54:21
ターゲットゾーン以上時間:0:26:32
走行時間:4:08:55
累計走行距離:6714.3 km(2010年12月10日より)
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